何者
🌟主演
出演🌟
山田孝之 ほか
※amazon・primeで視聴し参考にさせて頂いておりますが、基本的には個人的な感想記事です。
※かなりの確率でネタバレ
すみませんm(_ _;)m
「今、何を観ようか?!」となった時、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
※「一覧で表示」にすると作品一覧として見れるような書き出しにしております。
映画化=三浦大輔監督
就職活動をする中で分析から自分と向き合い紐解いていく物語(個人的感想)就職にまつわるセオリーを辿りながら、大学生同士の本音と建前を詳細に描いている。若手の俳優が集まっていて、それぞれが個々の描写を上手く表現している。そのせいか、時おり人の裏側がかいまみえて恐怖心を煽った。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
重厚感のあるBGMで始まり、ナレーション⁉️が入る。就職活動の極意⁉️ともとれる言葉が並ぶ。「一分間140字で短く簡潔に自分を表現する」
バンドのメンバー3人揃って単位が足りず1年留年したコウタロウ(菅田将暉)の引退ライブ会場。タクト(佐藤健)は2階からステージ上のコウタロウを見下ろしていた。名前を呼ばれ振り返ると、そこにはミズキ(有村架純)が微笑んでいた。大学入学当初からミズキに好意を持っていたタクトは久しぶりの再開に目が合わせられない。1年間の留学から帰国したばかり、話はいくらでもあるはずが、お互いのスーツ姿で就活中を意識しただけ。「コウタロウ歌上手くなったよね」「タクト君の舞台もまた観たかったな」のミズキの言葉に何も言えないタクト。
その時の光景を回想していたタクトにカフェでバイト中の先輩(タクトが所属している演劇サークルの先輩)=サワタリ(山田孝之)に話かけられて我に返る。理系の院生であるサワタリの「院生の内定枠で推薦ゲット」を羨むと、「卒業するのが大変なんだ」と窘められる。すでに共に引退している演劇に、夢中だった頃をタクトは思い出していた。
帰宅した部屋で同居人が出迎える。家賃を浮かせる為にコウタロウとシェアしているのだ。茶髪を黒髪にし、すっかり就活へシフトチェンジ。2年目の就活で慣れた感じに説明会場へ入るタクトにコウタロウが続く。
2人が帰宅するとミズキが訪ねてきた。一緒に留学していたリカ(二階堂ふみ)が上の階に住んでいると言う。自己紹介をしたばかりなのにコウタロウとリカが意気投合で「作戦会議本部」の発足。タクトの経験から今後の「傾向と対策」を語り始めると、リカが被せるように発言。対照的な発言と、😳もう⁉️Twitterにアップしている📸に気付きひっかかるタクト。そこにタカヨシ(岡田将生)が帰宅⁉️
リカ{私たち一緒に住んでるの...
と、笑顔に
一同(・・;)えっ⁉️
しばし固まる...。
同棲3週間のホヤホヤで、タカヨシは1年間大学を休学していたと言う。どこか就活している者を小馬鹿にしているタカヨシの態度に、リカ以外の3人は気分を概していた。
別の日サワタリ先輩の部屋に訪れたタクトは、元劇団員の現在の舞台話を耳にする。「1から物を作る」に一緒に力を注いで脚本作りをしていた相手だった。ずっとTwitterやFacebookを追いかけては攻撃的なラインを本人宛に送信し続けていたタクト。怖いくらい執着している、その姿は狂気に満ちている。
唯一TwitterもFacebookもやっていないサワタリ先輩以外の全員。タクトは片っ端から知り合いの呟きなどを読みあさり、自分勝手に分析する事が癖になってしまっていた。
ある日「裏のアカウント」がリカにバレた。タクトが綴ってきた斜め上からの分析。コレクションの数々。ダリの絵のように歪んだ2つの心の声が溢れだす。リカは絞り出すようにタクトへの分析を投げつける...。
ミズキの家庭の事情や、全員が大学5年生と言う奇妙な出会い、本性がチラホラ...。表面を取り繕う、ほころびが出始めたら行き着く所まで止まらなかった。肉付けになるエピソードを絡めながら、全てがフラットになった時、タクトは何を思ったのか...。
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アカウント1つから色んな情報が分かってしまう。「知りたい」と思うエネルギーは想像を越えるもの。「女のカン」のように...。思いもよらぬ所から、ちゃんと行き着いてしまう🤔不思議ですね
全く関係のないようにみえて、私にとっては「戒めの映画」となる。前回の視聴時よりも、より一層情報漏洩の怖さを感じた。実際自分もいざとなったら探偵になれるのでは⁉️と思ったことがある。そんなところで発想の転換を発揮するのは情けないと思う。これからの日常に、そのような状況が起こらない事を切に願います。
今日も拝読を
ありがとうございました🍀🤗