nyanko観た映画たち🎬️タイトル保管

時々アニメやドラマ…その他も視聴 🍀✨🤗

大統領の料理人 🌟カトリーヌ・フロ主演の洋画を視聴しました🍀

大統領の料理人
(吹替版)
🌟洋画
🌟主演
🌟カトリーヌ・フロ

🌟2013年🌟95分

★出演者★
ジャン・ドルメッソン
イポリット・ジラルド
ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

船の上での撮影隊が悪戦苦闘し、船外での撮影を断念した。上陸すると見慣れぬ女性が...そこには大統領官邸で料理人をしていたとされる女性シェフが居たのだ。


車が移動した先はアルフレッド・フォール科学基地。到着するや...女性はシェフの顔になった。厨房でテキパキと働きスタッフに的確な指示を出している。撮影許可を求めたが即、断られてしまう。明日の夜のディナーに向けて鴨をさばくので忙しいらしい。


時は戻り...
土地勘のない運転手の車を待つ女性が気をもんでいた。どうやら道に迷っているらしい。やっと到着し知事の代わりの者がドアを開ける。社内で段取りを打ち合わせするが、時間が気になり会話がちぐはぐ。足早に移動し目的地に辿り着く。


何だか話は大事になっていく...。整理すると、フランス大統領官邸のエリゼ宮でプライベートな料理人となって欲しいと依頼されている様子。オルタンス・ラボリは片田舎の小さなレストランを営み。自己流の簡単な料理を提供している。自信がないと辞退したが、いわゆる「お袋の味」が採用の決め手だといわれ戸惑う。


何とかして断る口実を探すが、きっと解決策があると説得され根負けした。エリゼ宮の厨房ルールを聞きながら官邸内を案内されていく。年間7万食を24人で作り調理道具は1時間半磨く...と厨房に辿り着いた。同僚の顔合わせも兼ねて順番に挨拶していくが、歓迎はされていないようだ。どうやら見えない壁が存在するように握手さえ拒む24人の敵。


ラボリの調理場まで行き着くと助手になるニコラボボアが待っていた。やっと好意的な態度の人間に出会えた。ジャンマルク給仕長に挨拶が済むと、今度は官邸ルールの説明。ここで耐えかねたラボスは遮った。誰も料理について教えてくれないからだ。


大統領の食事の好き嫌いが知りたいと給仕長に積めよったが、回答は得られなかった...。賄い室へ戻ると厨房の同僚達が勢揃いしていた。皆が興味津々で注目の的。席に着くと噂が一人歩きしていることを知る。そしてフォアグラを扱い伝統的な郷土料理を教えていたと語る。


日本やアメリカの若いシェフを相手にし料理学校で教えていたと話しても鼻で笑われた。二度とランチを共にしたくないとニコラに愚痴をこぼす。悪い人たちでは無い...ただ無礼なだけ...と。


時が経ち、海辺を走るラボリを見つけたオーストラリア人の撮影隊は慌ててカメラを回す。だが、バッテリー切れ😱残念ながら映像は撮れず。ラボリはジャックに自分への撮影を中止させろと詰め寄る。基地での最後の日を邪魔されたくないと...。


現在と過去時間軸が行ったり着たり...。今度は官邸のシーン。ニコラと共に6人前の食事の準備に取りかかる。敵に塩を送る...。同僚は敵。ラボリは試されていた。


ある日大統領から声がかかる。シンプルな料理を作って欲しい。素材の味。祖母の味を期待された。思いの外話が弾みラボリのエンジンがかかった😂素材も自分で調達する許可を貰い、走り回った。とても生き生きとした張りのある毎日だった...。


初めは楽しんでいたラボリ。大統領からの心を直接感じとれたから。助手のニコラとのキャッチボールも息がぴったり。最高のパートナーへと成長していく😆だが長くは続かなかった...。官邸の体制が変わるとラボリにとって、とても窮屈なものへと変わってしまう。ソース1つをとっても揚げ足をとられる。そしてラボリ自身をも否定されていく。


一方基地でのディナー会場では、撮影を拒んでいたラボリがジャーナリストと乾杯をしていた。この回想と現在のシーンの往復には深い意味が存在していた。ラボリにとって必要な地だったのだと、後に明らかになっていく。


片田舎の小さな自分の城でレストランを営み評判になると、大統領の元で料理人として活躍。そして基地での給食作りに辿り着く。オルタンス・ラボリ。スピード感の溢れる力強い走り。マダム・オルタンス...また会える。別れは言わない...。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

食事が大事
心に刻まれた🍀

実話とは異なるようだ。1988年にフランス大統領の専属料理人に指名されたのが、ダニエル・デルプシュ。初の女性シェフで自伝記を映画化したよう。ペリコールという片田舎で小さなレストランを自宅で営む。


そして、フォアグラの生産に携わりながら伝統的な郷土料理を「料理学校」で教えていたという。年齢や立場に関係なく全ての人に家庭料理を。誰が食べても美味しい懐かしい料理を目指していた。拘りの為にコストは多少かかってしまうが...満足のいく料理を追求した。


皆の中に存在する母の味を大切に引き出す。プロ意識の高い料理人だと。同姓目線でも素敵でした🍀💖


ちょっとネタバレが過ぎた気もしますが...。感情の起伏を綴ることよりも、淡々と日々を綴る感じだった。派手さはないけど、心に染みる映画でした。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

今日も拝読をありがとうございました🍀✨🤗

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