🌟2019年🌟129分
★出演者★
中尾暢樹
瀬戸利樹
岩谷翔吾
菅原健
小平大智
浅香航大 ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
神聖なる道場。ここは...。
「坂東道場」少し強面な中年の男性が腕組みをし見守る中、リズミカルな太鼓の音と共に、女子の部の試合が行われていた。熱量がこもった応援を弟から貰い一本を勝ち取る。
次の試合に立った弟は一瞬気持ちが切り替わったような目をした...そしてそのまま逃げ腰になり、倒された瞬間...鈍い音がした😱弟の名はハルキ(横浜流星)この時の試合が最後になるとは...。
時は流れてハルキは大学生になり、キャンパスを歩いている。新入生を獲得しようとする者。チラシを手にキョロキョロする者が混在している。
一方、祖母の元を訪れるカズマ(カズ;中尾暢樹)が、意図して明るく振る舞っている。ここは病棟。嬉しそうに微笑む祖母。(カズは前出の試合にハルキのとなりに居た)
ハルキは怪我の検診に訪れた病院を後にする。すると後方から自転車のカズに呼び止められ2人乗りに。肩の怪我が良くなってきているのに喜んでいる様子ではない。そのまま胸の内をカズに吐露した。
いきなりカズが柔道を辞めると言い出した。驚いて反射的に引き留めたが、やりたい事があると聞き気持ちが揺れる。夕食の席でカズの話題になると姉(ハルコ;清水くるみ)は勿体ないと言い出す。便乗しようとしたがタイミングを外し、結局自分の事は家族に話せなかった。
こうなるとカズが眩しく見えてしょうがない。どんどん生き生きしていくカズを羨ましく思い始める。カズの母親がチアの経験者だと知ると残っていた映像を一緒に見る。一から立ち上げた母に習い、自らも男子チアを立ち上げようとしているカズ。
カズの強い意思につられて、トン(トオノ;小平大智)とミゾグチ(浅香航大)とで気付けば4人になっていた。ここからは早送りのように段階が進み、イチロウ(菅原健)とゲン(岩谷翔吾)も加わりレベルが上がって行く。順調に形になり始め楽しくなってきた。
途端にケジメがついていない柔道への後ろめたさが大きくなる。見透かされたように姉から詰め寄られ勢いのままチアをやりたいと口に出す。カミングアウトに二の脚を踏んでいたのを笑ってしまうほど呆気なく踏み出せた。
姉の理解には時間がかかるかもしれないが、後ろを振り返らず前を向いて歩き出すハルキ。最後の1人(トクガワ;瀬戸利樹)が演技に至るまでには、もう少し時間が必要だ。その間に即席チームがチームとして機能するまで、楽しいだけでなく尖った角を丸くしていく。
チアの事だけではなく、普通に大学生として各々に悩みもコンプレックスもありる。発表までの焦りもある。その中で個人では無理だったかも知れないが、チアを通したチームメイトと共に成長していく面々。
世界は自分の知らないことで溢れている。気付いて始めて成長も分かる。スポ根のセオリーかもしれないが、見せ場は見せ場として華やかに演出されている。
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チア☆ダンのようなハイパーな物語と比較する気はない。単純に男子チア物語が珍しく視聴に至った。横浜流星さんの知名度も要因ではあったが、爽やかな躍動感を求めていた。期待を裏切られず満足しております😁
😳それにしても...横浜流星さんのマツゲですよ!美容液つけました⁉️と突っ込みたくなるほど立派なマツゲ。リアルに女姉弟がいた場合、モデル級かと...🤭アップになるたび目線が...(笑)
カズ役の方はジャニーズの佐藤勝利君と見間違えてしまいそう🤔
危ない危ない❗️
ガチャガチャしたキャラが煩くなくて、心地よい作品でした🤓
そうだ!「タンブリング📺️」を連想し、体操からチア。何故か時代を感じてしまいました🤭
さらに余談ですが、個性的な役や魅惑の女性役のイメージを勝手に持っていたので、伊藤歩さんの清楚な指導者役が新鮮でした🤭ファンの方には失礼しました💦
城田優さんとのロミジュリで清水くるみさんを認識していたので、女優さんモードが衝撃でした。とても自然だったので、直ぐには気が付かなかったほどです。
総じて...映画に納めるには、カットされた部分が沢山あったかと思います。それだけは残念に思います。前後編とかなんとか...。
「桐島、部活やめるってよ」では題名にインパクトがありました。朝井リョウ原作の第2段と聞いて、何となく納得のいく映画でした。抽象的な感想になってしまいますが、青年向けの青春物語で楽しめました。
※偉そうだったら
すみません...。
そして、小説ファン。アニメファンの方々。今回の視聴を機会に、縁があったらそれぞれ体験してみたいと思っています。
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今日も拝読をありがとうございました🍀✨🤗
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