海街diary
🌟邦画
🌟主演
🌟綾瀬はるか
🌟長澤まさみ
🌟夏帆
🌟広瀬すず
🌟2015年🌟127分
★出演者★
坂口健太郎
加瀬亮
鈴木亮平
前田旺志郎
キムラ緑子
大竹しのぶ
堤真一
風吹ジュン
リリー・フランキー
樹木希林
池田貴史 ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
家族を捨てた父が、のこしてくれた家族...。
香田家の三姉妹、長女の幸（綾瀬はるか）は朝からイライラ...原因の一旦は次女の佳乃（長澤まさみ）の朝帰り※恋人の藤井朋章（坂口健太郎）は、ほぼ佳乃のお金で生活している。男運が無いらしい。三女の千佳（夏帆）は、のほほん娘で世話がやける。
父親が亡くなり奥さんは既に亡くなっている為、娘が一人残されている...と親戚から葬儀の連絡が来たと妹達に伝える。つまり自分達の妹、四女ということになる。幸は夜勤仕事の為、佳乃と千佳が葬儀に参加することになる。スズ（浅野すず；広瀬すず）が駅で出迎え、道なき山道を案内した。
山形の立派な温泉旅館に到着し葬儀の会場へ。血縁の無い３人目の奥さんと連れ子の世話をやく、しっかりした妹に姉妹は驚く。友人に車で送ってもらったという夜勤明けの長女が間に合った。15年ぶりの父との再開は会話の無い物悲しいものだった。大勢の弔問客をみて幸は「優しくてダメな人だった」と呟いた...。
今の奥さんは子連れなのに何も出来ない世間知らずな人で、弔辞をスズにやれと言う。見かねた幸が大人のふるまいをしたのが余計に疎まれ、あまり居心地の良い場所では無かったので、姉妹は早めに帰り支度をした。この幸の振るまいがスズには、とても嬉しかった。
姉達の幼少の写真を手渡すために、スズが追いかけてきたので、幸が「一番好きな場所」を聞くと、スズが案内した場所は、どこか鎌倉の景色に似ていた。電車に乗り込んだ幸が、スズに鎌倉で一緒に暮らす提案をしたが、妹達も反対はしなかった。扉が閉まる頃にはスズの気持ちは決まっていた...。
数日後、鎌倉の古民家に到着したスズは、そんなに多くない荷物を運び込む。祖母の妹である大叔母（樹木希林）は、幸達の家庭を壊した人の娘だとスズを批難し最後まで反対していたが幸は揺るがなかった。スズがサッカーチームの入団テストに合格し、幸の同僚である井上（鈴木亮平）監督の元「湘南オクトパス」の一員になった。サポーターの千佳と恋人の浜田（池田貴史）が終始見守っている。
些細な事で姉妹喧嘩しながらも、四人姉妹で毎日を楽しく過ごしていたら、いつの間にか季節が変わっていた。幸は職場の病院で幼少期から世話になっていた「海猫食堂の店主」二ノ宮さち子（風吹ジュン）と出くわす。同じ頃、上司（キムラ緑子）から移動の話を貰い医師の椎名和也（堤真一）に相談する。夫婦関係に事情のある椎名と幸は交際していたのだ。
佳乃の恋が終わり、お酒を飲みひとしきり暴れていた。騒ぎに紛れ焼酎入りの梅酒をスズが飲んでしまって大慌て。そんなこんなで佳乃の酔いは覚め、ちょうど銀行の窓口業務から配置換えがあり、仕事に生きると張りきり出す。
皆で障子を貼ったり海を散歩したり...。賑やかだけど穏やかな女四姉妹の日常が、とても愛おしい日々になっていった。それもスズが一緒に暮らし始めてから変化のあった一面だ。
四姉妹を捨てた母親との再開に心を乱されるが、そこは親子は親子。ここでもスズ効果が...。幸が人生の岐路に立つ。姉妹も姉の幸せを願い見守る。佳乃、千佳、スズ。各々の成長が見える出来事が起こっていく。
立場が変われば感じ方も違う。時間と共に風化する事も...。人間の生き様と死に様。先に逝く者と残される者。「美しいモノを美しいと感じられる喜び」四姉妹らしく受け止めて生きていく...。
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今回で4回目の視聴になるかと思います。初めは主役を張る女優陣にしては地味な映画だったな...と感想を持った。だが、回を重ねる毎に変わって来た気がする。
今回の視聴では...。観る側の環境によっても、感想は変わるものだという事が分かった。それが成長の過程だったのかもしれないと、今だから思える。
ここで涙する⁉️なんてことも...。年齢を重ね、涙腺が緩んでいるのも確かですが、それだけではない。許せる事が増えたからなのか...。目線が変わる事で色んな道が作れるのだと...。
きっと、これからまた数年後に視聴したら、また少し違った方向から観れるようになるのだと思う。良いか悪いかだけではなく...。
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一週間が始まる前夜に、穏やかな気分になれた事が、今の私にはとても重要なんだと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました🍀✨🤗
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