セーラー服と機関銃
~卒業~
🌟邦画
🌟主演
🌟橋本環奈
🌟長谷川博己
🌟2016年🌟119分
★出演者★
榎木孝明
安藤政信
大野拓朗
宇野祥平
古舘寛治
鶴見辰吾
伊武雅刀
武田鉄矢
北村匠海
岡田義徳
柄本時生 ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
授業中は爆睡、男子とも無邪気にジャレ合う。どこにでも居る普通の女子高校生、星 泉(橋本環奈)学校の帰り道で月永(長谷川博己)にオープン割引券を手渡されたれ、何故か妙に月永の事が気になった。
商店街の一角で「めだかカフェ」の店長をしている泉。3人の従業員は変わり者。泉の事を組長と呼ぶ。早い話が目高組の四代目組長なのだ。
泉は両親を亡くし、父親がわりだった伯父の星 嗣夫(榎木孝明)が目の前で銃撃され、死後初めて伯父の素性を知る。シキタリにのっとり跡目を継ぎ浜口組の襲名式に乗り込んだ。そして機関銃を乱射して仇を打った。絆された浜口の兄貴分が取り成し浜口組が手出ししない代わりに目高組を解散するという協定を結んだという。
だが、ここに来て雲行きが怪しくなってきた。泉の処に相談に来た同級生の話を聞き、インチキモデル事務所に乗り込んだ。悪徳社長に詰め寄ると浜口組の名を出してきた。泉は浜口組の組長に「協定破り」を噛みつくが、反対に「麻薬入りクッキー」を突きつけられた。
何かの力が働いている事に気が付いた月永が探りをいれていたが、一歩早く第三勢力となる堀内グループが動き出した。前組長に毒を盛り組織を乗っ取った安井(安藤政信)今度は街を乗っ取るつもりだ。市長選に出馬した、くさかべ(鶴見辰吾)も既に駒の一部。
安井は浜口組から乗り換えてきた所轄の刑事、真淵(古舘寛治)と共に浜口組の組長=浜口(伊武雅刀)の元へ宣戦布告に訪れた。初めて陰謀に気付いた様子で慌てていた。月永は黙って様子を伺う。
泉は「麻薬入りクッキー」の販売ルートを調べ警察に通報するが真淵はまともに取り合ってくれない。街の住民からは「暴力団追放」を呼ばれ土井は傷害罪で逮捕されてしまう。泉は月永からの提案に乗る決意をする。月永もまた、浜口が安井に屈っした事で組に見切りをつけ独自に動き始める処だった。
泉は月永と麻薬クッキーの売人に会いに行き証言を録音していると急に2人組に襲われた。そしてインチキモデル事務所の社長は命を奪われたという。泉の中で何かが外れた...。
さぁ反撃だ!と目高組を名乗り、安井の元へ...。だが
、ここまでの全てが安井のシナリオだった。泉は月永と共にハメラレタのだ...。目の前で次々に息絶えていく...。最悪の事実まで突きつけられ泉は崩壊していく...。
そして誰もいなくなった...。
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赤川次郎原作とは大筋は残し、映画用に多少演出施されている様子。スピンオフとも違い、アイドル映画ほど注視されている訳でもないように思う。まさに「これは、これ」なるべく比較せずに...を心がけて視聴に望んだ。
...が。どうにもならない切ない感情が今も残る「長澤まさみ編」は、「星 泉」という名で嫌でも吸い寄せられてしまった。せめて泉の名前は変えて欲しかった。泉の娘役では、どうしていけなかったのかが知りたいと思った。橋本環奈さんなら中学生までいけたのではないだろうか🙄
もともと橋本環奈さんの演技が観たかったので希望は達成されている。なのでこれ以上の立ち入りは控えようと思います。
橋本環奈さん=安達祐実さん。低身長なことも共通点ですが永遠の女子高生っぽい気が...🤭私の中でジャンル分けが確定しました。この映画撮影時の年齢も若い事から女性の色気よりも元気で可愛いJK。ハスキーで声が出ていない処は、上手く臨場感に転換されていた。今後は、どこかのタイミングで化けたら、それはそれで楽しみな女優さんです。
長谷川博己さんは、やはり立ち姿が絵になりますね。橋本さんとの身長差を差し引いても...。等身大よりも大きく見える。素質なのでしょうか。私の中ではドラマ「小さな巨人」のイメージが強く残っており、今までとは演技が変わった気がしました。この映画の影響があったのでは⁉️と嬉しい発見がありました。
それでも堤真一さんの哀愁、背中で語るのとは種類が違う感じでしたが...。私はどうしても中年の魅力に弱いようで、クローズアップしてしまうみたいです。
ちらっと泣けましたが、コメディー色が強めで、どちらかというと元気を出そう!という気分になりました😁
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考えさせられる事もありましたが、思いの外楽しんで視聴させていただきました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました🍀✨🤗
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