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三度目の殺人 🌟福山雅治さん、役所広司さん、広瀬すずさん主演の邦画を視聴しました🤔✨✨(再新ver)

三度目の殺人
🌟邦画
🌟主演
🌟福山雅治
🌟役所広司
🌟広瀬すず

🌟2017年🌟124分

★出演者★
満島信之助
橋爪功
斉藤由貴 ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

今回の裁判も、よくあるセオリー通りで終わるハズだった...。こんなにも余韻の残る裁判になると、誰も予想していなかった...。


前科者の三隅(役所広司)は殺人犯としての服役経験もある。従って最後には厳しい判決になる可能性を秘めていた。慎重に挑むつもりで取りかかった担当者は重盛(福山雅治


とはいえ...犯行を自供し死刑は殆ど確定と言われていた...。しかし重盛は何とか無期懲役に持ち込もうと調査を始める。


調査を進めるほど疑問点が出てくる。重盛の中で違和感が膨れ上がっていく。三隅の自供のズレや割り込んできた週刊紙の取材への解答などが一貫していない...。被害者の家族である妻、美津江(斉藤由貴)と娘の咲枝(広瀬すず)との関係性にも多数の疑問点が...。


三隅に振り回される重盛は二転三転する筋書きに、ある仮説が浮かび上がる。だが、過程での法廷セオリーに添う同僚弁護士からの反対を受け、方向性を示唆することに迷っていた。


同時に壊してしまった自分の家族。娘の行動の真意などから、導きだそうと奮闘する。裁判の戦い方、戦略重視とは遠い処で真実が動いていた。その事に気付いた時の衝撃と想いは大きなモノだった...。最終的に重盛が法廷で選んだのは...。


ラストの三隅の告白は...。
「三隅さんは器」全ての事件そのものの真実は、全部闇の中へと葬られる。器の中身の方は各々救われたのだろうか...湯原の流した涙の意味とは...。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

この物語を切り取って映画の枠にハメルには時間が足りなかったのだと思います。省略した部分は【視聴者側の解釈に委ねます】のスタンスだったのでしょうか⁉️監督の意図を考えると多様なパターンが推測されて、違った角度からも楽しめました。


役所広司さんの演技に引き込まれました。上手い例えが見つかりませんが...女性の犯罪者に向かって「守ってあげたくなるような犯罪者」という台詞が思い浮かびました。


ただの活字だけのニュースであったなら、残虐非道な行為の結末と感じたかもしれません。架空の話しなので信憑性もありませんが、加害者の言葉の裏側を、別の役者の感情とBGMで作り上げられた映像に感動してしまった...。


事件そのものに、肯定も否定もしません。ひとつの映画作品としての完成度に余韻が残ります。音域幅の少ないBGMに五感が刺激されたような感覚がありました。静かにゆっくりなテンポなのに体の中で響くような...。そういった意味からも音楽が映像にハマっていたのだと思います。


普段は元気印の印象が強い広瀬すずさんと満島信之助さんが、個性を消して役に徹していた姿に目を引かれました。否、すごーーーく気になりました😂色んな役が舞い込みそうですね。


福山雅治さんに至っては、「物理学者・湯川教授」がどうしてもチラついてしまって...🤭もちろん湯川の様な綺麗なフォルムの立ち姿(後ろ姿)は封印されていましたし、演技は微妙な加減が違っていたのですが...代表作って良し悪しですね...。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

余談ですが...。出演者の顔ぶれから察するに、お酒の席での楽しいトークが聞こえてきそうなメンバーが揃っていますよね🤭


今日もここまで読んで下さりありがとうございました🍀✨🤗

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★