太陽は動かない
🌟藤原竜也さん、
竹内涼真さん
主演の邦画を視聴しました
🤩✨
★2021年🌟110分
★出演者★
ハン・ヒョジュ
ピョン・ヨハン
佐藤浩市
市原隼人
南沙良
日向亘
加藤清史郎
勝野洋
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
「AN通信」
諜報員は特殊なチップを胸に埋め込まれ24時間毎に本部に交信が絶対条件。更新されなければ「組織を裏切った」と判断され起爆装置が作動する仕組みになっている。これらは全て情報漏洩を防ぐための処置とされている...。
ヤマシタ(市原隼人)が敵に捕まり拷問を受けている。拘束され身動きが取れない中、更新時間が刻々と迫っていた。駆けつけた鷹野(藤原竜也)と相棒の田岡(竹内涼真)が必死にフォローするが、なかなか更新できない。タイムリミットは目前で焦るヤマシタの手元も怪しいが、どうしても最後のパスコードの入力がエラーになってしまう。
容赦のない敵の追尾で周囲の市民を巻き込んでの大捕物。大爆発の中でも必死に喰い下がってくる。タイムアタックは手に汗握る!結局パスコードの入力が達成できず、ヤマシタの心臓は吹き飛んだ...。2人の目の前で爆死。失意の中ヤマシタの潜伏していた住まいに行くが何者かに先を越されていた。
パソコンを始め全ての資料も持ち去られ、結局何を調査していたのか鷹野と田岡は突き止めることが出来なかった。上司の風間(佐藤浩市)に報告すると、監禁されヤマシタは本部を裏切った可能性があると判断されると静かに語る。
鷹野は怒りを内に秘め、田岡はあらわにした。命がけで守る価値に疑問を投げ掛けて...。それでも2人の胸にも埋まっているのだ。抗うことは出来ない。自問自答しながらもエージェントとしての任務を全うするしかない。しなければ命がないのだから...。
香港にいたハズのヤマシタはシーノックス社のアンディー・ウォンを追っていた。裏社会に精通していたから。ヤマシタが何故ブルガリアでアンディーの裏組織に監禁されていたのか⁉️掴んだであろう情報は何だったのか⁉️鷹野と田岡に任務が下った。
ウィーンで開かれるチャリティーにアンディーが参加する。まずは会場に潜り込む。アンディーはAYAKOという女性を連れ立っていた。「デイビット・キム」名の通った韓国の産業スパイがロックオンしているが軽くかわされる。AYAKOは鷹野に近付くと、意味深な言葉を囁き片言の日本語で忠告してきた。
アンディーはAYAKOに、だいぶご執心のようだが...実はアンディーに雇われたフリーの産業スパイだった。そして会場でアンディーが待っていた河上(鶴見辰吾)が何者であるかも分かり、ヤマシタが何度か接触していたようである。早速鷹野が訪ねると、わりとオープンに全容を語ってくれた。
「AN通信」の事は...表向きはニュース配信会社としているが、実態は世界各国から集めた情報を企業に売買する諜報部員の組織。雨粒に雨雲は語れないと、ヤマシタは言っていたという。胸のチップの事までは知っているようだ。
鷹野がこの件を引き継ぐ旨を河上に伝えた。河上夫婦の1人息子は4歳の時にマニラで誘拐事件に巻き込まれ、犯人と共に行方不明になっていると聞かされた。生きていれば鷹野と同じ頃の歳だと...。妻が作ったオムライスを勧められたが、結局鷹野は手をつけなかった。
鷹野はヤマシタの爆死から、度々古い記憶の中に居た。学生で18歳になる年にいつも一緒に居たヤナギとカンタ、そして時期外れの転校生との思い出。鷹野にとっての初恋でもあり、唯一の青春であったに違いない。卒業試験を目前にヤナギはカンタを連れて脱走し、代わりに鷹野が試験を受けた経緯がある。
それ以前に鷹野の生い立ちは、死と背中合わせの壮絶なモノで、トラウマも深い。上司との諸説も特別な関係である。それらを軸にヤマシタが関わった壮大な計画の実現に向けて組織同士の奪い合いの物語である。
本部が方針を決め、鷹野はシーノックスの本社へ忍び込んだ。データのコピーを握り脱出ルートへ向かったところで「奴」に再開。そもそも手に入れた情報を横取りされ卒業試験が失敗に終わった原因。リベンジでもある。
あの頃はまだ胸にチップは無く、粗削りな知識と武道しか無かったが、今は経験と積み上げてきたモノがある。この勝敗は...。
高度な暗号を組織が解読し、何らかの軍事施設が隠されていた。最新式の施設、主要人物も特定され全貌が見え始めた。鷹野と田岡はヘリで向かうが何者かに狙撃され打ち落とされてしまう。拘束された鷹野を田岡がぎりぎりで救出し「今日も生き延びた」
ヤマシタの最後を目の当たりにしてから、胸のチップに怯えうなされ田岡は精神的に追い詰められていた。それでも周囲は待ってはくれない、日々綱渡りが続く。張り積めた糸は...。
河上がキーパーソンでもあった。風間の元まで辿り着き、自身の欲求も満たそうとするが、鷹野を通してある結論を導きだしていく。それはいったい...。
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冒頭で激しい命の奪い合いを繰り広げた分、インパクトが強く衝撃的であったが、意外と死者への描写が優しくて助かった😵グロイのは苦手。
メッセージ性が濃くて、単純に理解するには時間がかかり何度か見返した。自分の理解度の低さに泣ける...。
映画そのものが「面白い」とか「つまらない」とかは視聴前にレビューの低さで感じたくらいで、本編に全く支障はなかったです。面白さは個人差がありますしね。最後までちゃんと視聴出来たし、なんなら何度か見直したほどでしたよ🤭
単純に藤原竜也さんのアクションに興味があったのと、竹内涼真さんのアクションをどこまで引っ張れるのかワクワクして視聴を決めました🥰(初々しい演技でしたが、サービスショットは頑張りましたよね🤩竹内涼真さん)
細マッチョというよりは、男性の魅力と女性のチラリズムを大事にしているアングルが私は好みでした(笑)
想像を絶する描写は視聴者の想像に委ね、あえて魅せる演出でなかった事も好印象となりました。生い立ちが余りに重すぎて、これ以上掘り下げられていたら映画のストーリーが入る隙がなくなってしまったいかもしれません。
※悲惨な現状が存在する事を決して軽視しているつもりはありません🙇💦
リストに入れたい作品の1本でした。
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今日もありがとうございました🍀✨🤗✨
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