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幸せなひとりぼっち (吹) 🌟ロルフ・ラスゴード 主演の洋画を視聴しました🚋💐💝

幸せなひとりぼっち
(吹替版)
🌟ロルフ・ラスゴード
主演の洋画を視聴しました
🚋💐💝

★2016年🌟115分

★出演者★
イーダ・エングヴォル
バハール・パルス
ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

2つの花束を買うと値引きになるチケットを手に、1つで値引きの金額にと...店先で揉めるオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)は、ちょっとした有名人である。確かに無駄を省きたい気持ちは分かるが、大抵はチケットを見た時に承知するモノ。墓前の前で文句を聞いて貰っているのか止まらない文句。だが最後の「逢いたいよ」が全てを帳消しにしそうだ...。


トロール⁉️毎日の日課なのか、自宅周辺のルール違反を正して回る。猫や犬にも例外はなく、言動は悪いが「飼い主へのシツケのルール」を...。少々コミニュケーションが苦手なようで偏屈に見える。この日若手社員に呼ばれ、43年間鉄道一筋で勤め続けた会社を59歳で解雇された。職業訓練所を勧められたが手続きが面倒で断り、さっさとその場を去った。墓前の前に立つと色んな感情が込み上げた。


自宅に戻ると、今朝出勤した時とは全く違う景色に見えた。オーヴェは突然冷蔵庫の中身を片付け、不動産会社へ解約の連絡をし、電話の無い処へ行くと伝える。ネクタイを絞め身なりを整えリビングへ。そこには天井から下げた輪が...。ふと、妻の写真が目に入る。ショートカットヘアの若々しい笑顔につられて微笑んだ。


首に縄を掛け後は足元の台を外すだけ...。すると突然女性の怒鳴り声が聞こえて目を開けると...。こんな状況でもルール違反は見逃せず、注意をしに駆けつけると、運転が下手くそな男の変わりに車を車庫入れしてやる羽目に...。一発で決めその場を後にし部屋に戻ると...。窓越しの子どもに見せられる訳もなく、その場は諦める事に。


人種の違いも関係が...。引っ越し祝いの騒ぎは深夜になっても変わらず、オーヴェの睡眠の邪魔をした。寝不足でも朝の見回りは欠かさない。口うるさい老人扱いで近所から煙たがられているが、愛妻家であったようで半年前に亡くなった元教師のソーニャ(イーダ・エングヴォル)の墓前には足しげく通っている。


昨日の出来事を報告し、邪魔された昨日の続きを急げば、今日中に逢えると墓石を撫でた。そしてソーニャが恋しいと呟く...。家に戻り、段取り良く身支度を整えて...イザっ!


今度は玄関のチャイムに邪魔され、ドアを開けると子ども達が立っていた。パルヴァネ(バハール・パルス)が迷惑のお詫びに料理を持参したという。 イランの女性で大きなお腹には、3人目を妊娠中。スウェーデン人の夫と2女と共にハシゴや道具を貸してくれと言う。そんなやり取りをしていると、近所の老女がヒーターの故障を見て欲しいと言い出す。


時間を気にするオーヴェは、早くソーニャの側へと焦り、挙げ句に怒鳴って家の中へ入ってしまった。玄関をよく見回すと、半年経っているのに整理が出来ず、ソーニャのコート達が並んでる。ソーニャの香りに包まれると、生前の彼女と自分が目の前に...。


幻想に追いたてられるように首をつり、今度は素早く足台も蹴り飛ばした。床一面に引かれたビニールが印象的だ。すると噂に聞く「走馬燈」が現れる...。きになっているヒーターの事と、これは...。子どもの頃に亡くなった母を協会で見送っている姿だった。隣には悲しんでいる父の姿が...。


父は無口で、喋らない家や車いじりが趣味だった。ソレらに絡む話は楽しそうに饒舌に語る。ある時安全だと思っていた線路で、父に興味が集中していたオーヴェが、後ろからきた車両にひかれそうになる。無事だったと、安堵した父に強く抱き締められた時の感触を覚えている。


お人好しと呼ばれた父は、成長したオーヴェの前で、慣れ親しんだ車両に引かれてしまう。オーヴェの優秀さを喜び、注意が散漫になったのだろう。一瞬の事故でこの世を去った...。衝撃の瞬間で記憶が途切れたのは、オーヴェの体重がロープの強度を上回ったからだ...。


転げ落ちたオーヴェは、その契れたロープを手に販売店に苦情を言いに行く。花束の時の彼女が対応し、何に使ったのか聞かれオーヴェは言葉に詰まった...。首にはクッキリその万能ロープの痕が...。そして恒例のソーニャの元へ。ソーニャを待たせるのは、これが始めてだと言い墓石の隣に横たわった...。


こうして、何気ない日々の中でオーヴェは手を変え品を変えソーニャの元へ、再開を信じてこの世を去る事だけを考えていた...。なのに運命はオーヴェを生かす。何故⁉️


オーヴェの命に危険が及ぶと、走馬燈が小出しに溢れ思い出を懐かしく振り返る。オーヴェの生い立ちが1つずつお披露目され、同じくらい現在の隣人との関わりが綴られていく。ソーニャを愛おしく想う気持ちが隣人への優しさに変わっているかのように...。走馬燈が、このまま現在に追い付いた時、オーヴェはいったいどうなってしまうのか⁉️


陽気の固まりのような彼女の、容赦の無い言動に振り回されているように見えるが、関わることでオーヴェの偏屈が可愛らしい老人に見える。パルヴァネとその家族は、オーヴェにとってどんな役割を果たすのか⁉️

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

「幸せなひとりぼっち」の原作は2012年フレドリック・バックマン氏の同名小説だ。映画化になるのが頷けるハートフルコメディーだと思う。


今回が始めての視聴だった。🤐失礼な事ですが...キャスティングに見知った俳優が居なかった。「幸せなひとりぼっち」この表題にやられました。そして、今が「時」だったのだとも思います。


数年...数ヵ月前なら気にならなかった。おそらく以前から視聴可能な状態にあったハズ。「今」だから視聴に至った。これも出逢いと呼んでも良いですかね...🤭

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

ここまで、読んでくださって、ありがとうございました
🍀✨🤗✨

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