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おおかみこどもの雨と雪🌧️🐺🌨️ 🌟アニメを視聴🥳声優は宮﨑あおいさん、大沢たかおさん、黒木華さん、大野百花さん他...。

おおかみこどもの雨と雪
🌟アニメを視聴🌧️🐺🌨️声優は宮﨑あおいさん、大沢たかおさん、黒木華さん、大野百花さん他...。

★2012年🌟117分

★声優★
※上記記載済み

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

物語は、雪(黒木華)が見聞きした自身の家族の話を語っている。雪の母親「花」ハナ(宮﨑あおい)が教えてくれた父親「彼」(大沢たかお)との出逢いから穏やかに始まる...。


東京の外れにある国立大学へ奨学金で通いながら、2つのアルバイトで何とか生活をしていた初夏のある日。講義中、ヨレヨレのTシャツに教科書も無く...ただひたすらノートをとる後ろ姿に目を奪われた。


スラリと背が高く、ヒョロッとした感じの「彼」は出席カードを提出せず教室を出て行ってしまい、慌てて追いかけた。そして声をかけて...。気が付いたら一緒に教科書を見ようと提案していた。これが恋の力か...一目惚れだったいう。


いつしか行動を共にする時間が増え、アルバイトの合間をぬって会うようになる。互いの事を知り始めると次第に「彼」の様子がおかしい事に気付くが、話してくれるのをじっと待っていた。そして...とうとうソノ日がやってくる...。


言うより見せると言った「彼」は...😱みるみるうちに「狼男」の姿になったのだ。考えもしなかった現実に言葉を失うほど驚いたが、騒がず「怖くない...あなただから...」と伝え、狼男の姿の「彼」を受け入れた...。翌朝、朝日に照らされていた彼は人間の姿で眠っていた...。


約100年前に絶滅したとされるニホンオオカミの末裔で狼と人間の間に生まれた「狼男」なのだという。幼い頃に亡くなった両親が他言を禁じた為、1人残された後も事実を封印し、何も知らない親戚の家で苦労して育った。運転免許を取得し都会で仕事を始めてからはコッソリと隠れるように生きてきたと...。


「彼」から話を聞いた事で秘密を抱える形になったが、秘密を共有する事で絆を深め覚悟が持てた。穏やかな「彼」との暮らしは2人ならではの空気感で優し時間を過ごせた。そして...満月の夜に変身したり人を襲ったりするのは伝説なのだと知った。まだまだ世界には知らない事で満ちている...。と、意外と冷静だったようだ。


冬から春、夏、秋と季節が一周するかという頃、妊娠に気付き伝えると「彼」は物凄く喜んだ。家族が増える喜びと初めての妊娠、つわり、出産への不安が一気に押し寄せる...。だが、もし赤ちゃんが狼の姿だったら...と考えて病院には行かず2人でお産をする覚悟を決めたそうだ。


ある日「彼」がホコリだらけで帰宅した。手には鶏⁉️😳つわりが酷く食欲も無くなっていたので、滋養をつけさせようと考えたのかもしれない。とても美味しく感じウドンを食べる姿を見ていた「彼」は満足げに微笑んでいたという。


時が満ちた雪の降る夜、父と母は自分達だけで出産に挑んだ。誰の目にもふれないように...相当な覚悟だ。幸い問題無く無事に生まれ、姿は人間の赤ちゃんだった「雪」と名付けられ大人になった姿を想像しながら「見守る」事を誓ったと...。


大学を休学し育児に奮闘していたのだが2人目の命を宿す。雨の日に生まれた弟は「雨」と名付けられた。数日後の雨の日、母は胸騒ぎを覚え玄関を出ると...。買い物の荷物が置きっぱなしになっていて父の財布も入っていた。


母は私達を連れ、必死で父を探し歩いていたが、急に立ち止まった...。橋の上から川に獣の姿を見たのだ。父は...狼の姿のまま川で亡くなっていた。父が最後に何を考えて行動に至ったのか...今となっては解らない。遺体は無情にもゴミ収集車で処理されてしまった。母は収集員に取り合って貰えず、その場で泣き崩れていた...。


人間の姿の父が草原の中で微笑んでいたので、追いかけようとしたら後ろ姿は狼男になっていて、どんどん遠ざかって行ってしまった...。と、まるで子ども達を頼むと言っているような...母はそんな夢を見たという。


形見となった財布から運転免許証を手に取ると...写真が...。氏名欄には「伊賀」と、かろうじて読み取れる。そのまま遺影の代わりにした。


母は父子家庭で育ち、その父親を亡くしてからは天涯孤独の身の上であった。どんな時でも笑っているように...との教えを守り続けていた。誰にも頼れず雪と雨を育て始めるが相当な苦労をしたという。「雪」に当時の記憶は無いのだが、相当手のかかるヤンチャな少女だったと...。


人間なのに狼の姿にもなれる。しかも、まだ自制が効かない。怒ったり、感情が高まると変身してしまう頃は外でグズると大変。おまけに四六時中食べ物を求める「雪」と、反対に極少食な「雨」普通なら精神が壊れてしまうだろう「雪」の中に見る負けん気の強さは母譲りなのかもしれない。


父とは育児や子育てに関しての会話をしてこなかった事が非常に悔やまれ、人に相談出来ずに一番困ったのが病気になった時だ。人間の内科と動物病院とでは対処が全く異なる為、本で学ぶしか方法がない。ただでさえ授乳時期で睡眠が取れない中での読書は...。


人前ではフードを被り、夜泣きに苦情、ペット禁止なのに遠吠え。子どもに何度言い聞かせても限界があり、挙げ句の果てに児童相談所から「虐待」を疑われる始末。母子手帳もなく、検診にも行けないのだから仕方がない。そしてついに母は決心したのだ...。


人里を離れ自然や動物も多い古民家に移住する。活発な「雪」と内気で逃避的な「雨」最初の冬を超えた辺りから変化が見え始めた。人間の女の子らしく振る舞う努力を始めた「雪」と馴染めない学校に行かず、山に魅了される「雨」自給自足に悪戦苦闘していた母が気付いた頃には...。


なんとなく村に馴染み始め、三者三様に世界が広がり始める。そうなると3人だけの小さな世界から、色んな出逢いと選択肢に迫られていく。3人の心はバラバラに離れてしまうのだろうか...。

3人の選択は...。


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終始、父親=「彼」だった事が衝撃的だった。少し悲しみが伴い...。


「雪」(ゆき)は2人の女優さんが演じていて、全体の語り部黒木華さんが担当し、少女時代を大野百花さんが担当されている。「トトロ」の「メイ」に似た印象を持った。


俳優さんがアテレコをする処に焦点が行きチョイスに至ったのだが、1回目は何も注視せず視聴していて自分でも驚いた。もちろん素人故の感想なのだが、それだけ自然に観れたということだ。2回目は俳優個人を意識してしまい、チラツイタ感の中での視聴になったが、それはそれで楽しめた。


この記事を書くにあたり3回目の視聴中。物語の事実確認をしている自分に気付いた😆まぁかしこまった場所ではないので...このまま進行していく事にする。※気分を害する事がなければ、しばしお付き合いください🤗


メッセージ性も強く、観る側の心情によっても解釈が変わるかもしれないと思った。一瞬サラッと言葉にしたり、そのシーンをカットせずに残した事に意味があるのではなかろうか...と。少し深読みしすぎたりもしたが、問題定義としては成功していると思う。


自分の中では「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」「君の名は」で感じた感情に近い気がした。


そして「花」と「ハルさん」(※神様のカルテ)を比較してみたり「彼」と「王騎」(※キングダム)を...😂パンプアップした巨大化した大沢たかおさんが、ひょろ長い「彼」の声を出している🤭と、想像して楽しんでいた(笑)


「近所付き合い」と「助け合い」の違い。「畑が広くなきゃいけない理由」も2回目で理解😆最初は感情に支配されて見落としていた。ふと...姉と弟なのに何故雨と雪の順番なのか不思議だった...これは雪目線で表現されているから自分を後にした⁉️


変身する物語では、いつも気になる洋服の脱着😂苦労した母親が病に伏せる定義が...(個人的には「花」の一生。嫌いじゃない。自分がやるか⁉️は別として😆おそらく同じにはならないだろう...)


1人でイヤホン視聴していなかったら、突っ込み処が満載だった。そんな処も再視聴を重ねて行くと見えてきて楽しんでいた🍀


病み上がりに適したアニメだったかと...😆ワクチンの副作用から解き放たれ、解放感と更にスッキリ感が得られました。

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読んでくださる方が、いましたら感謝します。ありがとうございました🍀✨🤗✨

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