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バケモノの子 🐻🐵🐷アニメを視聴🥳 俳優=宮崎あおいさん、染谷将太さん、役所広司さん、広瀬すずさん。ほか...

バケモノの子
🐻🐵🐷アニメを視聴🥳
俳優=宮崎あおいさん、染谷将太さん、役所広司さん、広瀬すずさん。ほか...

★2015年🌟119分

★共演者★
山路和弘
宮野真守
山口勝平
長塚圭史
麻生久美子
黒木華
諸星すみれ
大野百花
津川雅彦
リリー・フランキー
大泉洋
ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
主題歌🎧️🎶 Mr.Children
🎤Starting Over🎸
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

人が行き交うスクランブル交差点の真ん中に1人の少年が立っていた。近くで補導されそうな人に気付くと、警官を避けるように走り出す。路地裏に腰を下ろすと、転がる空き缶の後ろに小さな生き物を見つけた。食べ物を分けてやり「お前も何処かから逃げてきたのか...」と語りかけた...。


家族3人の写真。夫婦~3人へと幸せそうに笑っている。まるで少年の成長記録のような数枚の宝物。「蓮」(声;宮﨑あおい)少年の名前のようだ。母を交通事故で亡くし本家の親戚が身元を引き取りにきたという。一族唯一の男子で跡取りだから何不自由なく育ててあげると言われた。


少年には、そんな事はどうでも良く、姿の見えない父親の事を思っていた...。本家の人間が言うには、両親は離婚し親権は母親が持ち、父親は消息不明だと。理解出来ない内容では無く理解したくない現実に蓮は部屋から飛び出した。


「1人で生きていく」それは本心だったに違いないが、現実は少年に優しくはない。髪の毛は延び放題で古着のような衣服、栄養が行き届いていないのか細身の体。とても写真の中の少年と同一人物には見えない。


駐輪場にうずくまっていると、どこからか掛け合いの声が近づいてくる。無視していたが顔を見せろと詰め寄られ、相手を見上げると...。顔はまさしく獣「バケモノ」と思わず叫んでしまう。だが...一緒に来るか?と...。確かにそう言った。


驚いている間に姿を見失ってしまい、追いかけた蓮の腕を掴んだのは2人組の警官だった。家出人として保護者への連絡...と聞いた瞬間、本家の連中の姿を思いだし、嫌だ!と思った。少年は警官の手を振りほどき、必死で逃げる。


さっきの獣を見かけた気がして立ち止まるが、瞬きをする間に消えた⁉️警官も迫ってきていたし、迷っている暇はない。蓮は意を決して細い路地に入る。気付けば小さな生き物は蓮の肩に乗り行動を共にしていた...。


迷路のような路地。どこをどう通ったのか解らなくなり、後ろから来た何かに押され光の中へ。今来た道は消えてなくなり、蓮は異次元の世界に迷い込んだ。蓮にも解る言語で話し、獣の顔に手足を使い分け2足歩行の生き物。理解の枠を飛び越えた蓮は「バケモノ」と認識した。


口と顔がちょっと乱暴なだけ😉怖がる事はない...と豚の顔をした百秋坊(ひゃくしゅうぼう;声;リリー・フランキー)僧侶に助けられる。神になれる「渋天街」のバケモノと、神になれない人間の話に興味を持った蓮は、元の世界に戻してやると言われたが...。先ほどの獣=熊徹(くまてつ;声;役所広司)に出くわし何故か弟子になる事に...。


熊徹の隣にいた猿顔の悪友=多々良(たたら;声;大泉洋)が熊徹の旧友でもある百秋坊に説明した。兎顔の長老 卯月=宗師様(そうしさま;声;津川雅彦)が跡目を目指すなら弟子を取れと言い渡したという。故に2人で人間界に弟子を探しに行っていたのだと語った。


熊徹に名前を聞かれたが答えず年齢を9と指で表した事から蓮は「九太」と名付けられた。こうして行く宛もない蓮は熊徹と妙な共同生活を始める事になる。意固地になっていた蓮は熊徹を素直に受け入れられず、反発し逃げ回っていた。街に出て出口を探し歩いているうちに...。熊徹とライバルである猪顔の猪王山(いおうぜん;声;山路和弘)との戦いを偶然見かけ...熊徹の孤独を目の当たりにし、蓮の気が変わる。


翌日から九太の修行が始まった。武道をやるのが初めてなら、師匠の方も教えるのが初めて。独学で学んだ武道なので、上手く教えられなかったのだが、口下手故に言えない熊徹であった。互いに経験が無く「ごっこ」は形にならず熊徹は去ってしまう。結局百秋坊に「弟子は何をするのか」から教わり、掃除、洗濯、買い出し、料理...。綺麗に片付けられた部屋に戻ってきた熊徹は激怒したが、九太としてちゃんと生き始めた蓮であった。


唐突に宗師様の言い付けで、旅をする事になった熊徹と九太。もちろん百秋坊と多々良付き。各地に散っている宗師様を訪ねて行く旅は日常の学びに加え、強さとは何ぞやと紐解く鍵探しにも見える。色んな強さを知り、面白いと感じられる余裕も出てきた。ちゃんと成長している証しだ。


「成りきる...成ったつもりで...」時々顔を出す母の姿をした何かが...助言をくれる。それが何なのかが解るのは、まだもう少し先の話。熊徹の動きを完コピし始めると、ある時見ていなくても真似出きるようになっていると気付く。早速試してみると、熊徹の次の足裁きが解った😆初めての「実感」


次の段階へ進み、剣術や武器のさばき方を教わる代わりに、自分の体得した先読みを熊徹に教える事に...。ずっと苛められていた猪王山の次男である二郎丸(じろうまる;声;大野百花)にも勝つ事が出来た。※二郎丸は強くなった九太を認め自宅に遊びに来いと誘ってきた。単純に弱い奴が嫌いなだけで強い奴は好きらしい😂


季節が過ぎ去り、いつの間にか九太(染谷将太)は17歳になっていた。あれから8年が経ったのだ。身長も延びて声変わりもした。九太だけでなく、熊徹の洗練された身のこなしを宗師は気付いていた。傍らにいた猪王山は焦りを覚える。全く変わらないのは熊徹と九太の賑やかな言い合いだけ。


ある日、熊徹から逃げていた九太は気が付くと、人間界の渋谷に立っていた...。漢字が全く読めなくて、図書館での衝撃は計り知れない。そこで1つの出逢いがあり、その後の「蓮」にとって大きな影響をもたらす事になるが、まだ先の話。


猪王山と熊徹との後継者争い、猪王山の息子である一郎彦(いちろうひこ;声; 黒木華=幼少期・宮野真守=青年期)の秘密と二郎丸の成長。熊徹と九太の関係...。青年期に入り、それぞれの問題が重要化してきた。いよいよハッキリさせる時が...。ラストへ向けての序奏が始まる。


人間の闇とは...⁉️

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

随分と長文になってしまったので、感想部位は短めにします😆ざっくりな括りで言えば「ブレイブ・ストーリー」と同じジャンルに位置付けするかな🤔私なら。


長文になってしまった事からも読み取れるように、伝えたいメッセージが沢山あったのだと思います。上手く纏める事よりも、題材を散りばめて、色んな感情にアクセスしているような印象を受けました。


好みもあると思いますが...。成長していく段階には、沢山の脱線があって、纏まりがつかない事もあるので、正直に真っ直ぐ表現されている部分を受け取って注目してみました🤓

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

長々とありがとうございました🍀✨🤗✨

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