監察医 朝顔(2019年)
特別編・夏の終わり、そして
🧑⚕️🤝🌱日本ﾄﾞﾗﾏを視聴📺
cast上野樹里さん主演・時任三郎さん、風間俊介さん出演。他
今作は香川まさひと氏が原作を、作画を木村直巳氏が担当した漫画を原作にテレビドラマ化（2019年）された。※2006年に「漫画サンデー」で連載ｽﾀｰﾄ！その後休刊となった2012年以降は電子版の連載が2013年まで続く。推理・医療漫画のジャンルである。被災者家族である主人公を軸に、人間の最後の言葉に耳を傾ける法医学者の日常を描いた作品。繊細に大切に描かれているので、原作の漫画派・ドラマ派どちらも本編に触れてみて欲しいと思った。
今回私は時間を優先し、特別編を視聴する事にした。ドラマ本編（全11話）から抜粋し、僅か107分に纏めた総集編を中心に補足を交え編集されている。そのため感情移入している間が無い程忙しく見えるが、続編の予習にはなると思う。
2020年に続編（第2ｼﾘｰｽﾞ）放送。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
cast・主要人物の抜粋
※呼捨てにて失礼します
🌟役名（よみがな）
俳優名
人物像その他
- 上野樹里
- 幼少期鈴木咲
- 中学時代正垣那々花
- 興雲大学法医学教室に勤務し、警察の捜査協力として依頼があれば事件現場に出向く。優秀さは新米の頃から周知されており夫との出会いも勤務地であった。東北に帰郷した際東日本大震災に合い、行動を共にしていた母が行方不明になっている。以来刑事の父と暮らし、夫は偶然にも父の部下になる。※異動により上司と部下の関係になった時には、既に交際していた為、仕事場で一同会して驚く場面がある。
- 性格は素直でしっかり者。愛情深い母親似らしい。震災でのフラッシュバックに悩むが家族と共にトラウマに向き合う。克服までに五年の歳月を要す。
- 🌟万木平
- （まき たいら）
- 時任三郎
朝顔の父で刑事（野毛山署・強行犯係）事件の内容によって依頼された娘と共に、親子で現場に立つ事もある。非番の日には、妻を探しに仙ノ浦（被災地）へ向かう。この父もまた、深い想いにとらわれていた。「妻の為に何かをしていないと気が狂いそうだ」と口にしたほどだ。仕事柄留守が多い為「謝罪する時は花を買ってこい」と妻が言った事から習慣化し、震災後も生花を絶やさず飾っている。
- 🌟桑原真也
- （くわはら しんや）
- 風間俊介
- 交番勤務中に出会い、努力が実り交際に至る。捜査一課での勤務を夢に見て新米刑事として初めて異動した先（野毛山署 強行犯係）で将来の義父とコンビを組む事になる。そして大学に出向いた時、初めて3人が顔を合わせ驚愕の関係性を把握した。顔色を伺いながらプロポーズの快諾を報告し、同居の提案を持ちかける。心優しく涙もろい。正義感が強い努力家。非常に子煩悩で家事分担にも協力的。
- 🌟万木里子(旧姓 嶋田)
- （まき さとこ）
- 石田ひかり
- 朝顔の母で平の妻。笑顔がチャーミングで明るく前向きな愛情深い女性。たまたま朝顔と共に里帰りした時に東日本大震災に合い行方不明になってしまう。娘の言葉で足の悪い女性の元へ向かい「朝顔、後は頼むね」と笑顔を残し8年以上経っても行方不明のまま。数年後に手袋が見つかり、中に残された骨の一部は鑑定の結果…足の悪い女性のモノと分かる。娘の名前入りの手袋だけが返却された。
- 🌟嶋田浩之
- （しまだ ひろゆき）
- 柄本明
- 里子の父で朝顔からは祖父にあたる。普段は非常に寡黙であるが、孫やひ孫にはデレデレ。東北に残り家を一人で守り続けているが、近年では塞ぎ込みがち。里子を探しながら…どこか覚悟している所もあり、心境を吐露しつつ仏壇に手を合わせる。
※朝顔の同僚
- 🌟安岡光子
- （やすおか みつこ）
- 志田未来
- 高時給が目的でアルバイトに来た医学部生。明るくハキハキしている反面、思ったまま発言してしまう空気が読めない一面がある。当初は美容外科を専攻しようとしていたが、真面目に仕事をこなし法医学に携わるうちに自覚が芽生える。みっちゃんの愛称で親しまれ、成長を着実に結果へ結び付けていく。
- 🌟高橋涼介
- （たかはし りょうすけ）
- 中尾明慶
- ムードメーカー的な存在。臨床検査技師であるが、法医学の分野にも明るく多識。なんでも器用にこなす為、器用貧乏な一面を嘆く事もある。
- 🌟藤堂絵美
- （とうどう えみ）
- 平岩紙
- 法歯学者＝遺体の歯の治療痕跡などから身元を割り出す専門。夫と同じ職場であり一人息子を持つ母親でもある。おっとり見える外見に反して仕事も家庭も「かかあ天下」
- 🌟藤堂雅史
- （とうどう まさし）
- 板尾創路
- 法医学者で丁寧な仕事ぶり。絵美に財布の紐を握られている事から下手な姿は軟弱に見えるが、ベテランだけあって粋な関西弁で上手く場を取り成す。
- 🌟夏目茶子
- （なつめ ちゃこ）
- 山口智子
-
興雲大学 法医学教室 法医学 主任教授
🌟その他🌟
戸次重幸
ほか…
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特別編サブタイトル
監察医 朝顔 特別編
〜夏の終わり、そして〜
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本編11話のサブタイトル
※参考までに記載しておきます
1話
法医の娘と刑事の父の異色タッグ!
母を亡くした少女を救う…
この夏一番の感動作
2話
夏に凍死!?
謎の身元不明遺体の最期は…
3話
身元不明遺体が4体…
意外な真実!?
4話
連続青酸カリ自殺…
朝顔に命の危機!
5話
第一章完結!
白骨死体の謎…
朝顔の旅立ち
6話
新章開始!
朝顔は母に…。
夫婦殺人事件に挑む
7話
母の手がかり…
朝顔は裁判で窮地に
8話
史上最も悲しい事件…
不詳の死か?
9話
最終章スタート!
法医失格?
解剖できない
10話
最終回直前!
朝顔先生が語る
命の講義…
11話
遂に、完結!
娘と父の命の物語…
大災害の前で法医が出来ることは!?
涙の朝顔…
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東日本大震災から数年が経ち、被災しながらも家を守り一人で暮らす祖父（柄本明）
非番になると何かに追い立てられるように妻を探しに出向く平（時任三郎）
行方不明になる直前まで母と行動を共にしていた朝顔（上野樹里）はPTSDに苦悩しながらも、当時の自分の言動を悔やみ続けている。
互いの健康を気遣いながらも…3者の間には、どことなく見えない壁があるように各々が感じていた。しかし踏み込めない…暗黙の了解が確かに存在していた…。平は里子を探す事で精神の折り合いをつけているという。
何度かチャレンジをしてみるが駅に降り立つと足がすくんでしまう。父は引き返す朝顔に無理強いはせず、ただ見守っていた。ある時を境に電車ではなく車で通うようになり何泊か滞在するようになる。
この家族の止まっていた時間を動かす切っ掛けとなったのは、朝顔の夫である真也と娘のつぐみの存在が多きい。結婚前は同じ警察署でコンビを組んでいた真也は、行動を共にする事で平の人となりを理解し打ち解け、朝顔には猛烈アプローチの末…交際が始まり、プロポーズのタイミングで里子の事を知る。刑事の前に人として底抜けな優しさで父娘を包んだ。その先につぐみという宝を授かる。
屈託のない幼いつぐみの存在は家の中を華やかにし、遠く離れた東北の祖父までも笑顔にする。「幸せの掛け算」
更に朝顔は職場の同僚たちと共に向き合う「最後の声」を教えてもらう事で、平・真也たちの捜査の手伝いをしていく。カルテに担当した詳細を書き込む仕事を重要視する事は朝顔にとっては深い意味あるモノに見える。
同僚たちにも生活があり、時に問題を引き起こす中心に位置する事もあるが、適材適所の役割分担から1つずつ乗り越えていく。そしていつしか団結力が生まれ恩恵を受ける事さえある。全てが繋がっていく。
法医学者として優秀な朝顔でも立ち止まる事もある。先輩が道しるべを示してくれ、朝顔を信じて時間をくれた。自らも周囲を信じて任せる事で手の震えを克服する。悲しみを乗り越え、やっと真のチームへ…。
「自分のせいだ」と悔やみ続ける朝顔。どれだけ年月が経とうとも「後悔」が消えない…葛藤は尽きる事なく続く。当時無気力だった朝顔はある日、法医学の道に進みたいと言った時「生きる意」を感じて嬉しかったと平が回想する。
枯れるほど泣いた後、目標を見付けて動き出し、出会いがあり結婚、同居、妊娠、出産、育児、トラウマの克服…等と、慌ただしく駆け抜けながら日々の事件に大事な事を気付かされ「生きていく」自分たちなりの毎日を模索している。
これは沢山ある中で、万木＆桑原家の1つの形…。
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先日の土日で今作を視聴に至りました。残念ながらTVerの無料期間は昨日までのようです💦またの機会にチャンスがあれば、ご視聴してみてはいかがでしょうか？
ここまで読んで下さり
ありがとうございました。
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🍀✨🤗✨
