おと・な・り
💐👂📸日本映画🎥
cast 岡田准一さん主演。麻生久美子さん、谷村美月さん他…出演。
2009年・119分
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Amazon prime videoより
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今作のタイトルは「お隣り」と「音鳴り」の意味が含まれている。更に「おと な り」→「おと(空白1)な(空白2)り」と拘りが隠れている。
「初めて好きになったのは、あなたが生きてる音でした」がキャッチコピーであるように、この部分は本編で繊細意に描かれている。
挿入歌🎵
「風をあつめて」
※ HAPPY END=日本の4人組ロックバンド
(旧名 ヴァレンタイン・ブルー)
ボーカル・ベース・ギター・キーボード・作曲担当
🌟細野晴臣
(ほその はるおみ)
ボーカル・ギター・作曲担当
🌟大瀧詠一【2013年65歳没】
(おおたき えいいち)
ドラムス・パーカッション・作詞担当
🌟松本隆
(まつもと たかし)
ギター・ボーカル・作曲担当
🌟鈴木茂
(すずき しげる)
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おおすじ
カメラマンとして風景写真家に転身したいと強く思い始め、今の仕事が完了したらカナダへ行く準備を進めていた聡(岡田准一)
一方、花屋で働く七緒(麻生久美子)は、フラワーデザイナーを目指しフランスへの留学が決まっている。
この2人は隣同士に住みながら顔を合わせた事は無かった。ただ…日常の生活音は壁越しに聞こえており、その音は互いに心地よい音として感じている。
不思議な事に2人の旅立ちの前には、試練が立ちはだかり邪魔をされているように感じるが、己を振り返る貴重な時間である事が、後に分かってくる。
一見理不尽な事のように見えて必要悪なのだとしても、避けたかったに違いない悲しみや苦しみを伴う事だから…。
ほんの数日間の出来事であるが、涙の後に待っていたモノとは?背伸びか、おごりか…試される時。成長と言う名の階段を1つ登った事で新たな展開が待っていた。
※詳細に興味のある方は
「物語は…」へ。
他の方は「基調音」へ
お進み下さい🍀
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cast・紹介(抜粋)
※役名・俳優名
野島聡・岡田准一
上田茜・谷村美月
氷室肇・岡田義徳
SHINGO・池内博之
平川由加里・市川実日子
雅子・とよた真帆
荒木社長・平田満
他
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「物語は…」
「音」から始まる。腰で揺れる鍵たちが鳴らす音。玄関のドアの音とドア鈴。電化製品のお知らせ音…。壁一枚挟んでお隣さんの生活音は筒抜け。
互いに気を付けるようにはしているが、今のところ許せない程ではなく…むしろ和む事があるほど。
七緒(麻生久美子)のフランス語(発音)の練習音や鼻歌。聡のコーヒー豆を挽く音。馴染みの音は安心する。
予てより風景を撮る為、カナダ行きを決めていた聡(岡田准一)が手掛けていた撮影をこなし終わると、事務所は必至に引き止めにかかった。
当然聡は反発したが、そこで人気モデルのSHINGO(池内博之)が居なくなったと知らされる。思い当たる場所も無く、紋々としながら帰宅すると…
やかましい関西弁の女性がヅカヅカと部屋に上がり込んできた。初対面の彼女は聡のせいでSHINGOが居なくなった!見つかるまで居座ると言う。
勢いに押され強引に鍵付きの部屋を占領されてしまった。そしておかしな同居生活が始まる。お腹にSHINGOの子を授かっていると言うわりに甲斐甲斐しく家事をこなす上田茜(谷村美月)。
強烈なキャラクターに聡はお手上げ。完全にSHINGOは絶対ここに来る!と思い込んでいる彼女。本当に彼女なのかも分からないが、手に負えず好きにさせていた。
SHINGOの自然な表情が撮れたと話題になり名前が売れた。彼の写真を撮っていなかったら今の聡は無い!と言い切る平川由加里(市川実日子)の態度は冷ややかだ。同僚以上の関係を匂わす。
しかし、今はそのSHINGOを足枷に感じている。カナダ行きも言い出せないまま。事務所の人間も消息を追えず行方不明のまま。全てが中途半端。
帰宅すれば言い合いになり、微妙な会話だけが、隣の七緒に聞こえた為、変な誤解が生まれていた。しかし、面識も無いので内容に関して気にも留めていなかった。
七緒はフランス留学への出発日が迫り、花屋のバイトを続けながら忙しい日々を過ごす。ある日突然の告白を受けるが、不器用な七緒は留学を理由に交際を断ってしまう。
成り行きを見ていた店長の雅子(とよた真帆)が、背中を押してくれ心が揺れる。しかし!その誠実そうに見えた男性の本心を知るまでに、そう時間はかからなかった。
その頃聡は、苛立ちと空虚を繰り返し酒に逃げてしまう。その勢いは茜にも向けられ、彼女を傷つけてしまうのだが、直ぐに頭を冷やし土下座に至る。
翌朝聡の部屋に茜の姿は無かった。七緒と聡、突きつけられた試練は互いに平行線。この先に交わる接点は出てくるのだろうか?この時点では何も見えていない。
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「基調音…」
※初めて聞く言葉に興味を持ち調べてみた。
絶えず鳴り響いているが、意識的に聞かれることはない音の事。
風の音、車の音、足音、など普段なに気なく無意識に聴いてる音の事。
聴いていると穏やかな気持ちになれる音 。心地よくて、当たり前のように自然と受け入れられる音 の事。
…と書かれていた。
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壁に寄って聞き耳をたてるシーンがそれぞれ何度か登場します。その姿だけを見ていると何だか妙ですが、基調音を知ってからの2人は言葉ではなく鼻歌やハミングで繋がっていた。
それ以上でもなく、それ以下でもない。簡単に交際が始まるのかと思ったら、そうではなく…「まどろっこしい」とは不思議と思わなかった。
自然体だったからなのかな?🙄
岡田准一さんが、まだゴリゴリじゃない頃(本人曰く…尖っていて、角砂糖を舐めてギラギラしていた時期)ナルシストと言われていようとも危ういシャープな面持ちが良き🥰
既に格闘家としてのトレーニングも十分積んでいた頃です。後ろ姿や歩き方がアイドルより格闘家寄り🥰
肩の筋肉でスーツが入らず、ベスト姿になってしまったのでは?(実際にコンサート衣装が着れなくなって、衣装さんに怒られたと、トーク番組で語られております🤭)
井上薫 役
「野望篇」(2010年)
「革命篇」(2011年)
Amazon prime videoより
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今日も一日お疲れ様でした❣
読んで下さり
ありがとうございました。
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