エンジェルサイン
🎥日本映画🎼🎻🎹
cast 松下奈緒さん主演。ディーンフジオカさん、緒形直人さん、菊池桃子さん、佐藤二朗さん他…出演
主題歌
「Chasing A Butterfly feat. Nao Matsushita」
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2019年・105分
Amazon prime videoより
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今作は
過去に月刊「コミックゼノン」が14回主催したサイレント・マンガ・オーディション にて世界108か国から6888作品の応募があり、厳選の上5作品が算出された。そこから更に総監督である漫画家の北条司氏によりプロローグ&エピローグを加えた全6編で構成されている。
セリフが一切存在しないサイレント映画で6作からなるオムニバス・日本映画である。
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タイトル・主要cast
※タイトル🌟役・俳優名
「原作者・国籍・監督」
作品1
Prologue & Epilogue
プロローグ&エピローグ
🌟アイカ
🌟タカヤ
ディーンフジオカ
「 ー ・日本・北条司」
作品2
Beginning and Farewell
別れと始まり
🌟夫
緒方直人
🌟妻
🌟犬
アトム
「ヴィンセント・ランゲ(ドイツ)・日本(熊本)・落合賢」
作品3
SKY SKY
-Letter to the Sky-
空へ
🌟娘
プレオパン・パンイム
🌟父
ピポッブ・カモンケットソーポン
🌟母
ブンイン・インルアン
「プレマ・ジャー(タイ)・タイ・ノンスィー・ニミブット」
作品4
Thirty and A Half Minutes
30分30秒
🌟夫
ゴー・クアン・トゥアン
🌟妻スアン・ヴァン
「スニッピーM(ベトナム)・ベトナム・ハム・トラン」
作品5
Father's Gift
父の贈り物
🌟父親
🌟娘
坂井彩香
(幼少期・ニーンナラ・ブンビティパイシット)
メカトロウィーゴ(ロボット)
「イチロウ(ブラジル)・タイ/日本・旭正嗣」
作品6
Back Home
故郷へ
🌟父親
トゥク・リフヌ・ウィカナ
🌟娘
吉田美佳子
(幼少期・アビゲイル)
「ヴン・デイン・ラン(ベトナム)・インドネシア・カミラ・アンディニ」
※世界各国からの応募作品が原作となっている為、登場人物も多国籍となります。気になる方は詳細を調べてみると、作品の出会いがあるかもしれません。
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物語は
ある恋人たちの悲しい別れから始まる。
ピアニストのタカヤ(ディーンフジオカ)は完成させた楽譜を手に駅のホームへ向かい駆け抜けていた。しかし下りの階段に差し掛かろうとした時、タカヤの中で何かが途切れた⁈そのまま散らばった楽譜の上に転落してしまう。
その頃チェリストのアイカは演奏の途中に胸騒ぎを覚える。病院に駆け付けるが、非常にもタカヤの生を告げる音は、もう二度と奏でる事はなくなってしまう…。
創作音楽を世界中の人々に届けて感動させたいと夢見ていた2人。「エンジェルサイン」タカヤが完成させた…チェロとピアノの二重奏曲。アイカは世界中の人々へこの曲を届けることを誓う。
このプロローグ&エピローグを始めとし、5作の物語が続く。上記のタイトルから順に…幼少期から共に生きてきた妻を病気が襲う。記憶の中を彷徨う夫には、寄り添う家族が奮闘していた。
天国へ旅立った愛犬を思うあまり言葉を失う娘。声をかけた父の話から、手紙を飛ばすが…。返事を待ち続ける娘は、ある蝶に気付いた。
出産目前の瀕死の女性が、タカヤの曲と共に死神から時間を貰う。蝶の応援を受け、我が子に会う為に出産に挑む。
母親の記憶が無い娘に、父はロボットを贈る。後に孤独になってしまった娘は、生きる希望さえも失う。そんな時、ロボットにある奇跡が⁈
「必ず生きて戻る」と約束した父。戻った時、肉体はなくなり魂だけになっていた。落胆する父親の前に現れた蝶、父娘に何をした⁈
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「まとめ」
台詞の無い世界で、俳優の演技と映像によって短いけど深い愛情の形を見せてもらった気がします。不思議な感覚でした。
何かをしながらではなく
1作1作…ほんの一時なので、
集中して視聴してみて欲しい
そんな気持ちになります。
正直…マイリストの一覧にずっとあって、気にしつつも後回しになっていました。出演者に興味があったからの抜粋です。
昨日ドキュメンタリーを視聴した後なので、医療系の映画な気分で予備知識のないまま見始めた今作。想像していたあらすじでは無かったので驚きました。
松下奈緒さんのピアノ演奏は有名なので、チェリスト役に意外性を感じたのと…ディーンフジオカさんのピアノ演奏は動画で視聴した記憶があったので、弾き語りがあるかな🥰の期待は、撃沈でした(笑)
蝶と、最も近しい人との別れ。世界のアチコチで繋がっていた。又は同じ光景が広がっている。立ち位置が変われば感じ方も違うでしょう。
作品の順番も重要な役割を果たしていた気がします。非常に余韻が残る映画でした。
余談ですが…
「エンジェルサイン」の曲を聴いていたら、堂本光一さんのドラマで演奏していた中谷美紀さんの姿が蘇って自分でも驚いた。機会があれば見たいなと思っています。
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ここまで読んで頂き
ありがとうございました。
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