視聴作品は…

容疑者室井慎次

「踊る大捜査線」シリーズ

スピンオフの第2弾。

室井管理官が追い詰められる‼

キャッチコピー

「He's black?」

（彼は、クロか、シロか?）

「青島よ、約束は果たせそうにない…」

正義に裏切られた男。

敵は犯人だけではない。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

2005年・117分

Amazon prime videoより

現在はレンタル（有料）にて視聴可能

（会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります）ご注意ください。

U-NEXTでは見放題で見れました。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

出演者

柳葉敏郎
田中麗奈
田中圭
八嶋智人
吹越満
佐野史郎
哀川翔
北村総一朗
斉藤暁
小野武彦
小木茂光
大和田伸也
津嘉山正種
柄本明
大杉漣
真矢みき
筧利夫

ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

おおすじ

交渉人として注目を浴びた真下正義へのクリスマスの挑戦状。勇敢な刑事たちと電車のプロが１つになって、事件を解決してから数か月が経ち日常モードに戻りつつあった頃、再び大きな事件が起こった。

警視庁新宿北警察署管内で殺人事件が発生。被疑者は警察関係者。警察の上層部は早期解決を！と気を揉んでいた。事情聴取が行われようとした時、突然神村巡査（山崎樹範）が逃走！捜査員たちは振り切られ慌てて後を追う。

その数分後には神村は物言わぬ姿になってしまう。車に撥ねられ被疑者死亡により書類送検…。その場の指揮を執っていた室井慎次警視正（柳葉敏郎）は、腑に落ちないまま捜査が打ち切られた。

室井は押収物の整理中に被疑者と被害者が共通する「何か」を所持している事に気付く。すぐさま捜査会議を始めようとした時…東京地検の窪園行雄（佐野史郎）が現れ、共謀共同正犯の容疑で室井を逮捕。拘束されるという事態になる。

室井はあらぬ罪状を突き付けられ連行されてしまう。必死で平静を装う室井だが、面会に来た弁護士＝小原久美子（田中麗奈）を頼るしか術がない。見るからに半人前な彼女と過去の辛いトラウマに向き合う事となる。

久美子の経験の浅さから時間はかかるものの…全く予想だにしなかった展開の中で、真っ白な視界にパズルのピースが散らばり…。

亡くなった神村巡査の母親を炊き付け、告訴をさせた灰島秀樹弁護士（八嶋智人）の陰謀が浮上。警察の不正を暴くという大義名分を傘に、こじつけ罪名と容疑が取りざたされる。余裕のある態度は、まるでゲーム感覚で行っているような印象。

更に、この逮捕劇には裏があり、次期警察庁長官の座を巡り水面下で派閥争いが激化していた。警察庁と警視庁の確執も絡み、余計な向かい風に室井は消え入りそうになる。「警察が大嫌い！」と叫ぶ久美子との「目に見えない壁」も不協和音を招く。

各自のトラウマと陰謀、画策、罠…。鍵のかかった室井の想い。これ以上ない程の最悪の状況から、久美子がピースを拾い上げ室井が精査する。一見バラバラのように見えた事柄は今に繋がり、とある道を照らす。

今までにない室井の素顔が明らかとなり、捜査への姿勢に現場の刑事たちとの絆を再確認する。アンバランスだった室井と久美子のコンビも徐々に呼吸が合って行く。目の前の事件と同時に過去の個人的な事件もある種解決へと導かれる。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

まとめ

先日の「交渉人真下正義」を見て、機会を見計らっていた事から今回の鑑賞に至る。眉間のシワの険しい表情の中にも優しさや照れなどが見え、より一層人間味を増した今作。本編があるからこそ活きるスピンオフ作品でした。

少年っぽさが、役の幅を広げたような印象を受けた田中麗奈さんの演技が弁護士になるまでの久美子を想像させてくれて、微笑みながら見守ったワタクシ。何故か親戚のおばさん目線になっていた事に気付く（笑）

良いモノは年月が経過しても心に新たな風を入れてくれる。感じ方は時の情緒にもよるが、経年劣化する事もあれば、再生する事もある。

不思議なもので、必要な時に再び出会い目を惹く。

込められたメッセージと多少解釈が変わったとしても、鑑賞にはいつも意味を感じます。

今日は、昨日の疲れをリセット出来ずに引きずっていた。１錠のﾛｷｿﾌﾟﾛﾌｪﾝと今作に助けられ、明日やるべき事をポストイットに記した。これが最近、習慣になっている。些細な事から書き出しペタペタ…。それらを全てクリアすると達成感が得られる。引き出しの底で眠っていたポストイットたちも喜んでいるに違いない😤自己満足かもしれないが…（笑）

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

読んで頂き

ありがとうございました。

　　🍀✨🤗✨

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟