nyanko観た映画たち🎬️タイトル保管

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イーディ 83歳はじめての山登り🎦外国映画を視聴👀シーラ・ハンコック主演。人生の終わりを目前に我慢の半生を悔やむ。夢への熟年チャレンジ‼

視聴作品は…

イーディ83歳

はじめての山登り

 (字幕版)

[原題=Edie]

 

何をするにも

遅すぎる事は無い!

人生死ぬまで勉強だ‼

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

2020年・101分

イーディ、83歳 はじめての山登り(字幕版)

 

Amazon prime videoより

現在prime会員は無料で視聴が可能です。

(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。

 

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

 

今作は・・・

結婚当初に父が計画したハイキング旅行。しかし、夫の支配的なDVで断念させられた。その翌日夫が病に倒れ介護が始まり、そのうち父は亡くなってしまう。人生の大半を夫と娘に捧げてきた事に後悔があった。「人生の終わり」を意識した時「父からの絵はがき」に呼ばれた気がした…。83歳の女性が初登山に挑む物語です。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

 

役柄・その他

★イーディ

シーラ・ハンコック

ロンドン在住の女性。娘は自立し夫の介護を30年間続け、看取った後は1人で暮らして3年が経つ。ナンシーに連れられ施設見学に出向き「人生の終わり」を感じてしまう。ギクシャクした娘との関係に追い打ちをかける出来事があり、孤独感にさいなまれていたが…常連の店でかけられた言葉が胸に刺さりイーディの行動力に火をつけた。父からの絵はがきに導かれ83歳の大冒険が始まる。

 

★ナンシー

ウェンディ・モーガン

イーディの娘。母とは何故かギクシャクした関係性であったが、父が亡くなり悪化する一方。不健康な暮らしぶりの母に施設入りを勧める。実家を売りに出し片付けを手伝う中で、偶然母親の日記を読んでしまった。内容にショックを受け動揺し、口論の末実家を後にする。

 

★ジョニー

ケヴィン・カスリー

登山用品店を営んでいる青年。急いでいてイーディにタックルしてしまう。出会いは最悪だったが、縁あってイーディの世話をやく事になる。その後も偶然は重なり、最終的にイーディと契約を交わす。4日間の初心者向け登山トレーニングが始まる。

 

★フィオナ

エイミー・マンソン

ジョニーとの未来よりも登山用品店を大きくするプロジェクトに夢中。銀行からの貸付の件でジョニーと意見の食い違いが生じるも、強引に話を進めてしまう野心家。イーディの登山を反対している。

 

ほか

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おおすじ

ある日、屋根裏部屋で埃をかぶった思い出の品々に目が留まった。アルバムを開くと1枚の絵はがきに手を伸ばす。「この変な山を一緒に登ろう!昔を懐かしみながら…父より」と書かれている。

 

イーディ(シーラ・ハンコック)は、遠い古い記憶に思いをはせていると…グラスの割れる音で我に返る「今度は何?」と車椅子の夫の元へ近寄ると、夫は息絶えていた。30年の介護の日々が終わりを告げる。

 

それから3年後、自宅には「売り家」の文字が⁈娘のナンシー(ウェンディ・モーガンから施設への入居を勧められ見学に連れていかれるイーディは目の前の光景に「人生の終わり」を感じた。

 

帰宅し片付け始めたナンシーの手が止まる。母の日記だと気付いたが、好奇心が抑えられず読み進めてしまう…。すると興奮気味に箱ごとイーディの元へ持って行き「母さんの世話は もうウンザリよ」と部屋をでていく。

 

日記は人に読ませるものじゃない。孤独で打ち明ける相手は誰も居なかった。自分に話して欲しかった娘と、あなたはまだ子どもだったと言う母。夫は娘の前では怒りを隠していた。

 

車椅子の生活になる前から「行動の監視」「話す相手も決められていた」「無駄遣いも咎め」初めてナンシーに話す事ばかり。話して欲しかったと言ったのに、話始めたら逃げ帰ってしまった。

 

日記。そこには誰にも相談出来ずに飲み込んだイーディの心の叫びが綴られている。他人の目を気にせずはけ口にしていたとなれば、言葉も選ばずストレートに書かれていたに違いない。

 

イーディ自身も細部は覚えていないが予測はつく。どんな言葉で取り繕っても激怒する娘をなだめられない。半ば諦めていたが…語り尽くせない苦労をしながら、人生の大半を夫と娘に捧げてきた。その「娘に理解を得られない事」が悲しい。

 

ただでさえギクシャクしていた母と娘の関係性が破綻した瞬間でもあった。イーディは日記を読み返すがいたたまれず暖炉の火の中へ投げた…。常連のフィッシュ&チップスの店でのマスターとの会話中、イーディはハッとして目が輝く。

 

留守電になってしまう娘へ「数日家を空ける」と録音を残し、ヘソクリと古い道具を持ち夜行列車に飛び乗った。40~50年以上ぶりの大冒険に、まだ少し不安があり引き返そうとしたが、何かに背中を押されるように目的地を目指す。

 

列車を降りると、慌てていたナンシー(ウェンディ・モーガンを見送るジョニー(ケヴィン・ガスリー)とぶつかり転倒してしまう。この出会いが…その後深い付き合いに発展するとは、この時思いもしなかった。

 

印象の良い出会い方ではなかったがイーディをほっとけなかったジョニーは、ちょっとしたお節介を妬く。感謝を表し再び一人で行動を始めたイーディだったが、登山用の備品を求めて入った店のオーナーは、なんとジョニーだった。

 

所持している道具の古さを指摘され、扱いやすい最新の道具の説明を受けるが、この時は無駄遣いと一喝し、登山講習のお試し契約だけ結んだ。キャンプの基礎知識・登山道具の使い方・登山ルートの確認…などイーディに指導してもらいながら、人に頼る事を学ぶ。

 

時間を共有する中で互いを知り、刺激が活力の源になり、なんとなく絆が生まれる。不思議とジョニーには素直に言葉にできた。「父との約束」「夫のヤキモチとDV」「DVの翌日に夫が病に倒れ30年間の介護生活が始まった」「後悔」「山への想い」「人生の終わりに焦る気持ち」・・・等々

 

イーディは、気付けば全身軽量で機能的な服装を纏い、便利で簡単な最新装備をマルっとジョニーの店で購入し上客になっていた。しかし、83歳という年齢と体力の壁に阻まれ、リタイヤを決めた。

 

だが、ジョニーだけは諦めなかった。イーディの挑戦を応援しインストラクターとしてもお墨付きをだした。再び山へ気持ちが向く決心を、後押しした形になったのだが、これがタブーとされるイーディの無謀な挑戦への引き金になってしまう。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

 

感想

イーディの挑戦に手放しでは推奨できない部分がある事は、注意を促す必要があると感じた。あくまでもフィクションだから鑑賞できるが、遭難・二次被害を引き起こしてしまう危険性を、ちゃんと感じていたなら…私は賛同しなかったと思う。

 

「山登り」は「アトラクション」とは違い、楽しいだけではなく命を落とす事もあると、緊張感を持たなければいけない。又はプランの変更をしなければ実行させてはいけないのではないかと思った。

 

また、前半でのイーディの日記の件は、似た経験をしている為に理解出来る。一方娘の立場であったら何故今まで話してくれなかったのかとショックを受けるであろう。

 

人間には色んな感情が生まれ、その場の環境によって擦れ違いは仕方ない。当事者にしか分からない問題は、その後の修復の仕方で良好な関係にしていくものだと改めて学んだ。

 

おっと!今、危うく掘り下げてしまった文章を削除しました。答えはケースバイケース。当事者たちの問題です。(こうして視聴により、わが身を振り返る事は大事な時間だったとは、感じている)

 

献身的な介護を30年、なまった筋肉が4日のトレーニングで再生するとは考えにくい。ツッコミどころが沢山ありますが…人生後悔だらけと嘆く独居老人だった女性が、大きな目標に向かってキラキラしている姿には、確かに学びがありました。

 

ヒロインとは規模もジャンルも異なりますが…「もう〇〇歳」ではなく「まだ〇〇歳」と(他人に迷惑をかけない程度に挑戦➡達成!を繰り返して毎日を楽しもう!と思わせてくれた映画でした。

 

大事な事なのでもう一回!

 

ヒロインが挑戦した事柄には

倫理上の問題があります!

 

フィクションとして鑑賞して下さるよう

お願い申し上げます🍀

 

熟年チャレンジ仲間としては…

「目標」とは身近な事でも良いと思います。

私は、週末ならでは…を計画中です😁

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読んで頂きまして

ありがとうございました。

  🍀✨🤗✨

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