視聴作品は…
グランド・ジャーニー
(字幕版)
監督=ニコラ・バニエ
脚本=マチゥー・プティ
クリスチャン・ムレク
ニコラ・バニエ
リル・フォッリ
ドキュメンタリー映画「WATARIDORI」の制作に参加した…鳥類研究家で気象学者のクリスチャン・ムレクが雁の絶滅を危惧し無謀な行動に出た!そして超軽量飛行機で大空を飛ぶ旅(ノルウェーからフランスまで)を見守る事で、家族を再生に導く。
彼の説は正しかった!
実話をベースとした爽快なアドベンチャーです。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2020年・113分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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役柄・その他
クリスチャン
★ジャン=ポール・ルーブ
フランス・カマルグで雁の研究をしている…風変わりな気象学者。音信はあるものの家族は破綻し、現在は単身者。
パオラ
★メラニー・ドゥーテ
クリスチャンの元妻。キャリアウーマン。
トマ
★ルイ・バスケス
クリスチャンの息子。オンラインゲームに夢中でwi-Fiが全て、反抗期交じりの14歳の少年。
ピョルン
★フレッド・ソエル
ダイアン
★リル・フォッリ
ピチョン
★ドミニク・ピノン
ジャンヌ
★アリアンヌ・ピリー
メナール
★フィリップ・マニャン
ほか
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おおすじ
フランス・カルマグで雁の研究をしている…ちょっと変わった気象学者クリスチャン(ジャン=ポール・ルーブ)は、絶滅危惧種の渡り鳥を保護する事を上司に掛け合った。しかし、そんな事よりも先行してやらなければいけない事が山積みなんだと強く否定されてしまう。
では、どうすれば実行できるか⁈秘書の前で足を止め、咄嗟に閃いた事を実行してしまった。彼女のアシストがあったからこそ出来た事。後先考えずに行動を起こした事が、余計にクリスチャンをワクワクさせた⁈
彼が今夢中になっているのは、絶滅危惧種である渡り鳥を救う事。それには危険が少ない安全なルートを選ぶ必要があり、鳥たちにコースを教える必要がある。まずはスタート地点となる場所で羽化させるところから始めた。
申請の許可がおりたと友人に知らせ、先発隊となるタマゴが数個届いた。来客は他にもおり、離れて暮らしていた息子を3週間預かる事になっていた。今どきのゲームに時間の殆どを費やしている年頃の少年だ。
案の定父の暮らしは理解出来ず呆れている。携帯のアンテナは立たず、外の一か所でしか通話も困難。何もする事がない僻地に困惑していた。しかしそれも数日後には、目の輝きが変わり始める。
羽化した鳥たちの世話を進んでするようになると、父と息子の心の距離が縮まっていた。更に鳥たちの成長に応じて超軽量飛行機が登場すると目の色が変わった。初めての親子の共同作業は、飛行訓練。
簡易的な簡単な操縦方法だが、ちゃんと空を飛べるし距離も5時間前後飛べる。そうなると、もう毎日が楽しくてしょうがない様子。友人の手違いで1匹だけ種類の違う鳥が入ってしまい、排除されそうになるが、お気に入りの1匹を息子=トマ(ルイ・バスケス)は死守した。
母親=パオラ(メラニー・ドゥーテ)が彼氏と様子を見に来る頃には思春期のゲーム三昧な少年の姿は、すっかり消えていた。刷り込みの習性を利用して雁のヒナに自分を親だと思い込ませ、超軽量飛行機ULMで安全なルートを先導して教えることに挑戦する。
誰もが呆れる無茶なプロジェクトに夢中になっているクリスチャンとトマ。生き生きとしたトマを前に、母親としての心配はあるが喜びが勝る。安全を約束した上で、パオラも承知した。順調に進んで行くように見えたが、大きな壁にぶち当たる。
クリスチャンは、No!としか言わない上司に、無断で承認印を拝借した事が公になってしまう。そして勝手に実験、調査に乗り出していた事で、友人も巻き込み大人は大騒ぎだ。雲行きが変わった事を直観したトマは、😱1人大空へ飛び立つー‼
発狂するくらい取り乱すクリスチャン。当然駆け付けたパオラとの最悪の再会となるが、とにかくトマの生存確認が先だ。しかし賢いトマは真っ先にスマホを節制し留守電への録音機能は役に立たない。警察を含む大人は大パニック。
捜索は行き詰まり涙も枯れる頃、名刺を貰った事さえ忘れていた記者から「雁と飛ぶ動画を見た!」との電話で、息子の安否確認ができ、大自然から文明の利器へとホームが前後する。
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まとめ
人間と渡り鳥の絆。
「実話がベースになっている」
これが興味をそそった。
大ヒットドキュメンタリーと言われる「WATARIDORI」はまだ見て居ません😅順番が逆になってしまいましたが、今後視聴機会を儲けたいと思っています。
日本では成功の確率は非常に少なかっただろうな…と思いながら鑑賞していました。本編でも言われていますが「ニルスのふしぎな旅」を思い起こさせる。懐かしさもこみ上げます。
ほぼCGなしの映像で、初めて見る「人」を親だと信じて追いかけるヒナたちが凄く可愛い!🥰ULMに導かれて飛ぶ群れも実写。トマの機上シーンだけは、流石に別撮り編集とのこと…。
監督自身も冒険家としての顔を持つために、ダイナミックさが映像から伝わってきます。雄大な景色がとっても贅沢~!そして家族の「再生」も見どころの1つ。細かい仕草からも感情の移り変わりが見えます。
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おまけ
大きな声では言えませんが…世間が注目し応援した事で美談になっていなければ、これは犯罪行為なのでは⁈なグレーゾーンならぬレッドゾーンは、なんとな~く…うやむやになっております😎
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読んで頂きまして
ありがとうございました。
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