ネバダ州で巨大地震が発生。救助活動へ向かう中、レスキュー隊であっても…真っ先に家族の事を想う。危険に震える妻と娘を、生きて再び抱きしめる事が出来るのか?パニック・アクション映画です。
視聴作品は…
監督=ブラッド・ペイトン
※原題=San Andreas
カルフォルニア州の殆ど全域
(南北に縦走する)
サンアンドレアス断層の事
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2015年・119分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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役柄・その他
(日本語吹替・担当者)
レイモンド・“レイ”・ゲインズ
(楠大典)
- ロサンゼルス消防局のレスキュー隊員。
- 救難ヘリのパイロット。
エマ・ゲインズ
(魏涼子)
- レイと離婚協議中の妻。
ブレイク・ゲインズ
(浅野真澄)
- レイとエマの娘。
ダニエル・リディック
(滝知史)
- エマの恋人(建設会社のオーナー)
セレーナ・ジョンソン
(山田みほ)
- ニュースリポーター。
ローレンス・ヘイズ博士
(田中完)
- カリフォルニア工科大学の地質学者。
(竹内栄治)
スーザン・リディック
(石井未紗)
- ダニエルの姉。
- 巨大地震の犠牲になる。
ほか
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おおすじ
女性が気分良くドライブ中。何かに気を取られて…事故が起こるのはこんな時。携帯のメールの内容に気を取られたか⁈落石にフロントが破損したからか?あっという間に谷底へ吸い込まれた。
レスキュー隊の出動に記者とカメラマンが同乗していた。不安定な場所ではあるが、幸運にも窪みに車が引っかかっているのを発見。裂け目なのか⁈対面との距離が近すぎる。上昇、旋回…風向き、風速…救出ルートを調査する。
操縦士のレイ(ドウェイン・ジョンソン)は躊躇する事なく限界まで近付き救出プランも的確に指示。記者たちにも緊張が走る。しかし一瞬で状況は最悪に転じ、全員が危険にさらされてしまう。
判断は迅速だった…。
全員の悲壮な顔付きが…ほんの数分後には笑顔になっていた…👍レイ。彼は、消防局のレスキュー隊員の中でも非常に優秀で、ヘリコプターの操縦の他、救助活動にも長けている。
一方カルフォルニアの工科大学では地質学者が、日本の大地震を資料に講義をしていた。ここにも地震が起こるか?と質問を受け学者は答えた。「断層があるから地震発生の可能性はある。周期は既に100年を越えている為…時間の問題だ」と。
この頃には既に、地震の兆候を察知した学者がいた。しかし…「地震の予測」が可能になる!と目を輝かせ仮説を立証しに移動した。世紀の大発見!に喜んだ次の瞬間。学者は親友を失った。
優秀なレスキュー隊員でもプライベートまで優秀とは限らない。妻から離婚調停の書類が届く。娘のブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)とは良好な関係性を保てている事だけが救いだ。
妻には既に大手建設会社を経営する恋人がいて、同居の件を知ると流石に静かな怒りを覚えたが、それも胸に秘め救助活動へ向かう。そうしている間にもダムの全壊に始まり、隣接した州にも被害が連鎖していく。
ブレイクは、レイの出動要請で父とのドライブがキャンセルになり、母の恋人ダニエル(ヨアン・グリフィズ)にサンフランシスコまで送って貰う事になる。とても素直で賢い娘は思いやりがあり、父と母の恋人との間も上手く立ち回っていた。
レイたちを取材した記者が地質学者のヘイズ博士(ポール・ジアマッテイ)にインタビューに訪れた。友人の死を無駄にしない為にカメラの前に立つ。そこに飛び込んで来た知らせに博士の顔色が変わった。過去にないほどの巨大な地震が起こると結論に達し、誰に警告を入れたら良いのか⁈と固まる。
ダニエルをロビーで待つブレイクは運命の兄弟ベンとオリーに出会う。ベンはダニエルの面接を受けに向かい、エマはダニエルの姉と(品定め目的)食事会の席に着く。其々が「嵐の前の静けさ」に気付かず普段通りの生活の中に居た。
瞬きをしている間に、目の前の世界が変わって行く。景色は無くなり瓦礫の山が生き物のように倒れて行った。逃げまどう人々。エマはロサンゼルスの高層ビルの最上階、ブレイクはサンフランシスコの地下駐車場に落下。救助活動に向かう途中のレイ。
巨大地震がカリフォルニア州を襲う。しかし…まだこれも、この後の観測史上最大級の地震と巨大津波の予兆にしかなかった…。離れ離れに点在する家族との再会は果たせるのか⁈救えなかった娘と共に家族がバラバラに…。再び水に最愛の娘が囚われる。生きて抱きしめる事が出来るのか?
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まとめ
消防局のレスキュー隊のリーダーである主人公。
自身の妻と娘の捜索…素朴な疑問が次々に出てくるシチュエーションに賛否両論が展開されておりました。映画の公開当時にも映画関係者による評価が2分されていたと言われています。(どのシーンについてなのかは定かではありません💦)
公開されてから、ほぼ1年後くらいに初めて視聴した時は、レビューも高評価が多かったと記憶していますが、今はそれほど良いレビューでは無かったところが、逆に気になったので視聴してみました。
そして、なんとなく新海誠監督の作品に感じた「みんなのヒーローじゃない顛末」(自分の未来を掴む)系の映画だと…思いました。
構想から制作まで3社が共同で本作に携わる事で纏まるまでには、色々な大人の事情を経てきたという。撮影にも連携を重ね、終了に至る過密スケジュールをこなしたと制作秘話が語られている記事を目にしました。
こうした経緯を経て完成したパニックアクションや崩壊シーンだと聞き、制作側の視点で鑑賞すると、また違った意味の感動がありました。1度目は何も考えずに視聴し、ハラハラしながら見ていましたが、2度目は物語とは別の所に視線が行っていたように思います。
本編に少し触れます…が。
学者が、親友と生死を分けたのは運命なのか?少女が!母親が‼やり場のない怒りと共に、ホンの数秒で命が助かったのに…と、胸が熱くなりました。悟った彼の少女への気遣いに涙がこみ上げます。
涙もろいお年頃なので、ベンとオリーの兄弟とブレイクのくだりも涙腺がユルユルになりました。
それから…触れようかどうしようか迷いましたが、今作の主役ドウェイン・ジョンソンの顔をご存じの方は沢山いらっしゃると思います。まずは🎦映画の出演作品からは「ハムナプトラ2」「スコーピオン・キング」から「ワイルドスピード」のシリーズ。ディズニーの「ジャングルクルーズ(実写版)」「モアナと伝説の海」ではアニメの声優も務めているそうです😲!
📺テレビからは…「スタートレック」他。ハリウッドスターの顔の前に…2019年には引退されていますが、プロレスラーとしての歴史があるといい、身体能力はお墨付きでした!
それらを聞けば頷けるbodyを今作でも惜しみなく披露されています😆肉体派アクション俳優としてプロモーションされる機会が増えていると記事にもありました。現在は俳優・映画プロデューサーと職業欄に書かれ、多彩な才能の持ち主な事が伺えます。
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おまけ
字幕版と吹替版を双方鑑賞してみました。やはり通訳者の癖⁈又は解釈の誤差が、微妙に印象を変えています。良いか悪いかは見る側の解釈になると思います。「好み」もあると思いますし、興味を持った方は、お試しください🥰
そうそう。離婚調停中の妻を演じるカーラ・グギノ そうです「スパイ・キッズ」のママです。好きな作品の出演者が登場しただけで、どうしてこんなにテンションが上がるのでしょうか?交際相手がイザという時に「フヌケ」なのは、お約束❕のオチでした🤣その姿をお楽しみください(笑)
ブレイク役のアレクサンドラ・ダダリオ。初見の時も同じ感想でしたが、表情がとても印象強く残ります。上品な感じがするのは、両親が弁護士だという育ちの良さからなのかもしれません。他の作品を見た事が無かったので、どこかでまた出会えたら嬉しいな…なんて考えております🥰
不思議なもので、日常生活に反映される事も有ったりするから映像って面白いですね。立ち姿や受け答え。流石に家の広さ問題が邪魔して、装飾品の好みは合いませんでした😆
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
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