「ゴースト」ニューヨークの幻を鑑賞の際(約3か月前)デミ・ムーアとブルース・ウィリスが十数年夫婦であった事実を知りまして…。更にこの時までブルース・ウィルスだと思っていたんです。💧
😱
どんだけの作品を見てきたんだよー
自己嫌悪に陥りました💦
そして「引退」の文字に二度見をし「失語症」という病と闘っていた事実と、少年期の吃音(言葉が円滑に出てこない為、スムーズな会話が出来ない)を患っていたと知る。
※続きはまとめ・感想で改めて触れたいと思います。
情報過多になる程、記事をハシゴした結果…マイリストにまだ鑑賞していない視聴可能な主演作がズラリと並びました。作品の傾向と個人的なメンタルのタイミングをみて順番に観て行きたいと思っています。
視聴作品は…
デス・ウィッシュ
(字幕版)です。
監督=イーライ・ロス氏
サスペンス・アクションドラマ
まずは今作についてご紹介し、後半でブルース・ウィリスを振り返る為、長文になります。ほどほどにお付き合いくださいませ🙇♀️
※暴力・薬物・飲酒。性的…過剰なシーンもある為、対象年齢は15歳以上とコンテンツ警告がありますのでご注意ください。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2018年・107分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
役柄・(声優)その他
ポール・カージー
★ブルース・ウィリス
(内田直哉)
外科医
フランク・カージー
★ヴィンセント・ドノフリオ
(加藤清司)
ポールの弟。
ルーシー・カージー
★エリザベス・シュー
(寺依沙織)
ポールの妻。
ジョーダン・カージー★カミラ・モローネ
(ブリドカットセーラ恵美)
ポールの娘。
ケヴィン・レインズ刑事
★ディーン・ノリス
(木村雅史)
ノックス★ボー・ナップ
(細川祥央)
強盗団のリーダー。
レオノーレ・ジャクソン刑事
★キンバリー・エリス
(きそひろこ)
ベン
★レン・キャリオー
ポールの義父。
フィッシュ★ジャック・ケシー強盗団の一人。
ジョー★ロニー・ジーン・ブレヴィンズ強盗団の一人。
ベサニー★カービー・ブリス・ブラントン銃砲店の店員。
クリス・サルガド医師★マイク・エップスポールの親友。
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おおすじ
救急の患者が運ばれて来れば、どんな人間であろうと全力で命を救ってきた。あの事件が起こるまでは…。
銃による患者が急増する犯罪都市になってしまったシカゴで、運ばれて来たのは犯罪者。公私混同する者は犯罪者の治療を非難する者も居る。しかし外科医のポール(ブルース・ウィリス)医師は治療を施した。
いつもの朝食の光景に娘の渾身の歓喜が響き渡る。希望大学に合格し憧れのニューヨーク暮らしを喜ぶ。それは娘の独立を意味し、両親としては少し複雑な心境だ。
家族3人の昼食にフランク(ヴィンセント・ドノフリオ)が合流し、娘がサッカーのプレー中、応援席ではポールが注目を浴びていた話題で盛り上がる。妻にも良い事があり、楽しいひと時を過ごす。フランクを見送る際、ポールの誕生会の店と時間を確認し合う。この何気ない行動が、後に悪夢となるとは思いもしなかった。
楽しみにしていた誕生会は、病院からの緊急呼び出しでキャンセル。それでも妻と娘は笑顔で送り出す。コミニケションの取れている家族なのだと分かる。この時の妻の笑顔とkissが静止画のようにポールの脳裏に刻み込まれる事になってしまう。
ポールが緊急オペを終えると…新たな急患でバタついていた。患者は妻と娘だと知らされる。娘は緊急手術中で、妻は変わり果てた姿となり…呆然と立ちすくむ。事情聴取で強盗に襲われたのだと聞かされるが整理しきれない。
帰宅した妻子は目出し帽をかぶった3人の男に押し入られ、金庫の中身を奪われた。間抜けな男が顔を晒してしまったために拳銃で撃たれた事は後に知らされる。娘の手術は成功したが、昏睡状態のまま…いつ目覚めるのか分からない状態。失意の中、妻の亡骸を義父の元へ届け埋葬する。
その帰り道、義父が突然車を停めて猟銃を取り出した。密猟者に向けて数発発砲するが、トラックで逃げられる。その姿を遠目に見ながら義父は呟く。「被害届の無駄な事」と「本当に守りたい者は自分で守るしかない!」と…ポールの心に刺さる。
娘に親友が寄り添う姿を見て救われる想いだが、心理カウンセリングを受けても心は静まる事はなく、妻を奪った犯人への怒りが増して行くばかり。そして妻を守れなかった不甲斐ない自分を責める日々に疲弊していく。
捜査の進展を求めてレインズ(ディーン・ノリス)刑事を訪ねると、溢れる犯罪事件に捜査が追い付けず未解決の多さに驚く。そして「善良な市民が死に、悪人の命を助けなければならない」医師の立場に大きな疑問を感じてしまう。義父の言葉を思い出しポールはついに動き始めた。
まずは、計画的に準備をし必要な物を揃える。とうとう拳銃を握り、犯人の情報を求めて危険な夜の街に繰り出す。カップルが強盗に襲われている場面に出くわし、初めての発砲。目撃者が直ぐさま動画をアップした為、爆発的に拡散され翌日にはメディアでも流れた。顔を隠そうとフードを被った事と、悪人には容赦なく発砲した姿から「フードをかぶった死神」と言われ始める。
被害者は命を助けられ、悪人を一掃する。救世主なのか?疑問視され2分する世論の賛否が広まった。「犯罪者を射殺」を正当化しているようにもみえる。己とは関係の無い処で論争され…病院では尊い命を救い、外では悪人の命を奪う。こうして2面生活が始まる。
暫くすると模倣犯が出始め命が軽視されていく。「刑事の面目が潰され」レインズとジャクソンの両刑事の尻に火が付く。手がかりの動画から…ある仮説を立ててみると気になる人物が浮上した。その頃ポールは見覚えのある男を発見。腕には見慣れた腕時計をしている。次第に感覚が麻痺して昼夜を問わず制裁を行うなど「もう引き返せない復讐の域」へと踏み込んでいた。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
まとめ・感想
ここからはブルース・ウィリス個人を振り返ってみたいと思います。楽しい方向性では無く真面目な内容となります。
まずは…wikiを参照し、ザックリまとめますと
アメリカの「元」俳優
「元」プロデューサー
と、67歳の現在記載されています。
1980年代に登場
コメディ・ドラマ・映画で活躍
※60作品以上にのぼる。
ドイツ人の母とアメリカ人の父(オランダ・フランス・ウェールズ・アイルランドの血を引いている)の間に生を受ける。少年時代に吃音(言葉が円滑に出てこない為、スムーズな会話が出来ない)症状に悩まされた。しかし…何故かステージ上や演技中には症状が出ない事に気付き、高校では演劇部に所属したり生徒会長も務めた。卒業後は原子力発電所で警備員・運送業者・工場労働・私立探偵などの職を経て、俳優の道を志す。
1987年にデミ・ムーアと結婚。3人の娘を設けるが2000年に離婚。その後も交流は続き、それぞれが「再婚した式には互いのパートナーと共に出席。」☚私には理解出来ず驚いた😲。最終的に腹違いの娘が5人になった。中々の波乱万丈な生立ちを持つ。
2022年3/30
ブルースの娘ルーマー・ウィリスがInstagramで…失語症の為、父は俳優を引退する事を発表した。
※シルベスター・スタローンやジョン・トラボルタを筆頭に、俳優仲間や共演者、スタッフ関係者たちからの労いの言葉が送られ、今後のサポートを申し出たという。
※失語症
意思疎通に問題が生じる言語障害で思考力には影響しない。FTD以外でも、頭部外傷や脳卒中、感染症による脳損傷が原因で生じる場合がある
そして最近のニュースで追記を発見!
引退から1年が経過し病状は進行している。2023年2/16に「前頭側頭型の認知症」と新たに診断が出た。(妻ヘミング・ウィリス、元妻デミ・ムーア、5人の娘達…連名で声明が発表される)
※FTD(前頭側頭型認知症)
脳の前頭葉と側頭葉が萎縮する病気で原因は分かっていない。他にも行動の変化や発話・言語障害、運動障害などがある。認知症全体の10%~20%を占める(米総合病院メイヨークリニックより)
失語症はFTDの症状の1つであり、60歳未満で最も多い認知症のタイプ。現在治療法は存在せず、診断には数年を要する場合があるという。
※発症後も生存は可能だが、肺炎や感染症、転倒による怪我などのリスクが高まる。発症後の余命は7~13年としている(AFTD=米国の前頭側頭型認知症協会 ジョンズ・ホプキンス・メディスンより)
本人が常に考えている事から察し、「同じくこの病気と向き合っている人々や、どれほど多くの人とその家族に影響を与えているかについて」世界の注目を集め、人々を繋げたいと思うに違いない
FTDは残酷な病気であるものの、ようやく明確な診断が出て安堵している
(家族の声明より抜粋)
病気であるのかさえ分からず、症状に不安を抱えてきたご本人や家族。長期間に渡り辛い思いをされて来たのだと推察されます。診断が出た事により病気への対処や維持、緩和といったケアを考える事が出来る安堵感。持病を抱える人であれば想像に至る事でしょう。いつか迎えるその日まで今を生きる事を共に戦えたらいいなと感じました。
「人々を繋げたい!と思うに違いない」とあったので、あえて話題にさせて頂きました🍀
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おまけ
今作には曰く付きと噂があり
primeのレビューも含め賛否両論でした。
※全米公開に先立つ2018年2月14日「フロリダ州の高校で銃乱射事件が発生」人々の記憶に当該事件が焼き付く状況下で、「拳銃を使った自警行為を称賛⁈」は適切ではないと批判の声が出た。
①とある批評家の見解(抜粋)
「デス・ウィッシュ」はオリジナルの単なる焼き直し以上の出来。
(オリジナルにある根性と信念は残っているが、公開時期が悪かった。)
②「本作は1作目以降の「デス・ウィッシュ・シリーズ」よりも優れている」(サンフランシスコ・クロニクルのミック・ラサーク)
イーライ・ロス監督の言葉(抜粋)
私は家族について語りたかった。
主題にこだわりたかった。
銃社会を讃えたかったわけではありません。
「もし自分の家族がカージー家のような目に遭ったなら、貴方はどうしますか」
監督の意見を読み考えて瞑想しましたが、不用意な発言は出来ないと思いました。個人的には常に頭の隅に置いて、常に考えて行く事こそが必要なのかもしれないと感じました。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
今後視聴予定の作品です
2020年・98分
日本劇場未公開
ハード・キル
2017年・94分
バッド・ウェイヴ
2019年・98分
THE LAW
刑事の掟
1998年・124分
ジャッカル
1991年・105分
ラスト・ボーイスカウト
上記5作とも
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟