4/2日(3/28)坂本龍一さんの訃報を知る。偉大なる作曲家であり編曲家、ピアニストで音楽プロデューサーでもあった。文字にする事で事実なのだと思い知る。故人を偲びながら…生み出された作品たちに、私的な思い出が蘇り胸が熱くなった。
いったいどのくらいの時間を情報の中で過ごしていたのだろう?貪るように記事を読み漁っていた。そして本日「ムツゴロウさん」の訃報を知り、例えようのない感情の中に居る感じです。
それでも、私は私の人生を生きなければなりません。自分に出来る事を捜し…故人と、ご遺族を始め…近しい関係にいらっしゃる方々にとって、少しでも哀しみが和らぐ事を祈らせて頂きたいと思います。
※市原悦子さん。内田裕也さん。萩原健一さん。高島忠夫さん。ジャニー喜多川さん。八千草薫さん。木内みどりさん。中曽根さん(元政治家)。梅宮辰夫さん。ほか…親世代の俳優陣(有名人)が2019年に寿命を迎えている。
心よりご冥福をお祈り致します。
坂本龍一氏の中咽頭癌の闘病を、私が知ったのは2019年の10月でした。確か…「八千草薫さんが膵臓癌の為、88歳の生涯を閉じた」とのニュースに、ショックでネット・サーフィンしまくった時でした。
※好きな女優さんだった事と、長編ドラマ「やすらぎの郷」にて演じていたストーリが衝撃的過ぎて…今思えば、感情を落ち着かせる材料を探していたのかもしれません。
櫻井翔さんが広告キャラクターを務めていたアフラックのCMで坂本龍一さんが、自身の癌について語っているシーン(動画)です。(約4年前)癌の闘病体験者からのリアルなインタビューだという事が当時話題になていた。
※撮影はニューヨークでフリートーク。「癌と診断された時の率直な気持ち」「病気や仕事の事について」ありのままを話すドキュメンタリー調。癌に関する話題から、映画や音楽の話、教育、健康、トレーニング、海外の暮らしなど多岐に亘った話題で纏まっていた。
CMでは、中咽頭癌にかかった時の事を思い返し「まさか、自分が、と言う感じ」「そのときほど強く生きたいを思ったのは生まれて初めて…」と語っていた事が思い出される。
今回再び、見直す事が出来た。桜井さんからの質問に「やりたい事は、いつもたくさんあるから、自分を奮い立たせないとモチベーションが上がらないという事は無い」「仕事上、そしてSNSでも普段、否が応でも情報のインプットがどうしても多くなる…頭がいっぱいな状態では、何も自分から出て行かない」「音楽を集中して制作するには、メディアやSNSは見ない。飢餓状態を敢えて作り、自分から出てくるのを待つ」と言った事を、坂本さんは独特の語り口調で回答していた。
著名人の「寿命年齢」を知る度、自分の年齢を比較して、引き算をする癖がついてしまった。「あと何年か…」と、思う度に無性に焦りを感じる。そして「恐怖」も…。
だから必死で、落ち着こうと色んな記事を読む。信憑性は二の次。だからネット情報でも問題はない。脱線もするし興味が湧いた記事を辿って行く事もある。いつの間にか時間が経過し、寝落ちする事もある。そして朝が来て、1日が始まるのだ。
やっぱり答えには辿り着けなかったから…騙し騙し⁈やり過ごしながら「私は私の今日を生きる」と、自分で選んで身支度を整える。
色んな感情から二転三転し、外国映画から今作を視聴した…。
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これが私の人生設計
(字幕版)Scusate se esisto!
監督=リッカルド・ミラーニ氏
脚本=リッカルド・ミラーニ氏
=パオラ・コルッテレージ氏(主役)
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おおすじをザックリご紹介❣
有能な女性建築家として、世界各国で学位を取り大活躍。華々しいキャリアを手に入れたものの…順風満帆に外国の暮らしを満喫中だったのに、不意に変化を求める自分に気付く。
次のステップへ踏み出そうと、帰郷(イタリア)を決めた。同僚たちは賛成しかねたが、賑やかで楽天的な行動派の彼女は(少~しおっちょこちょいだが…)底なしのチャレンジャーだ。
妊娠したら解雇⁈業界では…まだまだ男社会で就職は難航し、あっという間に貯金がなくなる。アルバイトをしなければ生活が出来なくなり、ウエイトレスを始めた。
色気のあるオーナーにひと目惚れ🥰し、全てが上手く回り始めた!と思ったら…お人好しな性格からバイクを盗まれ、犯人を追いかけた先で出くわした夫人のお陰で公募のポスターを見付ける。生活圏の違う人々に恐怖を感じるが、仕事へのインスピレーションを得た✨
いい環境で生活費が稼げるようになるが、常に中腰での住居物件に耐える生活。恋の予感と住まいが手に入ったかと思ったら…大難が押し寄せる。
まさに彼女の毎日は波乱に満ちたジェットコースター。幸運と不運は背中合わせ。だが、確実に運命は好転していく。ただし!彼女は人生をかけた大博打を打った。最後まで走り抜ける事が出来るのだろうか?
ドタバタながら、己の人生を精一杯生きるセレーナ(パオラ・コルテッレージ)は…コミカルに笑顔で、ピンチをチャンスに変える。
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ローマ郊外に実在する公営住宅で採用された女性建築家に着想を得た。監督・脚本担当のリッカルド・ミラーニと主演のパオラ・コルテッレージ(脚本にも参加)は、公私にわたるパートナーだという。当初のタイトルは「生きていてすみません!」だったが、2016年に「これが私の人生設計」のタイトルで公開されたイタリアコメディ映画である。
2014年・104分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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役柄・その他
セレーナ・ブルーノ
★パオラ・コルテッレージ
幼少の頃から才能を発揮し世界的に活躍した女性建築家。ふと人生を見つめ直し、故郷に戻り心機一転を試みた。しかし、思いのほか男社会に難航し仕事が出来ないまま…生活への支障をきたす。更に淡い恋心にも苦戦し良い所無し。一発逆転に望みを託す。
フランチェスコ
★ラウル・ボヴァ
生活の為にウエイトレスとして働きだしたレストランのオーナー。離婚歴があり、長男は元妻が育てている。離婚した後に自身の本性を自覚。従って息子にカミングアウトしていない。色気のあるイケメンで、心優しく気持ちの上で頼りになる人。
ニコラ
★マルコ・ボッチ
フランチェスコのパートナー。
リパモンティ
★エンニオ・ファンタスティキーニ
有名建築家。
ピエトロ
★コラード・フォルトゥーナ
リパモンティの事務所の下働き。
ミケーラ
★ルネッタ・サヴィーノ
リパモンティのベテラン秘書。
ヴォルポーニ
★チェーザレ・ボッチ
リパモンティの部下。
デニス
★フェデリカ・デ・コーラ
リパモンティの部下。
ラスピーニ
★アントニオ・ダウジーリオ
リパモンティの部下。
フランジパーネ
★フェリス・ファリーナ
リパモンティの部下。
グラツィア
★フランカ・ディ・シコ
セレーナの母。
クレメンティーナ
★フィロメナ・マクロ
セレーナの伯母。
エルトン
★マッテオ・フォティ
フランチェスコの息子。
マリア
★ステファニア・ロッカ
フランチェスコの元妻でエルトンの母。
ほか
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まとめ
「人生は短い 運を掴め」
本編では「父の言葉」だが印象に残った。(夢を)諦めなければ成功に繋がる。何よりセレーナのコロコロと変わる表情が、とてもチャーミングです🥰開始数分は、振り切ったテンションについて行かれないかと脳裏をよぎるも…物語が中盤に差し掛かる頃には次第に慣れ始め、集中して鑑賞していた気がする。
物語後半では、すっかり主人公のセレーナに引き込まれていたし、色気のあるオーナーのパートナーが、AGT(アメリカズ・ゴット・タレント)番組に出場していた…ハイヒールを履いた3人組の1人に似ていると思った😆(LGBT寄りのダンサー)
興味を持った方は…
誰目線のハッピーエンドなのか?
ぜひお楽しみください🥰🍀
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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