nyanko観た映画たち🎬️タイトル保管

時々アニメやドラマ…その他も視聴 🍀✨🤗

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(字)外国映画を視聴👀歪な魔法使いは「私のやり方」で7人の悪ガキを、見事に「8月の雪」へと誘う。

2005年製作のイギリス映画。イギリスの児童書を基に制作(「ラブ・アクチュアリー」の製作スタッフ)1年前に母親を亡くした7人の兄弟たちは、外から家に入り込んで来る大人たちを次々に追い出す相当ないたずらっ子たち。家長のセドリック・ブラウン(コリン・ファース)は葬儀屋の仕事をしているが、その稼ぎだけでは到底養いきれず…叔母さんに援助を願い出ていた。しかしその援助には、幾つかの交換条件が出されており、父親は頭を抱える。父の苦悩を知らない子どもたちは、長男のサイモン(トーマス・サングスター)を筆頭に今日もやりたい放題。そんなある日、不思議な魔法使いのナニー・マクフイー(エマ・トンプソン)がブラウン家にやって来た。彼女の手にする杖が床を突くと・・・。

 

視聴した作品は…

ナニー・マクフィーの

  魔法のステッキ

(字幕版)

原題=Nanny McPhee
原作=クリスティアナ・ブランド(推理作家)
※児童小説=マチルダばあや(Nurse Matilda)
第一作・マチルダばあやといたずらきょうだい
第二作・マチルダばあや、ロンドンへ行く(日本語訳あり)

 

監督=カーク・ジョーンズ
脚本=エマ・トンプソン
エマ・トンプソンナニー・マクフィー役を演じ脚本も手掛ける

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

2006年・98分

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ (字幕版)

 

Amazon prime videoより

現在prime会員は無料で視聴が可能です。

(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。

 

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

 

役柄・その他

ナニー・マクフィ
エマ・トンプソン
紹介所が匙を投げたブラウン家に突然訪れる。印象深い出で立ちでナニー・マクフィーと名乗り、初日の挨拶でシッカリ子ども達のマウントを取った。彼女のスマートな対応は、セドリックが居眠りをしている間に片付き自室へと消えて行く。乳母としてやって来たのは不思議な魔法使いだった。顔には目立つ吹き出物。ガタガタの歯並びが目を惹く。魔法使いと毒リンゴ…代表的な魔法使いの出で立ちに、強力な威力を持った杖。政府から派遣されたという彼女のやり方は非常に特殊。5つのミッションを完了させていく系式。そして「必要とされる限り嫌われても残ります。」「その役目が済めば望まれようとも私は去ります。」「どんなに悲しくても…」と挨拶の晩に語った。当初悪ガキたちは真向勝負を挑んでいたのだが…。

 


セドリック・ブラウン
コリン・ファース
ブラウン家の当主。最愛の妻を亡くして1年が経つが、悲しみのあまり子ども達との関係性がギクシャクしている。気付けば子ども達のイタズラは、どんどんエスカレートしており…手に負えなくなっていた。そんな時、更なる悲劇がブラウン家を襲う。

 

 

エヴァンジェリン
ケリー・マクドナルド
唯一7人兄弟に受け入れられているメイド。しかし「教育」に飢えており、己の学の無さを嘆く日々。時々リリーに本を借りるが、文字が読めずにリリーに教わる。人一倍子どもたちへの愛を持ち、セドリックに進言してみるが…一向に好転せず空回り、最後は身分の違いを思い知る展開になってしまう。そんな彼女にチャンスが起きた!それは7人を救うピンチであったが、サイモンの気転が全てを丸く収めたのだ。

 


「7人の兄弟たち」
サイモン・ブラウン    
★トーマス・サングスター
責任感が強く、良くも悪くも頭の回転が速い。早い段階でマクフイーに認められていた。賢く頼れる長男。

 


トーラ・ブラウン
★イライザ・ベネット
優しくしっかり者の長女で、サイモンのイタズラ案に乗っかる子どもらしい一面を持ちつつも、兄弟の面倒をよく見る。特に末っ子の赤ちゃんを、いつも抱いている。

 


リリー・ブラウン
★ジェニファー・レイ・デイキン
本を読むのが好きで、所持している本を貸してエヴァンジェリンに読めない箇所を聞かれると、細部まで説明したりする。難しい言い方をすると、劣等感からなのかエヴァンジェリンは退散してしまう。その分も父に本を読んで欲しいと急くが、いつも忙しいと後回しにされてしまい不満が募っている。

 

 

エリック・ブラウン
★ラファエル・コールマン
「追い出し」に関しての作戦担当。頭の回転が速いが、少々勇気が無い事から、怖くて妹を助けに出て行かれなかった。助けを求めた時、父や兄たちでは無く、いつの間にか「マクフイー」の名を呼んでいた。

 


セバスチャン・ブラウン
★サム・ハニーウッド
一番の食いしん坊。いつも「何か食べたい」が口癖。

 


クリスティアナ・ブラウン
★ホリー・ギブス
通称クリッシー。おてんばな女の子。叔母さんが来客した際、女の子を1人貰い受ける話が勝手に進み、運悪く叔母さんに捕まってしまう。

 


アガサ・ブラウン
★ヘーベ&ジニア・バーンズ
通称アギー。末っ子の赤ちゃんなのだが、時々カタコトの言葉を喋っている。彼女を命がけで出産し、母親は亡くなってしまった。しかし母親は危険を顧みず生みたいと願い、出産に臨んだとセドリックが語っている。

 

 

アデレード大おばさん
アンジェラ・ランズベリー
ブラウン家に援助をしている裕福な夫人。視力が悪く、厳しい言動で悪童たちには女性の力が必要だと説き、暴走気味。

 


クイックリー夫人
★セリア・イムリ

ブレザーウィック夫人
イメルダ・スタウントン

ウィーン氏
デレク・ジャコビ

ジャウルス氏
★パトリック・バーロウ

 

ほか

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おおすじ

持ち主を失った一脚のイス。その人が健在なら…この物語も何も起こらなかったかもしれない…。語り手は父、セドリック。手に負えぬいたずらっ子である7人の子ども達を嘆く。

 

 

葬儀社へ出社した時は何事も無かった。しかし…この国で最も厳しく勇敢と言われる乳母が、悲鳴を上げて駆け込んできて事態は急変する。

 

 

急いで帰宅してみると…キャベツとソースまみれの末っ子を発見。17人目の乳母が逃げ出した事により、子どもたちの希望通りになった事を告げ、おかげで「午後からまた乳母探しをする事になった」と落胆した。

 

 

こうして7人の悪ガキたちは好き放題に暴れて、次から次にブラウン家に訪れる乳母を追い出してきた。1年前に生まれた末っ子の出産で母親を失って以来、妻を亡くした哀しみから立ち直れない父親が、振り向いてくれない寂しさを紛らわしていた。

 

 

強がっていても、まだまだ両親が恋しい年頃。母親の分までも、父親との時間に飢えていたのだ。話さえ聞いて貰えず、一向に父まで想いは届かない。

 


セドリックは急いで「乳母紹介所」へ向かい、必死に食い下がるも門前払いを食らう。もう紹介できる人も居ないのだ。諦めかけたその時「あなたに必要な乳母はマクフィー」と、声がした。しかし、ここには居ないという。

 

 

マクフィーは、何処にも属さない」⁈理解が追い付かないまま…お見合いの予定が迫っていたセドリックは、子ども達に苛立ちをぶつけてしまう。

 


ブラウン家には他に料理担当とメイドが雇われており、エヴァンジェリンは積極的に子ども達に関わって居る。ただ…本を読んで、一緒に遊んでくれるだけで良かったと、サイモンが父への本音を漏らせる相手でもあった。末っ子のアギーに子守唄も歌った事がないと批判するサイモンに彼女は父親を擁護する。

 


その頃、持ち主が据わる事の無いイスに向かい父は語る。アデレード大おばさんが今月中に再婚しないと仕送りを止めると言って来たと…。お金が入らないと困るから、約束してしまったのだ。銀行に家を奪われ、上の子たちは施設へ…。阻止するには、誰でもいいから結婚しなければ…と、セドリックの脳裏に変換されていた。

 


再婚の事で頭が一杯の父に不満が募る子ども達は「継母」の偏った知識を基に、エヴァンジェリンが読めない童話で説き伏せた。どちらの気も晴れないまま…新たな住人がブラウン家の戸を叩く。

 


マクフイーと名乗る女性は、とても印象深い風貌だった。紹介所では無く政府からの派遣だという。セドリックは聞いた事が無いと不審に思ったが…一瞬で子ども達に変化があり追求を辞めた。書斎で居眠りをしている間に、子ども部屋での魔法のひと時が終わりマクフイーは自室へと消えて行く。 

 

 

彼女が言うミッションは5つ
その1・素直に寝る

は、初日に完了。

 

 

翌朝には
その2・素直に起きる

が合格になる。

 

 

…その3、その4、その5

 

 

彼女は課題を出すのみで実行者は子どもたち。時折父親に学びの場が設けられるが、それらも全て子どもたちの成長を促すものであった。

 

 

初見の挨拶の場で語ったマクフイーの「私のやり方」は「8月の雪」の置き土産…。幸運をつかみ取った成長への賛辞は、彼女の綺麗な微笑みと、満足げな後ろ姿が物語っている…。

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まとめ

一般的な推し置きとは別に、非常に特別感があり、魔法と称してファンタジーが広がる。この記事を書くにあたって2度視聴したが、初見ではメモを取るのも忘れて見入ってしまった。

 

 

エマ・トンプソンが演じながらも脚本を務めたという今作に興味を持ち、またまた…パッケージの一目惚れから視聴に至った😆

 


本編はアメリカンジョークが効いていてとても面白く、魔法使いが昔見たアニメの主人公のような顔面で、リアルさが必要以上にワクワクをそそった。

 

 

メイド役のケリー・マクドナルドケイト・ウィンスレットに似ていて、親戚なのかと思って検索してみたけど、全く関係はありませんでした(笑)写真では明らかに違うのですが、本編では似て見えたんですよ😲

 

 

写真より本編の方が「良さがアップする!」と言えば個人的にはサイモン役のトーマス・サングスター君🥰今後が楽しみです。少女ではトーラ役のイライザ・ベネットちゃん🥰成長が楽しみだなあ~と注目しております。

 

 

次回は、一度邦画🎥を挟みますが、続編の鑑賞を考えております😆では、この辺で失礼します。

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おまけ

2010年に続編の
「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」
が公開されている。

 

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最後まで読んでくださり

ありがとうございました。

  🍀✨🤗✨

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