今作では…直接地震や津波を描写する場面はないが、避難所等の連想させるシーンは含まれています。ご注意ください。
東日本大震災の被災地支援
「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」(フジテレビの企画)
※特に被害が大きかった岩手県、宮城県、福島県の東北3県を舞台にしたアニメ。その地域の魅力に気づかせ、観光資源の1つとなっているアニメファンの「聖地巡礼」を起こす事で、長期的な被災地支援につながることを目指す企画であるという。
視聴した作品は…
岬のマヨイガ
小説から劇場アニメに展開2021年公開。
登場人物や設定の年齢、数…その他、多少の変更や脚色されている。原作との違いに興味のある方は、検索してみても面白いかと思います。
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2021年・105分
Amazon prime videoより
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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主題歌
🎤羊文学
「マヨイガ」💿
※羊文学(ひつじぶんがく)
hitsujibungaku
オルタナティブ・ロックバンド
ボーカル・ギター
★塩塚モエカ
ベース・コーラス
★河西ゆりか
ドラム・コーラス
★フクダヒロア
脱退や加入により5人➡3人体制になる(2017年)
英語でも日本語でも「羊」という言葉が入ってたら格好いい気がする。大きな世界観を名前で表現する為「文学」を繋げた。By塩塚氏
S.R.Sが好きで「羊」シガー・ロスの様な表現をしたくて字面が良かったから「文学」にしたと、答えているインタビュー記事も存在するという。
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登場人物・その他
ユイ
★芦田愛菜
事情があり、身元を語ろうとしない。年齢は言わず高校は辞めた事だけ明らかにする。父親と2人暮らしの描写はある。地震に遭遇し、最寄りの狐崎の避難所でヒヨリとキワに出会う。
キワさん(山名キワ)
★大竹しのぶ
避難所でユイとヒヨリを孫だと名乗り、引き取る。3人で岬の家「マヨイガ」で暮らす…おばあちゃん。年齢は不詳。遠野出身で、その後各地を転々としてきた事だけ明かす。河童を始め「ふしぎっと」が見える人間。
ひより
★粟野咲莉
両親を一度に亡くし1人だけ生き残り、喋れなくなってしまう。その後親戚の家に引き取られて直ぐ震災に合い、避難所では1人で暮らしていた。
巻尾玲子
★三宅希空
ひよりの同級生。
その他
★一城みゆ希
★佐藤拓也
★桑島法子
★森なな子
★横堀悦夫
★広瀬裕也
★菊地伸枝
★林田悠作
★平ますみ
★伊達みきお(サンドイッチマン)
★富澤たけし(サンドイッチマン)
★宇野祥平
★達増拓也
★江原正士
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おおすじ
少し歳の離れた姉妹と祖母。そんな関係性に見える3人が、岬にポツンと立って居る古民家を目指して歩いていた。
無言で歩く姿や、息も乱れず同じ速度で歩くおばあさん。息を切らしながら、雑木林の不気味さに手をつなぎ寄り添う姉妹…。
ここは「子狐岬」これから3人が住む家に到着。外観は、さほど傷んでいるようには見えないが…暫く人が住んでいなかった家。中に入ると…昔は馬を繋いでいたという「まがりや」は、ちょっとこじゃれた感じの内装に変わっている。土間っぽい空間と和のテイストを残しつつ、カウンターテーブルや洋風のソファーが混在していても騒がしくない。
風と日差しを部屋に入れ、畳を感じながら小休止。3人の関係性が少し見えてくる。姉妹に血縁は無い。避難所の近くの神社で出会った2人。小雨の中で狛犬に乗っていた木の枝を取り除こうとしていたヒヨリをユイが手伝った。
避難所に戻ると…身元を聞かれ、口ごもるユイと声が出ないヒヨリ。2人を孫だと言うキワが現れ3人で避難所を後にした。血のつながらない3人が、海を見下ろす岬に建つ古民家「マヨイガ」に住む事になる。
始めは警戒していたユイだが、わりと柔軟なヒヨリを通して穏やかに毎日を過ごすようになって行く。訪れた人をもてなす伝説の家「マヨイガ」を目の当たりにするが、キワさんの優しさに触れ全てを素直に受け入れる。それぞれ傷ついた心は、忘れるのではなく受け止められるように成長した。
一方、津波によって封印が説かれてしまったのではないか?と、キワの疑念は当たってしまう。復興を頑張る人たちに、更なる災いが迫りくる。
そんな時、ユイの苦しみにも災いが付け入ろうとしていた。各々の個人の戦い、その地に住む人々の為の戦い。キワの語る昔話が、目の前に広がって行く。
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まとめ
サンドイッチマン。コンビで声優されているのは珍しい😲と、驚きました。そして主役クラスの女優さんである…芦田愛菜さんと大竹しのぶさん。視聴前から配役は知っていましたが、すっかり忘れて鑑賞していました。馴染んでいた…というか、違和感を全く感じませんでした。(肉子ちゃんとは別人🤣)
「自分に出来る事を
やるしかないのさ」
「いっぱい考えればいい」
非常にシンプルですが…
この言葉が鑑賞後も耳に残っています。
可愛らしいビジュアルにのどかな背景。アニメ・ドラマ・キッズ・アニメ・外国映画・ファンタジーと並ぶジャンルの表記がありましたが、日本昔話を思い出させる…潜む怖さを感じました。
現実離れしている内容がフィクションとして見れて、個人的には救いでした。
キッズ向け⁈😲最近のキッズは精神年齢が高いのでしょうか?己を振り返ると、おそらく眠れなくなっていた事でしょう💧
と、言ってみましたが…教材として一理あり、学びの映画でもあったと感じています。各々の立場からの視点で、思う事も変わって来ると思いますが…メッセージ性が強く、希望が込められている印象が残っています。
原作が気になった映画となりました。機会に出会ったら大事にしたいと思っています🥰
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最後までお付き合い下さり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
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