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レジェンド&バタフライ🎥日本映画を視聴👀激動の時代に宿命との狭間で駆け抜けた。誰でもない男と女は思いを馳せる🎈

「伝説の男」と「美濃の女」お家を継ぐ者は宿命に生きる。その一時代を作り、歴史に名を刻んだ男と女の物語。2人が足早に駆け抜けた…時を刻む。僅か数十年間の物語では、幾多の所説が存在し歴史の波に埋もれず語り継がれて来た。人たらし由縁の魅力の明し。今作では時代背景や生立ちなどを背負った上で、政略結婚からの2人のラブストーリーにスポットが当たっている。

 

視聴した作品は…

   THE
LEGEND&
  BUTTERFLY

レジェンド&バタフライ🦋

 

監督=大友啓史氏

脚本=古沢良太

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

2023年・168分

レジェンド&バタフライ

 

Amazon prime videoより

現在prime会員は無料で視聴が可能です。

(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。

 

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

登場人物・紹介

 

織田信長

木村拓哉
自由奔放で若さ故の権威を振りかざし、尊大な態度で歌舞いたとて、お家を継ぐ者として政略結婚が組まれる。偉大な武将の娘として教育されてきた濃姫/帰蝶綾瀬はるかに全てを見透かされ、野生児との結婚は無謀かと思われた…しかし結果的に天下取りレースに参加する程の急成長を見る。始めこそ距離を作るが、互いに「恥じぬ生き方」を極めるうちに、いつしか同じ夢を抱くようになった。だが止まぬ戦にて、心をよせる者たちまでもが次々に世を去って行く。度重なる重圧と疲労が精神までも貪り、みるみる狂気に支配された。その残虐非道ぶりを誰もが恐れる中、怯まず対峙してきた姫さえも、すれ違いから望まぬ距離を生んでしまう…。

 


濃姫/ 帰蝶
綾瀬はるか
信長木村拓哉正室として織田家へ迎えられるが…男勝りの性格もあり、政略結婚での自分の役目に拘り続ける。真正面から衝突が続いていたが、転機は父の斉藤道山北大路欣也の死であった。いつしか同じ夢を抱くようになり、時に戦略を語る時間さえ共有していく。しかし信長の視野が広がると…時代に翻弄され、気付けば拠り所を次々に失い、乱心していった。殿は心身ともに疲弊し、殺気立っている。更に不信感が募り、とうとう心が背を向けた。自身のサガもあり、寄り添う事を選ばなかった2人は、其々の時代の波に飲み込まれてしまう。

 

 

福富平太郎貞家

(フクズミ ヘイタロウ サダイエ)
伊藤英明
濃姫帰蝶の侍従。姫のお供で織田家へ入り、仕官として使える。しかし、人たる心を見失ってしまった信長の基を離れる決心をした姫に同行し、織田家を後にする。数年が経ち、信長から言いつかったある約束を果たせぬまま…再び織田家の門を叩く。

 

 

各務野
中谷美紀
姫の、幼き頃より筆頭侍女として…いかなる時も身を挺して守り、迷う事があらば道筋を照らし見守る。誰よりも姫の行く末を案じている1人。

 


斎藤道三
北大路欣也
姫の父親。美濃の戦国大名で「美濃のマムシ」の異名を持つ。姫が織田家に入り数年後、息子の反乱で討ち死にする。

 


明智光秀
宮沢氷魚
織田五大将の一人。「魔王」として恐れられていた頃の信長を慕い、殿からの熱い信頼も得ていた。だが…帰蝶の存在に変化をもたらした信長を勝手に見限り…。

 

 

森蘭丸
市川染五郎
信長の側近・小姓。殿に特別な奉仕をしていたという説があるが、その描写は今作に登場しない。上品で気品を持ち、堂々とした立ち居振る舞いで場の空気も読める…秘書的な働きをする。

 


木下藤吉郎/ 豊臣秀吉

(キノシタ トウキチロウ)
音尾琢真
織田五大将の一人。農民出身でありながら数々の武勲を立ててのし上がって行く。機転が利き、要領も良い。織田家家臣の身から信長の心を掴み、更に縁の深い立場になって行く人物。(今作では、さらりと登場し軽いタッチで描かれている)

 


徳川家康

斎藤工
信長から安土城に招かれ饗応を受ける。その際、充分存在感を発した。後に江戸幕府を開く人物。

 


滝川一益
★増田修一朗
織田家の家臣・織田五大将の一人。鉄砲の名手。

 


丹羽長秀(にわ ながひで)
橋本じゅん
織田家の家臣・織田五大将の一人。魔王へと豹変していく信長に戸惑いながらも支え続ける。

 

 

柴田勝家

池内万作
織田家の家臣・織田五大将の一人。家中随一の猛将。

 

 

林秀貞
本田大輔
信長幼少期の筆頭家老。

 


佐久間信盛(さくま のぶもり)
★浜田学
織田家の部将。

呼び名=「退き佐久間」

 


森可成

武田幸三
織田家の部将。槍の名手。

 


前田犬千代/ 前田利家

和田正人
小姓。呼び名=「犬」

 

 

池田勝三郎/ 池田恒興

高橋努
小姓。幼少期から信長に仕えている。

 


蜂屋頼隆
★野中隆光
馬廻

信長の親衛隊(黒母衣衆の一人)

 

 

すみ
★森田想
濃姫の侍女。

 


織田信秀

本田博太郎
信長の父。

 

 

生駒吉乃

★見上愛
信長の側室。

明るい性格で信長との子を授かる。

 


平手政秀
尾美としのり
信長の教育係。

 

ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

おおすじ

文永18年(1549)春。尾張国那古野城にて美濃より濃姫/帰蝶綾瀬はるか織田家の敷居を跨いだ。2人の宿命は動き出す。織田家では…信長木村拓哉が待ち遠しく、行列を覗き品定め。信長の周囲には小姓たちが取り巻き、下世話な話題で織田家家臣たちの眉を歪ます。

 

 

客人は噂通りの美人で、黙ってしおらしく様子を見ていた。政略結婚が厳かに執り行われ、ニコリともしなかった姫が微笑を浮かべたのは、盃を交わした際に信長が咽た時だけ。「美濃のマムシ」の異名を持つ、斎藤道三北大路欣也の娘であり、流石と言った立ち居振る舞いであった。

 

 

かたや野生児…全てを見透かされていても虚勢を張る。初夜では初めて組み合うが、夫婦のそれとは明らかに違い戦闘態勢。姫の実力に完敗。障子一枚を隔てて控えていた家臣たちに助けを求めると、互いの家臣は言葉を失っていた。その醜態はしばらく引きずる事になる。

 

 

隙あらば寝首を掻くつもりでいる姫は父からの命を待つだけ。そのまま水と油の関係が修復する事もなく2年が経ち、ある日突然の出陣体制に驚く。訳を知り動揺していると…兄が父に反旗を翻し、結果父は討ち死にしたと追報を知る。失意のもと自害を決意する姫に、信長は妻の役割を言い渡し、その場を収めた。くしくもこの年の春、父の織田信秀が世を去っていた。

 

 

存在意義を確信した姫は、信長との関係性を変えていく。大軍の攻めに弱音を漏らした際には、会話の中に「言霊」を見る。そこには確かな絆が存在した。姫も共に戦場を走ったかのように2人は心を共にする。いつの間にか織田は勢いを増し、18年目を迎える頃には笑顔を交わしながら馬を並走していた。

 

 

岐阜城」と名付けた城から周囲の景色を見渡すと、2人はその地を取り返した事を改めて実感する。その後…予期せぬ話が舞い込んで来たが、2人は閃きと思い付きで大事を回避し、翌年の秋には京へ。満たされた心の余裕からアクシデントを招いてしまうが…その出来事が急接近をもたらし、固く契りを交わす。

 

 

楽しい時は長くは続かず、2年後には事態が急変していた。元亀元年(1570)戦で生き残った兵士たちは、見た目よりも疲弊している。討ち死にの名が続々と連なった。織田勢は、浅井長政の名をなじるも、天下を取るという事の意味を思い知る。

 

 

信長の取り巻きや家臣たちも朽ち果て、度重なる重圧に狂気が宿った無慈悲な「魔王」と化した信長を、もはや止める事は叶わない。変貌ぶりに帰蝶が意を唱えるが、聞く耳さえ持ち合わせていなかった。

 

 

手が届くほど近くに居るのに、果てしなく遠くて心が置き去り。赤子を失ったばかりの帰蝶も平常心が保てず、背を向けたまま別々の道を進む決心をした。

 

 

一行を柱の陰から見送る信長の胸中はいかに⁈前夜に貞家を呼びつけた目的とは何だったのか?孤独になってしまった信長は自暴自棄になって行く…。天正10年(1582)更なる怒涛の運命が待ち受けていた…。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

まとめ

歴史と言えば学生時代の教科書ぶりで「歴女」ブームが到来する頃に少し興味が湧き聞きかじった感じでした。

 

 

古い記憶を遡り🤔「利家と松」📺ドラマ(松嶋菜々子さん推しで視聴。唐沢さんとの共演)反町隆史さんが演じた織田信長猿=秀吉役香川照之さんが衝撃的だった記憶があります。ベテラン俳優を始め、色んな俳優さんが織田信長を演じているシーンを拝見してきましたが、やはり最初の強烈なイメージが色濃く残っています。

 

 

とはいえ人物名を出すならば…それなりの所説が欲しい処。ピンスポットが当たっているのは2人の物語部分。「歴史好き」の「伝説の人物ファン」歴女が、物足りないと言っていますが、私は今作のラブ・ストーリ、わりと好みです❣😍

 

 

歴史上の人物である織田信長帰蝶として見てなかった。生まれ変わりとか、パラレルワールドとか…作り手は自由ですものね🥰男と女のラブ・ストーリ。番宣での…共演者同士の空気感とか、動画を先に見ていたので、本編での演技はギャップに注目して見ていました。木村さんは、風間教場と演じ分けているし、でも剣道と刀に相乗効果が見えたりします。どんな役もキムタクと言われているようですが、今作はいい意味で「キムタク」じゃなかったと思いました😲

 

 

綾瀬さんに至っては…番宣として出演していた番組で見せている顔とは想像もつかない、いい顔しています😍今までの経験のタマモノ。母性というか女性らしさを表情だけで表現しているシーンに見とれてしまいました😍ステキ!かと思えば真剣な身のこなしからは📺(精霊の守り人)を思い出します。通常の上映時間よりも長くて驚きましたが全く気にならず…あっという間にエンドロールでした。

 

 

あとは…木村さんの所属事務所の現・社長の名が、個人名でしっかり載せているところや、手塚修氏の名が連なっていた事が気になりました😅蘭丸の人物像に至っては…色々と大人の事情で描かれなかったのか?憶測を呼んでしまいます。側室の生む信長の子も掘り下げず、帰蝶が祝福した…に留められていました。コンプライアンスですかね💦

 

 

運命は残酷だと感じた反面、物語後半で唯一微笑ましかったのは船に纏わるエピソード。反動で😢せつなさを増したのは…史実である事です。夢のある無茶苦茶ハッピーエンドな物語を見てみたい‼と強く思いました。

 

 

バタフライ=蝶。命が尽きた者の側に艶やかな蝶が飛んでいるシーンがあり「金田一少年の事件簿」のワンシーンを思い出しながら、タイトル回収かな🙄と思ってみたり…。中谷美紀さんの味のあるコントや演技に好感度up!「ケイゾク」が見たくなってきました😆伊藤英明さんは…子どもさんが生まれてからの出演作品で、落ち着いた大人の色気が漂うようになった気がします。嫌味も無いし今後も楽しみです。最後は斎藤工さん。衝撃でした🤣

 

 

いいキャストが揃っているだけに、数字に繋がらなかったところは、関係者一同悔しい思いだった事でしょう。ですが…このタイミングでprimeにて鑑賞出来る事から、これから末永く愛され見続けられていく作品である事を祈り、取り上げさせて頂きました😆スタッフ他関係者にとって優しい風が吹きますように…🍀

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

おまけ

ちょっとだけ気になった事🤗

 

病気によってヤツレタ顔。狂気染みて疲弊した顔。錯乱気味の壊れちゃった?顔…。メイクやアングルの他にも役者の努力を見た気がします。(鈴木亮平さんが語った「天皇の料理番」での佐藤健さんの包丁さばきをみて、自分は病人に見えるように体重を落としました。👈この時の衝撃のビジュアルは目に焼き付いて離れません。)役者のプロ意識って凄いですよね。そういえば「天皇の料理番」に料理人として伊藤英明さんも出演されていましたね🤭

 

 

ある俳優さんは、役の為に健康な前歯を4本抜いて挑んだと言っていた時も驚きました。どんなジャンルのプロも意識高い人を鑑賞するのは面白いです!

 

 

木村拓哉さん濱田岳さんの共演は「月の恋人〜Moon Lovers〜」「HERO」どちらのドラマでの、登場人物の印象も強いですが、NG集を見過ぎているせいか…シリアスな役程、微笑ましい目で見守り隊です😆

 

 

市川染五郎さんが今作で蘭丸を演じていますが、私の中の市川染五郎さんと言えば現・松本幸四郎さんで、プライドでの木村拓哉さんと共演!の印象が強く、なんだか感慨深かった。

 

 

そして何より木村さんは1998年に「織田信長 天下を取ったバカ」📺にて、時代劇初挑戦で織田信長を演じていた事。今作を記事にするにあたって検索したら、広げたい話題ばかりでした。長くなってしまう為、この辺で纏めたいと思います。

 

 

テンションが上がり過ぎて…アチコチとっ散らかっておりますが、なんだかんだ言って木村拓哉さん綾瀬はるかさんが、次のフェーズに進む為の代表作となるのでは⁈と考えています。

 

 

応援したい気持ちでいっぱいです😆

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

最後まで読んで頂きまして

ありがとうございました。

  🍀✨🤗✨

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟