リーアム・ニーソン氏が主演の今作はフランス・アメリカ合作の自警団アクションスリラー映画として2008年に製作されたそうです。パッケージの第一印象で鑑賞に至った訳ですが…タイムアタック系はスピード感があって飽きることなく観れると思ったからでもありました。そしてリーアム・ニーソン氏は私の中で…🎦「ナルニア国物語」以来でして。お久しぶり~的な…なんとも懐かしい感じがします。
視聴した作品は…
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
96時間
原題=Taken
※日本語題は…
「誘拐事件の被害者が無事でいられると考えられる猶予期間」から。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
父親の愛情は何よりも深い
裕福で幸せな日常からは
想像もつかない闇が存在した
少女の社会見学は高い代償だった…。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009年・93分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能ですが、会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性がありますのでご注意ください。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
監督=ピエール・モレル氏
脚本=リュック・ベッソン氏
=ロバート・マーク・ケイメン氏
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
登場人物★俳優(吹替)
ブライアン・ミルズ
★リーアム・ニーソン(石塚運昇)
CIAの元工作員だった事から秘密厳守を守り、仕事と家庭を両立出来ず離婚を招いてしまう。几帳面で細かい性格なのだが、約束事をなかなか守れなかった。それでも娘との時間は優先順位が高く、もっと関りを持ちたいと願っていた。格闘、狙撃、爆弾のスペシャリストは引退した今も衰えておらず、要人警備をしている昔の仲間からの誘いは尽きない。仕事柄危険予測に余念がなく、娘に対し過保護だと思われがち。娘=キム★マギー・グレイス(明石香織)のパリ行きも渋々了承したが…。
キム
★マギー・グレイス(明石香織)
ブライアンの1人娘で17歳の高校生。両親の離婚後は母親と再婚相手と共に暮らしている。ブライアンとの面会は自由で関係性は…おおむね良好。母親には内緒だが、歌手になる夢を諦めていない。女友達のアマンダにパリへ旅行に誘われ…未成年の為両親の承諾書類が必要な事から、両親と3人の時間を儲けるが…。
レノーア
★ファムケ・ヤンセン(深見梨加)
ブライアンの元妻。愛称は「レニー」家庭を顧みなかった事を理由にブライアンと離婚。現在は裕福なスチュワート★ザンダー・バークレー(辻親八)と再婚し、幸せに暮らしている。娘の件でブライアンと顔を合わせるが、怒りは劣化しておらず塩対応。ブライアンは娘に対し、過度な心配性だと呆れていた。彼の忠告に耳を貸さなかった事を後悔する事になる。
サム
★リーランド・オーサー(牛山茂)
ブライアンの友人で元同僚(CIAの元工作員)現在も親しく、割の良いボディーガードの仕事にブライアンを誘う。情報の解析など、ブライアンに協力する。
ケイシー
★ジョン・グリース(谷昌樹)
ブライアンの友人で元同僚(CIAの元工作員)
バーニー
★デヴィッド・ウォーショフスキー(ふくまつ進紗)
ブライアンの友人で元同僚(CIAの元工作員)
シーラ
★ホリー・バランス(木下紗華)
人気女性歌手。ライブの護衛(ボディーガード)としてブライアンを雇う。今まで危険は無く、必要性を感じていなかった為、ブライアンを見くびっていたが…。実際にライブ会場で暴漢に襲われてしまう。ブライアンに命を助けられた事から、自分の行いを反省しブライアンの娘にレッスンの師を紹介する。
アマンダ
★ケイティ・キャシディ(美名)
キムの女友達。自由に育った奔放な性格。羽目を外す気満々でキムに適当な誘いをし、結果後悔してもしきれない思いをする。
スチュアート
★ザンダー・バークレー(辻親八)
元妻の再婚相手。いくつも会社を経営している大富豪。3人家族の関係は良好。
ジャン=クロード
★オリヴィエ・ラブルダン(仲野裕)
フランスの国土監視局の副局長。フランスの諜報機関で工作員をしていた事から、ブライアンとも顔馴染。パリで次々と騒動を起こすブライアンに監視をつける。
パトリス・サンクレア
★ジェラール・ワトキンス
フランスの人身売買組織の一員。
マルコ
★アーベン・バジラクタラジ(竹田雅則)
フランスのアルバニア系犯罪組織のリーダー。キムを連れ去った主犯格。
イザベル
★カミーユ・ジャピ
ジャン=クロードの妻。
ピーター
★ニコラ・ジロー(武藤正史)
フランスの人身売買組織の一員。空港でキムとアマンダに声をかけ、二人を犯罪組織へ仲介した男。逃走中に車に轢かれて死亡。
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おおすじ
※鑑賞後、個人的におおすじを纏めてみました。
CIA工作員を引退したブライアン★リーアム・ニーソン(石塚運昇)はカリフォルニア州で1人暮らし。離婚した妻は、裕福な再婚相手のスチュアート★ザンダー・バークレー(辻親八)と娘キム★マギー・グレイス(明石香織)と優雅な暮らしをしている。17歳になった娘の誕生会でのプレゼント勝負は…金に物を言わせたスチュアートが圧勝。それでも娘ファースト!母には秘密の娘の夢を応援するべく…ちゃっかり公私混同で、人気歌手のシーラ★ホリー・バランス(木下紗華)から名刺(ツテ)をゲット。
しかし、新たな事態で娘に名刺を渡すタイミングを失う。友人の誘いを受けてパリへ行く為、未成年に課せられる両親の承諾書にサインを求められた。裏社会を見て来たブライアンは心配で仕方がない。元妻には過保護だと呆れられ…ブライアンは葛藤の末、条件付きで渋々サインをした。
当日…約束した電話が無かった事から胸騒ぎを覚える。元妻は心配し過ぎだと取り合わない。この時には既に、娘は事件に巻き込まれていた。やっと娘に電話が繋がり安堵するが…アマンダ★ケイティ・キャシディ(美名)が見知らぬ男たちに捕まったと娘は恐怖に震え出す。ブライアンは直ぐ様録音を開始。そして起こるべき状況を想定し娘に伝え、出来る限りのヒントを叫ぶように指示する。娘は悲鳴と共に僅かな特徴を叫び、犯人によって電話が切られた。
ブライアンは録音から情報を探し、かつての旧友を頼る。誘拐犯が推測されると、96時間以内に見つけないと永遠に行方不明になると警告される。元妻に現状を伝え、スチュアートのプライベートジェットを使ってパリへ向かう。現場に残された娘の携帯からある男に繋がるが、追っている最中に命を落としてしまった。
今度は昔の顔なじみを頼り目星を付けたが…悪名高い組織が相手でまたもや忠告される。しかし焦るブライアンは、通訳を雇い乗り込んで大暴れ。その立ち回りは微塵も腕が鈍っていなかった事を証明した。収獲は娘のジャケット。そして見付けた人を旧友の元へ連れて行き麻薬を脱する看護を頼む。その後、変わり果てたアマンダを見付けると…憤りをぶつけ組織の人間に容赦ない尋問をする。立ちはだかる者全て葬り去る勢いで前に進む…。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
感想・まとめ
正直な感想としましては…個人的にブルース・ウィリス氏が似合いそう🥰だと思いました。でも今作で主演したのはリーアム・ニーソン氏です。これは彼の「運を引き寄せた」縁で得た作品なのだと思いました。筋トレしている姿は想像できませんが、銃を構える姿はブレておらず良い体幹の持ち主なのだと…目を惹きます❣
監督の手腕なのか⁈やられる犯人たちとのタイミングがバッチリ‼😆もう凄腕のヒットマンにしか見えないんです。絶妙な間の取り方だな~って…これは誰目線⁈(笑)それにパッケージの伏線回収も納得。気付いたら…トイレに行くのも忘れて鑑賞しておりました。
前回の失敗を踏まえて、今回はシリーズものなのかだけ検索🔎してから視聴開始しました。続編として2作、テレビ化と人気作ならハズレは無いと確信。結果、間違いなかった。レビュー数が一番なのは「96時間レクイエム」です。続いて…「96時間」「96時間/リベンジ」の順のようです。また「ご縁」があれば検証しようと思いました。私は今回公開順に鑑賞しましたが、内容的にそれぞれ完結しているのではないかと推測。ヒーローなのかダークヒーローなのか微妙な感じですが…違う監督も加わりますし、どれから観ても良い気がしました。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おまけ
続編として…
※オリヴィエ・メガトン監督を迎えた
96時間/リベンジ ・ 2012年・92分
96時間/レクイエム ・ 2014年・108分
上記2作の他に…
テレビドラマ「Taken」が2015年9月に製作が決まり
ブライアン・ミルズが結婚をする以前の物語が描かれている。
ブライアン・ミルズ役には、クライヴ・スタンデン(Clive Standen)氏が起用された。
※クライヴ・スタンデン氏とは…「VIKINGS ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」が代表作の1つ
2017年2/27~放送。2018年1月12日にシーズン2が放送(16EP)
日本ではAmazonで「96時間 ザ・シリーズ」として配信。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟