視聴作品は…
劇場版 ATARU
THE FIRST LOVE
& THE LAST KILL
2012年に連続ドラマで放送されていた「ATARU」の劇場版。
発達障害でサヴァン症候群のチョコザイこと「アタル」が天才的な能力を活かして、難事件を解決に導く物語。今回は過去に同じ状況下でSPDの育成を受けた表裏一体の2人の、その後が軸となる。天才的なハッカー事件の犯人としてアタルは逮捕・拘束されてしまう⁈一線を越えてしまったマドカの暴走をアタルは阻止できるのか⁈
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2013年・119分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
主題歌
🎤椎名林檎
「自由へ道連れ」💿
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
役柄・その他
★アタル
天才的な頭脳を持ち、海外の難事件を数々解決してきた。SPD(サヴァン・プログラム・ブランチ)の関係者として、ラリーとFBIに所属。蛯名との出会いによって無償の愛を学び、人間としての成長を学んで行く。発達障害(サヴァン症候群)によって家族の崩壊を経験しているが、現在は良好な関係性を維持している。妙な確執も無くなり、弟=猪口介(岡田将生)とは…どこに居ても決まった時間にログインし、一緒にゲームを楽しんでいるという。
★蛯名舞子
開かれた警視庁運動なのか⁈ポスターに掲載されて以来「美人過ぎるデカ」と、自他共に公言している。現在は退職を余儀なくされ、探偵と名乗るが元刑事で沢の部下だった。チョコザイ君の処遇を案じ、今回もコネを使い沢の行くところに便乗している。保護者のような愛情を注げる、ちょっとおっちょこちょいな女性。
★沢俊一
蛯名の上司としてチョコザイ君と接するうちに情が芽生え、家族のように思っている。熱血刑事的な一面と、広い心の持ち主。蛯名をかばいきれずに退職させた事に責任を感じている。故に部外者になっても協力してしまう。
★渥見怜志
言葉の語尾に「…なのね~」と言うのが口癖。時折驚いた時にだけ標準語になる。科捜研のプロで、事件解決に大いに活躍をする。子沢山のお父さん。
★ラリー
サヴァン症候群のアタルとマドカの親代わりのような立ち位置にいるSPD関係者。現在はアタルと共にFBI に所属。
★マドカ
孤児となった時…男名前で虐めにあい、ブラジル・サンパウロ教会の修道女(前田美波里)に「マドカ」と名前を貰う。その後事故にあい生還した時、サヴァン症候群を発症する。SPDからスカウトされラリーの元へ預けられるが、待遇は酷いものであった。
★星秋穂
管理官。車椅子を使用。
警視庁捜査一課の新人管理官。機動隊の車両に轢かれ右足の義足と車椅子の生活を余儀なくされた(上司のミスによるものだった)その後10年の間の努力で現在の地位に就く。障碍者に向けられる偏見を利用して部下を掌握してみせるが、本人が一番偏見を持っている。沢(北村一輝)と同期で、過去一番の苦しい時期に励ましを受け恩を感じている。
★蛯名昇
舞子(栗山千明)の弟。
★その他
三好博道(オキシジエン)
橋本マナミ
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おおすじ
と共にFBIに所属していた。移動中であったアタルは、ラスベガスのホテルの噴水から何かを感じ取る。
その頃ニューヨークと東京で相次いで爆発事件が発生。どちらも電気系統が爆発を起こしたとされコンピューターシステムにウイルスの侵入が疑われた。捜査の指揮をとる事になった星秋穂(松雪泰子)管理官は状況判断からアタルに狙いを定め、拘束に至る。
捜査は、アタルにとって不利な事ばかり。虚勢もありワンマンな星管理官は、沢の言葉を聞き入れず、決めつけた強引な捜査を行っていた。せっかくの再会で喜びを分かち合えないまま舞子や沢と引き裂かれたアタル。
孤児院➡事故からの生還でサヴァン症候群となる➡SPDで天才的な頭脳による捜査官候補として引き取られる➡アタルへの悪影響を案じたラリーによってFBIを追放。マドカにとってアタルは、友人から恋心(初恋)に変わっていた。強引に引き離された事によりマドカは闇に飲み込まれていく。
コンピューターウイルスWIZARD(ウィザード)を作成し、システムを操り、犯罪者に制裁を加えるハッカーとなり今も逃亡中。ここまでの状況をアタルだけが感じ取っていた。
再会を予測しマドカの訪問に驚く事はなかった。そんなアタルの優しさに触れ涙するが、彼を試す事でしか心が保てなかった。それがSPDから酷い仕打ちを受けた事による事だと気付いたアタルは、昔のままマドカに寄り添おうとした。
今までのように舞子や沢に伝える術はなく、ラリーも傍に居ない。アタルは黙って一人で行動を始める。
何が⁈
誰にとっての⁈
「正義」が迷子になって行く。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
まとめ
成長する時期の周囲の環境によって、紙一重である善と悪が表面化してしまった。悲しい少女の余韻が残る物語でした。
堀北真希さん
私の中の彼女の印象をぶち壊す「マドカ」役でした。口元で光る銀歯。「踊る大捜査線」のシリーズでの小泉今日子さんを思い起こさせた。こんなにも銀歯効果のある事が衝撃を受けた。
「ヒガンバナ」での彼女の役どころに通じるものを感じる。彼女の演技力以上に木村ひさし監督を始め、櫻井武晴脚本家…他制作側の作り込みに「凄い」と感じました。
切ない余韻が残った映画でした。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おまけ
田中哲司さんが演じるキャラクターにハマる🥰「緊急取調室」で、シリアスな演技していても、どこか期待してしまうほどです。初見から強烈な衝撃で、何度見ても良き💘今も脳内で「~なのね~」と変換している自分が居ます(笑)
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
読んで頂きまして
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟