🌟2015年🌟137分
★出演者★
仲間由紀恵
綾野剛
國村隼
柄本明
石橋蓮司
竹中直人
石橋けい
田口翔大
光石研
佐藤二朗
落合モトキ
向井理
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
1995年8月8日。ヘリの設計士である湯原一彰(江口洋介)は妻の篤子(石橋けい)と息子の高彦(田口翔大)を連れ、納入式典に参加する為、愛知県小牧市に到着した。入り口には綿重工業株式会社(名古屋航空システム製作所 小牧工場)とある。ID確認をされ通過する。
航空自衛隊に正式納入前の飛行が、関係者家族にも見学が許されていた。守衛に家族サービスを羨ましがられるが、湯原夫婦の会話には温度差がある。湯原と高彦にも距離感が掴めない様子が伺える。無防備にも別居を考えていると同僚に話す父の本心を立ち聞きしてしまった高彦は、その場から走り去った。
同僚の息子の制止を振りきり、高彦はショックを誤魔化すように工場内を歩き回った。そして第三格納庫で見付けた軍用の巨大ヘリコプター(※CH-5XJ)通称「ビッグB」へ乗り込んでしまう。興味津々で探検している気分の高彦は、ヘリが動き出した事に気付きパニックになる。
いち早く異変に気付いた湯原が駆けつけるが、先ほどの父の発言が頭を過ったのか⁉️離陸を始めたヘリから父の腕に飛び込む事に躊躇した。高彦はタイミングを逃し、ヘリは飛び立ってしまう。
ちょうどその頃、ヘリの関係者の元に「天空の蜂」を名乗る者からコンタクトが入る。テロリストは「ビッグB」に大量の爆薬を積み遠隔操縦によって、福井県の原子力発電所「新陽」の上空へ向かっているという。
日本政府への脅迫状には、日本で稼働している全ての原子力を破棄しなければ「ビッグB」を「新陽」に墜落させると宣言している。ホバリングは約8時間が限度。身勝手な上層部の人間達は、自らの保身のみ訴える。現場の人間だけが蟻のように右往左往している。
高彦の行動はテロリストにとっても予想外の事態だった。ヘリ設計士の湯原と原発の設計士である三島(本木雅弘)は奔走する。カウントダウンが始まる中、湯浅は今までで一番高彦の事を考えたであろう。
そして自衛隊員を含み高彦の為に動いてくれた全ての人々に湯原は感謝した。そして恩返しの心で自らは自分にしか出来ない事をひた向きに取り組む。その想いは伝染するように周囲に広がっていく。指揮も高まりハイジャック犯を追い込んでいく。
次第にテロリスト側の意図も明らかになる。その影で所轄の刑事も翻弄されていた。関係者達の尊い命が生死を分けていく。緊迫した状況の中、湯原はどこまで出来るのか⁉️果たして大事な命を救えるのか⁉️
「救う価値はあるか」
「ここにあるよ」...。
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物理学者らしいモールス信号のやり取りに、なんだか
テンションが上がってしまいました🤭
この出演者陣の名前を見ただけでも、ハズレはあり得ないと思っての視聴だったが、過去に3回ほど機会を逃していた。半分位まで視聴したハズなのに全くストーリーを覚えていなかった。高彦の行動さえも理由を想像さえせずに苛立ったり...と、気持ちが全く映画に向いていなかったのだ。
満を期しての視聴となり、今回は不思議なほど「すーっと」入ってきた😳通常よりも数分長い上映にも関わらず、パニックアクションに釘付けになったり、同情が沸いたり、表現の描写に驚いたりしていた。すると...。
あれっ⁉️もう
エンドロール?
みたいな😆
余韻に浸りながら...。
主題歌 - 秦基博「Q & A」もマッチしていたと思います。原作者の東野圭吾さんは、20年後に映画化とあって「映像化なんて絶対不可能」とコメントしていた事もあり、とても驚いたようです。
レビューも賛否両論あるようですが、主役の二人が流石な演技で、しっかり監督を支えたメッセージが濃い映画だったと思います。共演者のメンツから、凄く賑やかで楽しい現場だったのではないかと思います。
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再再再再チャレンジして良かったです🥰
ここまで読んでくださり、ありがとうございました🍀✨🤗
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