アーノルド・シュワルツェネッガー氏がジェームズ・キャメロン氏の作品[ティエリー・レルミット氏主演の映画(La Totale!)]を非常に気に入り、リメイクを持ちかけたという…。製作総費用が1億ドルを突破した、アメリカ映画史上最初の作品である事から続編も期待されていたが、アメリカ同時多発テロが起こり制作は立ち消えとなってしまった。
視聴した作品は…
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トゥルーライズ
(True Lies)吹替版
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1994年・135分
妻孝行しようとしたら…
愛する妻は浮気していた⁈
スパイ組織の力を使い追い詰めると
事体は最悪の展開へ⁈…
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能ですが、会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性がありますのでご注意ください。
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監督=ジェームズ・キャメロン氏
翻訳=戸田奈津子(字幕)
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登場人物紹介★俳優(吹替ソフト版・フジテレビ版)
※その他の情報と、私的なコメント…。
ハリー・タスカー★アーノルド・シュワルツェネッガー
※アメリカのスパイ。諜報員としての腕は確かだが、プライベートではダメダメ。家族との約束は、いつもギリギリで果たせない。妻とも娘とも関係性が微妙な時期を迎えていた。このままではいけないと、妻への埋め合わせにランチの誘いに行くと…ショックで人格が変わるほど動揺する現実を目にする。妻が浮気⁈
ヘレン・タスカー★ジェイミー・リー・カーティス
※ハリーの妻。真面目で無駄が嫌い。仕事を持っており、自立した女性。ハリーよりは娘との関係性は良い方。ことごとく約束を破るハリーに余裕な返答をする。気遣いさえ見せる言動を、ハリーは逆に危機感を覚えている様子。チグハグなやりとりに、より一層擦れ違っていくかと思われたが…思わぬ事態に巻き込まれていく…。
アルバート・マイク・ギブソン★トム・アーノルド
※ハリーの相棒。作戦時、チームの一員としてオペレーターとして活躍する。多少気の小ささがあるものの…ハリーが暴走した際、忠告を忘れない。しかし、最後はハリーに協力してしまう。
サイモン★ビル・パクストン
※自分はスパイだとヘレンを騙して交際を迫る。実際にはハリーが起こした騒ぎを、平然と自分がやったのだとヘレンに信じ込ませる。この時既に盗聴をしていたハリーとアルバートは詐欺師だと気付く。本業は中古車売買業者。その後嘘がバレて酷い目にあわされる。
ジュノ・スキナー★ティア・カレル
(一城みゆ希・一柳みる)
※テロリストを支援している古美術商。ハリーが作戦中に隠れ蓑としてタンゴを踊ったお相手。名刺を貰っていた事から、再度接触する事態になる。リーダーの暴力を嫌っている。
サリム・アブ・アジズ★アート・マリック
※テロリストのリーダー。ジュノの処に現れたハリーを見て、素性を疑いジュノにビンタをするなど、感情の起伏が激しい。
ディナ・タスカー★エリザ・ドゥシュク
※ハリーの娘。反抗期の真っ最中で、父親の目を盗みお金をくすねるなど…手癖が悪い。ボーイフレンドに送迎されている。約束を守らない父と、急な母の変化に敏感な反応をみせた。ある日、騒動に巻き込まれてしまい…。
ファイザル(グラント・ヘスロウ)★グラント・ヘスロヴ
フジテレビではファイザルと訳されている
スペンサー・トリルビー★チャールトン・ヘストン
ジャニス★ジェーン・モリス
(種田文子・中澤やよい)
アリソン★ケイツィー・チャッペル
(磯辺万沙子・秋元千賀子)
シャーリン★クリスティーナ・ワイラー
(一城みゆ希・湯屋敦子)
ジャン・クロード★ジャン=クロード・パラチーニ
( ・中村秀利)
サミール★チャールズ・クラギン
( ・小島敏彦)
カメラマン★ マイク・アクラウィ
(小野健一・大黒和広)
ほか
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おおすじ
※鑑賞後、個人的におおすじを纏めてみました。
凄腕スパイの姿を家族に隠しながら、テロリストと戦う…コメディ・アクション映画です。
多少のアクシデントはご愛敬!ハリー・タスカー★アーノルド・シュワルツェネッガーのチームは、与えられた任務を遂行した。そして…妻・娘が寝静まったロサンゼルスの自宅に帰り着く。妻を起こさないようにそっとベッドに入る…気遣いの出来る夫⁈
ハリーはコンピュータ会社のセールスマンだと家族は思っている。物凄く忙しいのか無骨な男なのか⁈夫婦として。親子としての関係性は、かなりシビアな状況だ。大統領直属の国家保安組織「オメガ・セクター」所属のスパイだなんて思いもしていない。
テロリストの資金ルート解明。この任務の鍵を握っているのが、タンゴを踊った女性=ジュノ★ティア・カレル(一城みゆ希・一柳みる)だ。名刺を頼りに、再度彼女を尋ねると…行動を共にしていたテロ集団のリーダー…アジズ★アート・マリック(樋浦勉・若本規夫)はハリーを不審に思う。身分確認はチームが誤魔化したが、アジズの用心深さには引っかかってしまった。
アジズの手下に命を狙われるが、ハリーは間一髪で撃退。しかしアジズは逃がしてしまう。この騒動のせいで、せっかくのパーティーの約束を破る事になってしまった。主役の居ないパーティー。妻は文句を言うどころかハリーを労う。罪悪感の中に居たハリーは、翌日ランチを誘いに妻の勤め先へ行くと、タッチの差で妻に外線が入る。
なんと、妻の口からは他の男性の名が⁈ランチの誘いに、いそいそと出かけて行った。直ぐ傍に立っていたハリーに気付く事もなく…。ショックのあまりハリーは暴走し始めた!相棒の制止を振り払い、組織の力を使って捜査を開始。この時直ぐに誤解だと判明していたが「平凡な日常への不満」を、妻が抱えていると知った。捜査を続行させ、妻にスパイの任務を疑似体験させようと考える。
そろそろ種明かしか?というところにアジズたちが現れ、夫婦はあっけなく囚われの身に…。アジトに連れていかれ、ハリーは立場を利用されアジズに協力を強いられる。そんな状況の中で種明かし。妻は恐怖を通り越して、ハリーへの怒りで錯乱してしまう。更に、娘も巻き込まれた。国家と家族の危機!一度に直面したハリーは絶体絶命‼どうする?
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まとめ
ムキムキ過ぎる印象が強かったアーノルド・シュワルツェネッガー氏。アングルのせいなのか?🤔着やせなのか?スマートなシルエットでタンゴを踊った姿が素敵でした🥰初見だったので、探りながらの鑑賞でしたが、強弱のテンポに引き込まれます。でも…失礼ながら、アーノルド・シュワルツェネッガー氏しか認識していなかったので、彼が主演でなかったら鑑賞していませんでした。アメリカン・ジョークっぽいコメディが、私にはちょっと刺さらなかったけど…それも一時。視聴を中断しようとまでは思いませんでした。
冒頭で製作総費用の話に触れましたが、相当使用されているのが頷けるシーンを…お見逃しなく😆そりゃ~1億ドルを突破しますわ~…です(笑)1度鑑賞を終えて振り返ると…ストーリー事体は面白かった❣どんどん構想が広がったのだろうと推察しました。2回目は、気になった処だけを抜粋して見てみて、彼への勝手なイメージが邪魔していたのかもしれないな🙄と思います。
時々、イメージが付き過ぎてしまう事から、俳優さんが出演を辞退した…という記事を目にします。それと同じ事かもしれません。政治に絡み、活躍されている彼とも違う1人の役者さんとして、色気のある役だったかと思います。
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おまけ
日本版のポスターのキャッチコピー
「今度は生身だ!」
ジェームズ・キャメロン監督の過去作品から…
「ターミネーター2」(1991年)ではアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた役がロボット(T-800)だった事から起因しているという…。また観たくなっちゃいました❣
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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