今作は脚本家の倉光泰子氏のオリジナル作品です。「がんのスペシャリスト」と呼ばれる腫瘍内科の女医=恩田心★松下奈緒
が、腕の良い外科の女医=梶山薫★木村佳乃と組んで…苦悩しながらも「がんに特化した診療科」として、がん患者に向き合っていくメディカル・ヒューマン・ストーリーです。個人的には木村佳乃さんに鈴木亮平さんと並ぶプロ根性を見て心身共の演技に注目して見てほしいと思いました。
※役によって体を絞る俳優さんが増えていますが、生命にかかわる程の演技に良し悪しあると思いながらも目が奪われます。他にも…戸田恵梨香さんが、あるドラマで錯乱してしまう役の際、怖かったな…🙄と思い出しました💦
視聴した作品は…
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アライブ
がん専門医のカルテ
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キャッチコピーは…
「いま、誰かのために強く生きたい。」
2020年・1話54分・全11話
Amazon prime video 第11話より👆
今作は現在有料にて視聴となっております。
次期を見て、再度primeマークがつく可能性はあります。
楽しみにするのも良し、他の媒体で鑑賞するも良し。
参考になれば幸いです。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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脚本=倉光泰子氏・神田優氏
プロデュース=太田大氏・有賀聡氏
演出=髙野舞氏・石井祐介氏・水田成英氏
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主題歌
🎤須田景凪
「はるどなり」💿
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登場人物★俳優(声優)※その他の情報・私的なコメント
恩田心★松下奈緒
横浜市の横浜みなと総合病院で働く腫瘍内科医。医学部卒業後に放射線科に進むが、より多くのがん患者を救いたいと強く思うように成り、腫瘍学を学んだのち腫瘍内科への転科を決めた。周囲からは「オンコロ先生」と親しまれ、力量も高く評価されている。
梶山薫★木村佳乃
関東医大中央病院から横浜みなと総合病院の消化器外科に転院してきた理由に心が関係している。がんに関する知識が豊富で「サイレントキラー」(膵臓がんの手術)のスペシャリスト。心との関係性が変わっていく中で、自身の苦悩を少しずつカミングアウトしていく。
結城涼★清原翔
横浜みなと総合病院・腫瘍内科の研修医で夏樹と同期。外科医家族の影響で外科に進むつもりでいたが、研修中にオンコロ先生を通して患者と向き合ううちに…進路を迷うようになっていく。比較的冷静でハッキリ言う性格故に、周囲から誤解されやすい。
夏樹奈海★岡崎紗絵
横浜みなと総合病院・腫瘍内科の研修医で結城と同期。小児科医を目指していたが、オンコロ先生を通して患者と向き合ううちに研修後の進路に迷い始める。真面目で努力家な反面、時折羽目を外す傾向にある。
光野守男★藤井隆
横浜みなと総合病院・腫瘍内科医で心の同僚。ムードメーカー的な存在。5人目の子供が出来た事から、麻酔科から腫瘍内科に異動した。腫瘍内科医としてのキャリアは浅いが、医師や患者たちからの信頼度は厚い。
阿久津晃★木下ほうか
恩田匠★中村俊介
恩田漣★桑名愛斗
恩田京太郎★北大路欣也
前園敬之★高橋洋
美川史郎★阿南健治
松井聡★松本慎司
渡辺★田川可奈美
高坂民代★高畑淳子
佐倉莉子★小川紗良
須藤進★田辺誠一
関河隆一★三浦翔平
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
取り上げられた病名
サブタイトルとおおすじ
ゲストの紹介
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode1・原発不明がん
原発部位が不明のがん
多忙な日々の中で…心★松下奈緒は高坂民代★高畑淳子に、がん再発の告知をした。治療の相談を提案しようとするが、何度か経験していた彼女は持論を持っている。急患の連絡で化学療法室へ駆けつけ、適切な処置をするが「人の患者を診るな」と部長に言われてしまう。仕事を終えて向かった病院には意識不明の夫が入院している。事故にあってから3ヵ月が経つ。
ゲスト
村井恵子★石野真子
山本忠司★田口トモロヲ
殿山俊樹★石田明(NON STYLE)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode2・乳がん
知られざる、男性の乳がん
乳腺科から乳がん患者、日ノ原徹★寺脇康文の術前化学療法の依頼が来た。罹患(リカン)者全体中、男性は1%に満たない為、あまり知られていない。部長からの指名で光野守男★藤井隆が担当になる。そして、日ノ原の母親の乳がんを知り、遺伝性ならば娘も可能性がある事から検査を勧めた。診断を受け入れがたい上に、離婚して疎遠の娘への連絡を躊躇する日ノ原の姿に腫瘍内科の面々も顔が曇る。一方、年齢の若い佐倉莉子★小川紗良は自分が乳がんと診断され、信じ難いのと同時に会社への報告などに悩み…。
ゲスト
日ノ原徹★寺脇康文
赤城紀子★ふせえり
佐倉裕子★村岡希美
吉田葵★宮澤竹美
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode3・末期がん
愛する家族との最期の時間
梶山薫★木村佳乃が心に悩みを打ち明けようとした時、夫の急変を知らせる連絡が入り2人で向かう。息子の漣★桑名愛斗を連れた義父京太郎★北大路欣也も駆け付け、担当医から状況の説明を受けた。一方…心の患者の様態が悪化。腫瘍内科でのカンファレンスで、今後のケアについて意見が分かれる。家族も個々の事情により決めかねている様子。休憩中に薫と顔を合わせたので、先日の礼を言いつつ言いかけた内容を問う…。
ゲスト
木内陽子★朝加真由美
田所歩美★三倉茉奈
猪瀬浩美★野田久美子
木内修造★遠山俊也[6]
川谷潤平★生津徹
川谷美沙★小出ミカ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode4・うつ病
愛する人の死の受け入れ方
心は必死で日常に戻ろうとしていた。かける言葉を失っていた薫だったが…。気丈に振舞う心は、より一層仕事に打ち込んで行く。そんな時、警察から義父の事で連絡を受ける。その頃、心に言えない真実を抱えていた薫は、ある人物と対面していた。
ゲスト
中山★佐藤みゆき
森川★三浦誠己
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode5・粘液型脂肪肉腫
離婚調停中の母と希少がん
上司のアドバイスから…家族との時間を儲ける中で、悲しみの共有ができた。心身ともに充電した心は1人のジャーナリストと対面。しかし、聞いていた腫瘍内科の取材とは方向性が違った…と不思議に思い薫に話す。その会話のやり取りを民代が聞いていた…。そんな時、心は新たな患者に治療期間を知りたいと言われ、希少がんについて説明を始める…。
ゲスト
長尾春香★遊井亮子
長尾優斗★南出凌嘉
本間★伊藤洋三郎
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode6・胃がん
がんの標準治療と民間療法
薫はついに心に真実を告白した。心は混乱と失望の中で薫を避け続ける。薫は退職願を提出したものの…民代を筆頭に手術を待っている患者がおり、直ぐに去る事が出来ない。心は必死で自分を抑える日々が続く。そんな時医局で、曰付きの水を回収したと光野から聞かされた…。
ゲスト
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode7・がん性腹膜炎
がん再発の父と引きこもりの息子6030問題
心は先日のジャーナリストから、証拠と共に事実を知らされ…悪意をぶつけてしまった薫に謝罪する。そして調査委員会に申し立てをした。薫は複雑な心境を抱えながらも、行方を見守る。心は膀胱がんの治療を受けて3年…の患者を担当する事になった。順調な経過だったが、今回の検査で転移が発見され入院治療を提案する。だが、患者は多くを語らず頑なに通院治療を訴えた。不思議に思う心だったが…数日後全貌を知る事になる。
ゲスト
武井正弘★平田満
武井健太★篠原篤
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode8・血液がん
18歳の少年が抱えるがん
理由を尋ねる心に民代はある決意を口にする。動けるうちにやりたい事をやっておきたいという。自分の事よりも、民代は心と薫の関係を心配していた。第三者として何かに気付いていたからだ。そんな時、高校生の再発患者が入院してくる。幼少期からがんと闘い、長きに渡り入退院を繰り返すうちに本人も家族も疲弊しきっていた。夏樹奈海★岡崎紗絵は、弟が入退院を繰り返していた経験から寄り添おうとするのだが…。
ゲスト
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode9・大腸がん
妊娠中にがんになったら
かつて担当していた患者の件で、心と薫は婦人科医に呼び出される。胎児を確認したエコーでがんの転移が見つかったという。カンファレンスでは、妊娠継続は難しいと一致。だが、患者の意思は固く中絶への同意は得られなかった。患者家族の約束と決意を前に心と薫は苦悩するが、ケアの方針を決めるにあたり、強い影響をもたらす出来事が起こる…。
ゲスト
小山内静★山田真歩
小山内敬★落合モトキ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode10・ すい臓がん
すい臓がんと、最後の試練
心と薫が担当する患者の弟が、あからさまに不安を訴え…。たった1人の兄の身を案じ、最も腕の良い外科医の元へ転院したいと強く望んだ。心と薫は患者家族の意向に従うことにする。一方研修医の2人は…期間終了日が近付き、進路に迷いがある事を吐露していた…。
ゲスト
佐伯芳雄★相島一之
佐伯隼人★丸山智己
結城美紀子★とよた真帆
結城駿★若林拓也
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
🌟episode11・食道がん
乳がん再発を乗り越えて
医師として、友人として…心と薫は強い信頼関係を築いてきた。互いに報告があり、食事に出かけると…薫の告白を受け、乗り越える誓いをたてる。しかしそれは非常に困難を極め、幾つかの試練が降りかかった。そんな中での移籍話に心の心中が乱れる。だが、進路を決めかねているのは心だけでは無かった…。
ゲスト
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まとめ
2020年に放送時には、題名に入る「がん」の文字に怖気づいて視聴に至らなかったのだが、今回は不意に目に留まり視聴に至った。心の準備が出来ていたのかは今でも分からないが、号泣するものの全話鑑賞しきった。
「がん」といっても種類は多く、1人1人症状もケアも同じではない。第三者としての視聴者目線であったり、想像の範囲での感想も出てきた。統計的な話をしてもピンとこないので、親戚関係で考えると…50%が「がん」が原因の症状から亡くなっていた。
そんな事を考えていると…また「怖さ」が湧いてくる。気が付くと考えている事が多い。割合的には既に亡くなった方の方が多くなっていた事に気付き、なんとなく家系図が気になったりもした。残念ながら…母方の姓は、ここ数年で途絶えてしまった。父方の方は、現在最後の独身者にかかっている。
脱線してしまったが…
「健康診断に行かなければ…」とか
「今、親を見送る事になったら…」とか
「自分の余命は⁈」とか
「やり残した事とは⁈」とかetc…。
「がん」そのものというより
その少し先の事が気になっている事が分かった。
きっと…当事者になってから予防しておけば良かった…と思うのだろう🤔
その当事者になったら…おそらく告知にテンパる事が予想される。
だから、気になる事は今始めるべきなのだろう。
当たり前に毎日過ごしているけど…
ある日突然!患者、患者家族に成り得る。
時間は無限じゃなく限られている。
これらを考える🤔時間を持てたドラマでした。
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読んで頂きまして
ありがとうございました。
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