🎤挿入歌として🎵下記の音楽たちが本編で使用されています。一瞬時代の錯覚を起こしましたが、楽しく時間差メドレーを体感させて頂きました。まさに新海監督…特有の世界に包まれた感じです。不思議ですね…新しい事にチャレンジして、柔軟に取り込み進化しているのに…。もしかしたらそれらも込みでシンカイ・ワールドなのかもしれません。
🤔人間の本性や化けを含む激情的な描写を描いた…衝撃の作品!というよりも、溜まっていた我慢の爆発や当たり前にそこにあった一番近い心…温かいぬくもり、幾多の「愛情」を真実と共に気付く。私にはそんな印象が残りました。※印象は、もちろん見る側の視点によって異なり、個々の楽しみ方があって当然。これは一例に過ぎない事も承知しています。
「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-(郷ひろみ)」
「俺ら東京さ行ぐだ(吉幾三)」
「男と女のラブゲーム(日野美歌、葵司郎)」
「ギザギザハートの子守唄(チェッカーズ)」
「銀河鉄道999(ゴダイゴ、タケカワユキヒデ)」
「ルージュの伝言」(荒井由実)
「SWEET MEMORIES」(松田聖子)
「夢の中へ」(井上陽水)
「卒業」(斉藤由貴)
「バレンタイン・キッス」(国生さゆり with おニャン子クラブ)
「けんかをやめて」(河合奈保子)
これらの曲が流れるたびテンションが上がります✋🥰
全曲一緒に歌えて、達成感が味わえました🎶
視聴した作品は…
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すずめの戸締まり
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なぜ廃墟の扉がこんなにも気になるのか⁈
導かれるまま旅に出ることを選んだ
温かな温もりを拾い集めると…
その先には「愛」が溢れていた。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2022年・121分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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※😆👆物凄い想い入れが感じられます。
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主題歌
「すずめ feat. 十明」💿
「カナタハルカ」💿
※「君の名は。」「天気の子」を担当したRADWIMPSに加えて、作曲家の陣内一真氏も参加。レコーディングでは一部海外で行われ、これは新海監督初の試みであったそうです。
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登場人物紹介★俳優
その他の情報 ※私的なコメント
岩戸 鈴芽(いわと すずめ)
★原菜乃華
幼少時代★三浦あかり
17歳の女子高校生。岩手県宮古市赤前地区出身。4歳の頃に母親を亡くし叔母の環に引き取られ、宮崎県の静かな町で2人暮らし。幼い記憶では…すずめの誕生日に手作りの椅子を母がプレゼントしてくれた。形見としても大事にしていたハズだが、気付いた時には脚が1本失くなっており、経緯は覚えていない。
宗像 草太(むなかた そうた)
家業(日本各地の扉を閉める事)を継ぎ「閉じ師」として旅をしていた。ある町ですずめに声をかけた事から、彼女の運命を動かすキッカケになる。傷の手当てをする為、すずめの家に行くと…突然現れた来客に「すずめの宝物」の姿に変えられてしまう。元に戻してもらう為に、逃走した来客を2人で追いかけると…船は陸を離れ、そのまま成り行きで壮大な鬼ごっこが始まった。互いに心が通い始めた頃…尊敬する父を追うように、教育学部に在籍している大学生なのだとすずめに身分を明かす。
岩戸 環(いわと たまき)
★深津絵里
すずめの叔母(母の妹)明るく活発で物事をハッキリ発言する性格。漁協で働いている。姉の死後すずめを引き取り、宮崎で2人暮らし。過度な心配性の節があり、すずめに疎ましく思われている。しかし負けない行動派。
岡部 稔(おかべ みのる)
★染谷将太
漁協に勤める環の同僚。告白はしていないが、環に片想いしている事は周囲にバレバレ。
二ノ宮 ルミ(にのみや るみ)
★伊藤沙莉
本数の少ない…神戸行きのバス停に居たすずめが気になり声をかけるなど、面倒見の良い性格。神戸市在住だった事もあり、神戸市内まですずめを同乗させる事になる。世話好きで元気な双子の母であり、住居の1Fでスナック「はぁばぁ」を経営。急なトラブルによって予定変更。すずめにベビーシッターを頼む。
海部 千果(あまべ ちか)
★花瀬琴音
原付バイクで走行中に落としてばらまいた積荷を、愛媛に到着したばかりの草太とすずめに回収を手伝って貰った事が縁で仲良くなる。家族経営している民宿「あまべ」で雑事を手伝う代わりに、宿泊と食事をすずめに提供した。同い年で体系も変わらない為、目立ちすぎる制服を着替えるように。…と、椅子が入る鞄と私服を提供する。
岩戸 椿芽(いわと つばめ)
★花澤香菜
すずめの母親(環の姉)生前は看護師。すずめが4歳の時に他界。幼いすずめの前で子ども用の椅子をDIYする姿を、すずめの記憶に留めた。
芹澤 朋也(せりざわ ともや)
草太の友人。愛車は中古のアルファロメオ・ジュリア似の赤いコンバーチブル。教師を目指して立教大学教育学部に在籍。(※実際には同学部は存在せず、文学部教育学科は存在する。)試験日に姿が見えなかった事から、本気で草太を心配する。口は悪いが友達思いな性格。
宗像 羊朗(むなかた ひつじろう)
★松本白鸚
東京の病院に入院中の草太の祖父。「閉じ師」としての草太の師匠。2011年の震災時、自分の右腕と引き換えに「閉じ師」を全うした。
ダイジン
★山根あん
突然すずめの前に現れた白い子猫の姿をした神獣。人間の言葉を話せる。すすめを気に入り、草太を邪魔に思い「呪い」をかけ逃走。幼い子どものような…無邪気で気まぐれな性格で、突拍子もない場所に出現する。世間では、いつの間にか注目され「ダイジン」と呼ばれていた。(ダイジンのような顔をしているかららしい…)
ミキ★愛美
サダイジン★山根あん
ダイジンと対象的な姿の神獣。巨大化が可能。
ほか
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おおすじ
※鑑賞後、個人的におおすじを纏めてみました。
女子高校生の岩戸 鈴芽★原菜乃華は、4歳で母親を亡くす。母の妹である岩戸 環★深津絵里に引き取られ、宮崎の静かな町で暮らして来た。そんなある日「扉を探してるんだ」という青年…宗像 草太★松村北斗(SixTONES)と出逢った事から運命の扉を開く。
夢で見た光景、旅人、廃墟、崩壊から取り残された空間。なんとなく違和感を感じながら…古ぼけた扉に引き寄せられる。しかし不思議な空間に足を踏み入れる事は出来なかった。不意に足元の猫の形をした石を、囁かれるまま持ち上げると…白い猫に姿を変えて逃走。見失ってしまう。
一度は🏫登校したものの…彼女以外には見えないモノが見え、緊急地震速報のアラーム鳴り響く。揺れは直ぐに収まったが、明らかに怪しいモノがうごめいていた。これも自分にしか見えていないと知り、そのまま中心部へ向かうと…草太が奮闘している。2人は無我夢中で「戸締まり」を成功させると、すずめの耳には沢山の人達の声が聞こえていた。草太の怪我を手当しようと、すずめの部屋へ移動すると…そこに現れた白い猫が、一方的に草太を疎ましく思い「呪い」をかけてしまう。
あまりの展開に冷静さを欠き、慌てて逃走者を追いかけて乗り込んだ船が陸を離れてしまった。一息ついた2人は「扉」探しの旅、要石でミミズを封印。そして自己紹介について…等を話始める。その頃環は訳も分からず、心配のあまり鬼電。すずめは無難ないい訳で誤魔化し、帰宅猶予を儲けた。その約束は守られるハズもなく…草太に同行する事を決めて、Uターンせず愛媛の地に降り立つ。その頃白猫はSNSで、ちょっとした有名になり「ダイジン」と呼ばれ始めていた。
愛媛では同い年の友人が出来、彼女の親切に感謝する。命綱の携帯を充電し、身綺麗になると鬼ごっこの鬼の情報を見付けた。再会を約束し次なる目的地は神戸。何もかもが初めての旅に戸惑っていると…人生初のヒッチハイクは面倒見の良いスナックのママに救われる。行く先々の廃墟に巨大なミミズが出現、人間の姿でもない草太だが「閉じ師」であろうとした。そしてすずめは支えようと追いかける。
悲劇は一瞬だった…。その時、選択肢は他に無かった。すずめ自身、目の前で起こった事が受け入れられない。考えが甘かったと思い知り、1人なってしまったすずめは心を落ち着かせ身支度を整える。一方環の行動力により再会。互いに遠慮していた心の声が爆発!だが、草太の友人芹澤 朋也★神木隆之介の力を借りて、叔母と姪の見えない壁が崩れ一旦終了を告げた。環は大人の対応に戻り、すずめの背中を押す。
日に日に悪化する廃墟での事態は、いよいよ猶予が無くなりつつある。すずめは芽生えた感情を支えに腹をくくった。見たいものだけでなく、気付けなかった見えないものを感じ…さぁ。見極めよう‼※女性は強し!🥰で、ある‼
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感想・まとめ
映画が公開後に各地でそれに合わせた取り組みが行われている「聖地巡礼」が話題となった。「鑑賞後、本編中に登場する(関連のある)場所への訪問をされる皆様」へと下記の注意突起がされている。
近隣住人の方々へのご配慮、及び節度のある行動、マナーに十分心掛けながらお過ごし頂きます様、お願い申し上げます。」
冒頭の宮崎県が舞台となった理由は…
「宮崎が日本神話の始まりの場所であるから」
「ちょうどこの場所をすずめが経由していくと、映画前半の楽しいムードをより強くできるかなと思って、愛媛を通過することにした」
主人公のすずめは(日向神話の)アメノウズメノミコトの「ウズメ」から取ったという。※余談になりますが、広瀬アリスさんと藤原竜也さんが共演したドラマが記憶に新しく、なんだか神話にも興味が湧いてしまいました😆
このように裏話は、まだまだたくさん公開されています。コメントを見付ける度にワクワクしております。そして自分が「校閲者」であったとしたら、まとめるのが大変そうだけど、物凄い充実感と達成感が入り乱れるのだろう❣な~んて妄想が炸裂しておりました。逆に担当者が困惑している場所も存在するようで「ちょうど良い按排」は非常に繊細な問題で難しそうです💦
以上、新海監督の「コメント抜粋」から…でした❣
最後に…
新海監督は「かつて大きな災害に遭ったが、それを乗り越え、ごく普通の生活を送っている人たちとすずめを出会わせたかった。必ずしも日々が順調でも平穏でもなくても、大変さを感じさせない。旅ですれ違った温かな思い出として、兵庫県がすずめの心に残る場所になるように、と考えた」と作中に神戸の町が登場する理由を語っている。※余談ですが…📺ドラマ「朝顔」(2019年)が各媒体で配信されています。そして📺「さんんタク」では震災から1年…能登地方に笑顔を届けたい!が見逃し配信されていたりします。賛否両論ありますが、沢山の言葉の中から今日の私は下記の言葉を大切にしたいと思いました。
「笑顔は人を幸せにする」
…という名言を誰かが言ってました🥰パクッた(笑)
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おまけ・情報
扉とは…
廃墟に顕現する扉(後ろ戸)。扉の向こうは常世に通じ、そこから災いがもたらされるといわれる。
すずめの椅子とは…
脚が一本欠けた幼児用の椅子。母親のDIYした椅子で、母の形見として大事に持ち続けている。
要石とは…
災いを封じる役割を持つ。
所在地は時代によって変わる。
東京…東の要石
2011年に羊朗が刺した
宮崎…西の要石
閉じ師の三田井氏が刺した
ミミズとは…
予兆。扉(後ろ戸)から吹き出す赤黒い巨大な渦巻き。一度空に向かってせり上がり、地中から現れる細い金色の糸が付着し、地上へ倒れる。これにより災い(地震)が発生する。扉が閉じられると雨となって消滅する。宮崎の扉から始まり、全国各地に次々と現れる。見えるのはすずめと閉じ師のみ。(愛媛~兵庫~神戸市の上空に現れる)
常世とは…
死者の赴く場所。後ろ戸の中に広がっている。通常は現世に生きる人には見えない。見えても常世に入れる後ろ戸は生涯に1つしかない。
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最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。
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