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容疑者Xの献身 🌟福山雅治さん、柴咲コウさんが主演の邦画を視聴しました🥰

容疑者Xの献身
🌟邦画
🌟主演
🌟福山雅治
🌟柴咲コウ

🌟2008年🌟128分

★出演者★
北村一輝
堤真一
松雪泰子 ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

ある朝、6時のニュース番組でクルーザー爆発事故の速報が流れ、亡くなった大倉正宏氏の顔写真が添えられていた。東京・羽田沖、海保の検証作業続くとある。


偶発的な爆発事故と数日前に届いていた脅迫状との間で特定しかねていた。コメンテーターの発言に食いついて、ある検証を始めたこの人こそ物理学者の湯川(福山雅治)である。物凄い大がかりな装置を使用して実験を行い、理論上は殺人が可能だと実証した。現場で見学していた新人女刑事の内海(柴咲コウ)は口を開けたまま驚きを隠せなかった。


実証が終われば、ここから先は警察の仕事だ。「何故この現象が起きたのか」湯川の興味はここに尽きる。科学で証明できないことは、さっぱり理解不能。非論理的なモノは存在しないと考えている。一言進言しようモノなら数百倍になって返って来るだろう。...と、時間の無駄だと引き下がる事を覚えた内海。


冬のある寒い日に惨殺死体が発見された。衣服も無く顔、手足に至るまで特徴が一切判別できない状態だった...。それでも被害者は数日後には特定され、死亡日時も判明し凶器も特定した。宿泊していた旅館側が、鍵の盗難届を出したことから辿り着いたとのこと。


内村と先輩刑事は別れた妻である花岡靖子(松雪泰子)と、被害者とは血縁関係の無い娘の元を訪ねた。簡単な聞き取りと事件当日のアリバイを聞き、家を出た先輩刑事は、出来すぎたアリバイに違和感を抱く。


その時丁度帰宅してきた隣人の石神(堤真一)にも話を聞くが何事もなく刑事達は帰っていった。不安がる靖子に石神は、公衆電話から論理的思考の自分に任せるようにと落ち着かせる。


一方、湯川は大学で論理的思考について講義を行っていた。そこに内海と先輩刑事が生徒に混じるが湯川の講義は女性が大多数な為、非常に目立つ。


先輩刑事の名はクサナギ(北村一輝)と言い湯川とは古い知り合いのようだ。湯川への餌さまきは心得ている。速攻で食いつく湯川に内海も呆れるが、それは単なる助走に過ぎないので、先に話を進めた。


面白い事例の報告を話始めた湯川は、最後に有益なヒントを残した。授業の時間を知らせるチャイムが鳴り、湯川の去り際に石神の名前をだすと...。なんとその石神とは、湯川が唯一「天才」と認める学者だった。数学以外に興味がないという石神の事を懐かしそうに語った。


その頃石神は笑みがこぼれる程の至福の中にいた...。だが、それは長くは続かず、自分の部屋の前に立っている人影を目を細めて確認した。


その人物が湯川だと分かると互いに笑顔が見え、石神は室内に案内した。刑事のクサナギが帝大の同期で住所を聞いたと告げ、17年ぶりの懐かしい会話をしばし楽しんだ。そして湯川は徐に鞄から資料を取りだし石神の見解を聞きたいと手渡した。


学者のサガなのだろうか、断りはしない。そのまま朝まで向き合っていた。湯川は1人酒に途中で寝落ちしていた...。靖子が弁当屋へ出勤する音で目覚めた湯川に石神は答えを伝える。「たったの6時間...天才は健在...安心した...。」湯川の呟きが意図するモノとは⁉️


身支度を整え石神宅を出た2人は並んで歩いた。すると若々しい湯川の容姿を羨ましいと石神が言い出した。らしくない台詞に湯川は驚く。そしてある仮説が頭を過り、石神の後ろ姿を眺めていた。


早速内海を呼び出し現場を回り自分の見解を話し解散すると...湯川は再び石神の元へ行き靖子の弁当屋に案内してもらう。そこへ偶然、靖子のホステス時代のお客に出くわす。その時の石神の表情を鏡越しに見てしまった湯川は...。仮説が確信に変わったのだろう、別れ際の石神にある問題をだした...。


ある程度の所で警察の捜査は頓挫していたが、湯川の言葉で動き出す。さて、今回の湯川の実験は、どんなモノになるのだろうか⁉️そして事件の真相が明らかになった時、それぞれの思いが悲しく露見する...。

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流石!東野圭吾さん原作✨
そして、日本、韓国、中国版として映画化される訳ですね。舞台にもなっていると聞きます。良いモノは時が経っても変わらないモノだと染々実感します...。


とは言え...。原作は未読の為、近いのか遠いのかは分かりませんが、今回は俳優ありきで視聴を決めました😁もちろん演技だけではなく原作がとても深いシッカリとした作品なのだと思いました。花岡親子の気持ちや石神の真意などが、12年前に視聴した時とは受けとり方が違った気がするので...。


主役を盛り立てる俳優陣の圧巻の演技力が気持ち良かったです✨靖子が日常的に食事を作っている姿が浮かんだし、石神の孤独な生活ルーティンが見えた気がしたし...😂真矢さんに至っては実在しそう😆


元気すぎでもなく、ひねくれているキャラでもなく内海という新人刑事のキャラを作ったのはスタッフかも知れませんが、登場人物の立ち位置にピッタリはまった演技をされていた柴咲コウさん。主張過ぎない内海が印象に残りました。


煩い系のキャラがいなくて、落ち着いて視聴できる作品でした🥰

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今日も拝読をありがとうございました🍀✨🤗

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