※火山災害をテーマとしたパニック映画です。かなりリアルを追求した映像が含まれており、自然災害に対してフラッシュバックの可能性のある方は視聴にご注意ください。🙇♀️
地質学の専門家が危険予測で訪れた土地。幾つかの現象から危険を肌で感じ、回避する為の警告を呼びかけるが…火山はのどかな日常の仮面を被り、発令権を持つ者ほど慎重を期した。あくまでも予測であり、良くも悪くも可能性を秘めている。専門家でさえ意見が割れる避難勧告のタイミング。火山は不気味な静けさから一変し、突然牙を向き一瞬で周囲の生態系を変える…。
火山の脅威に立ち向かう人々の姿を、デジタル・ドメイン社がSFX、VFXといった技術を駆使して手掛けた。溶岩や噴煙など、リアルを追求した処が見所だという。(1980年に発生したアメリカのセント・ヘレンズ山の噴火を元に作成された)
今回の視聴作品は…
ダンテズ・ピーク
(吹替版)
監督=ロジャー・ドナルドソン氏
脚本=レスリー・ボーエン氏
ピアーズ・ブロスナン
リンダ・ハミルトン
チャールズ・ハラハン
ほか…出演。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
1997年・108分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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🌟役名★俳優
吹替(ソフト版・テレビ朝日版)
🌟ハリー・ドルトン
火山地質学者(USGA)。火山活動の観測中に婚約者を失った。以来「タイミングを見誤った事」を悔いている。初期調査は非常に危険が伴う。体力や行動力に長けており、それなりの自信もあった。経験から危険予測をし警告を促すのだが…過剰なパニックを煽る行動は避けるべきだと、責任者に制止されてしまう。町長に個人的な好意を持ち、調査の撤収後も町に残る気でいた。
🌟レイチェル・ワンド
町長であり、カフェの経営もしている。10代の子ども2人を育てるシングルマザー。子ども達が懐いている義母とは、仲が良いとは言えないが頻繁に交流を持っている。ハリーに好感を持つが、緊迫した調査報告を受けた事から複雑な心境。調査関係者が撤収すると聞き、特別な夜を過ごそうとした時、いち早く異変に気付く。
🌟ポール・ドレイファス
★チャールズ・ハラハン
ハリーの上司。地質学者で調査関係者。ハリーとは意見が対立。最終的な判断を下した責任者。
🌟グレアム・ワンド
★ジェレミー・フォリー
レイチェルの長男。反抗期であるが、妹の事を頼まれるくらい母からの信頼がある。母からの電話に出ない祖母を救う為、命がけで山中へ車を走らせた。
🌟ローレン・ワンド
★ホシジェイミー・レネー・スミス
(木藤聡子・かないみか)
レイチェルの長女(第2子)兄と共に祖母を救いに向かう。
🌟ルース
★エリザベス・ホフマン
(翠準子・久保田民絵)
レイチェルの義母(元夫の母)ちょっと頑固で曲者。
ほか
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おおすじ
地質学者であるハリー・ダルトン(ピアース・ブロスナン)は、コロンビアで火山活動の観測中に脱出のタイミングを誤り、火山弾によって同僚として参加していた婚約者を失う。以来独身のまま4年が経つ。
ある日、上司のポール・ドレイファス(チャールズ・ハラハン)から連絡を受け、ダンテズ・ピークに向かうと…「人口 20,000人以下で全米で最も住みやすい街」として上位に選ばれお祭り騒ぎ。更にダンテズ・ピークは大手企業から支社建設の候補地として選ばれた。
町長であるレイチェル・ワンダ(リンダ・ハミルトン)は、娘ローレン(ジェイミー・レネー・スミス)と共に式典に参加していた。お祭り騒ぎによって、火山が奇妙な活動を始めている事に、誰も気付かない。現地入りしたハリーだけが肌で危険を察知する。
街外れの山中にある天然温泉まで町長に案内してもらうと、火口湖に一組のバックパッカーが息絶えた姿を発見する。湖水の酸性度の数値が高い事と、湖周辺の木々が枯れ生き物の死骸に不信感を抱いた。しかし企業の重役は難色を示す。一気に緊張感が高まるが、証拠としては不十分で避難する警告を出すに至らなかった。
責任者である上司を説得出来ず、結局…ハリーと同じ調査メンバーを含み撤退が決まる。前夜、ハリーはレイチェルと共に過ごしていると、生活水の異常に気付く。上司を叩き起こし、異常な兆候に注意深く調査を開始。翌日、街の住人を高校の体育館に集め説明会を開く。ハリーが説明しようとした時、大きな地震が町を襲い始めた。
パニックになる人々。外に出るとダンテズ・ピークは山頂から黒煙が⁈噴火がハッキリと確認出来た。あっという間に噴煙は周囲を包み人々の視界を遮る。
一瞬にして地獄絵図のような空間に染まる中、レイチェルの家族の合流を目指す。子供たちは2人で祖母を救う為に車で山中に向かっていた。無免許の上、噴煙で視界がゼロに近い状態だったが、奇跡的に祖母の家に辿り着く。
ハリーの運転でレイチェルは、子ども達を追う。壮絶な惨劇の中、命がけで探しに行く。水陸両用と夢のような車で、障害物をギリギリでかわし前進あるのみ!なんとか5人が合流出来たが、既に退路は無い。
ボートで湖上に逃れるが、安堵する間もなくボートが沈み始めた。強力な酸性化によって金属が溶けて行く。モーターが溶けてボートは停止。全滅かと思われた…その時!岸が見えた。
岸まであと少し!の所で、ルース(エリザベス・ホフマン)がボートから飛び降り船を岸へと導く。彼女の犠牲によって4人は無傷で先に進む事が出来た。しかし…ようやく街に辿り着いた時、そこには生存者は無く廃墟となっていた。
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まとめ
リアルさを追求したと言われているだけあって、臨場感があった😨場面によっては怖さを感じたし、自然災害の体験者には辛いかもしれないと思った。
映像の規模が凄すぎて「これはCGなのだろうか?🤔」と、どうやって撮影したのかを考えてしまうシーンが沢山ある。物語の展開がシンプルなだけに恐怖心が煽られた気分だ。
少年が車の運転をしたシーンでは、粉塵で視界が殆どない状態で前進して行くので…「危ないよ?」「危ないよね?」「何かが起こるの⁈とドキドキしながら見守った。
憎まれ口を叩いていた祖母が最後に身を挺した姿に、感情が目に見えて目頭が熱くなる。「イントゥ・ザ・ストーム」を視聴した時に関連タイトルに入っていた今作。やっと鑑賞に至った。
余談ですが…
最近📺「冒険少年」を、よく視聴するようになりました。いっけん関係が無いように見えますが、サバイバルと機転・知識。役に立ちそうな学びが有ります。防災グッズ同様に意識するようになりました。危険な状況にならないのが一番良いですが、今は何が起こるか分からない時代⁈まずは独りでも数日生き延びれるようにならなければ!と思う今日この頃です😆
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おまけ
日本語版スタッフについて…
日本語字幕翻訳=戸田奈津子
日本語吹替版演出=春日一伸(ソフト版)
伊達康将(テレビ朝日版)
日本語吹替版翻訳
たかしまちせこ(ソフト版)
平田勝茂(テレビ朝日版)
日本語吹替版制作
ビデオテック(ソフト版)
東北新社(テレビ朝日版)
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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