カルテット
🌟日本のドラマ
🌟主演
🌟松たか子
🌟満島ひかり
🌟高橋一生
🌟松田龍平
🌟2017年🌟10EP
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
街中で演奏をしていたスズメ(満島ひかり)に1人の老女が1万円札を出し、一風変わった依頼をした。写真を見せ、この人と友達になって下さい...と。
数日後、マキマキ(松たか子)は迎えに来た別府(松田龍平)の車に乗った。向かった先は軽井沢の別荘。ここでカルテットの演奏練習、合宿をする予定だという。メンバーは他にイエモリ(高橋一生)とスズメの4人。
数日前にカラオケボックスで運命的な出会いをしたという4人。急展開でカルテットを組む話になった。別荘は別府の持ち物で、週末だけの集まりが、イエモリの提案でランダムになっていく。
物凄く声の小さいマキは唯一の既婚者だが、とても理解のある旦那のお陰で、自由に生きている様子。どこでも寝てしまうスズメは自由人。否、宇宙人。常識人には時々理解不能な行動をとる。
イエモリは初対面の女性に道を訪ねられただけでキスが出きる日本人離れした感覚の持ち主。拘りが強く主張も激しい。別府は少し無頓着で空気が読めないところがある。
普通に考えたら、接点があるようには決して思えない4人が別荘で食卓を囲んでいる。初っぱなから個性がぶつかり合うが、妙な笑顔で何となくまとまっていた。
一旦東京に戻ったマキは自宅に入ると、つけっぱなしのテレビを普通にやり過ごし、脱ぎっぱなしの男性用靴下を跨ぎ、花瓶の枯れた花を処分する。違和感だらけの行動は後に解明されていくが、まだ先の話。
その頃別府は会社でイジラレていた...。祖父は指揮者で有名な人物の様子。イエモリは美容室でバイトリーダーの仕事をし、スズメだけは別荘に残っていた。いわゆる無職。
夜になり質素なメニューの食事をとっているマキはラジオからのニュースに一喜一憂している。どうやら何か訳ありな様子。
今日はカルテットのメンバーと行動中。初めての演奏会が出きるかもしれない。4人は下見で大興奮だったのだが、弦楽四重奏は...。直前に偶然出逢ったピアニストに負けた。マキが確証があり偽余命9ヶ月の演奏者だとメンバーに進言したが、その場はそのままとなった。
4人には各々事情があるらしく、何か含みのあるシーンがチョコチョコ登場する。ある日マキは強行手段に出た。メンバーは控えめなマキからは想像がつかなくて、マキの行動に戸惑いを隠せない。
オーナーに告げ口をした事で、自分達が演奏できることになったステージ...。空気に圧倒されるメンバー。成功、失敗...各々の気持ちの葛藤が如実に現れた結果でもある。
小出しに出てくるマキさんの素顔⁉️に3人は疑心暗鬼になることも...。自分達の素性と真意は胸にし舞い込み、美しい演奏はどこまで出きるのだろうか...。
そして先に登場した老婆との関係は?狂気染みた感情の吹きだまりには何が残るのか?忍び寄る邪気に気付けるのか⁉️
バイオリン、バイオリン、ビオラ、チェロで奏でるカルテットの未来は...。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
満島ひかりさんの演技をマジマジと見たのが、このドラマだったこともあり、注目して見ていた記憶があります。そして吉岡里帆さんを認識したのも、このドラマだった。演技のぶつかり合いが凄く印象に残っています。
演技派といわれる俳優陣のキャスト設定に、当時の番宣で注目度があった事を、改めて理解しました。衝撃もあり、良い意味で裏切られるシーンもあり、話題性十分なドラマだと思います。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
現在、松たか子さんをドラマで見かけ、いまだ需要があることに凄さを感じています。
ここまで、読んでくださった方に感謝します。ありがとうございました🍀✨🤗
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★