視聴作品は…
イントゥ・ザ・スカイ
気球で未来を変えたふたり
(字幕版)
原題・The Aeronauts
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2020年・100分
(2019年公開・日本では2020年公開)
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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役柄・その他
★アメリア・レン
★アントニア
★ジョン・トリュー
★ピエール・レン
★エセル・グレーシャー
★アーサー・グレーシャー
★エアリー
ほか
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おおすじ
1862年ロンドンにて。気象学者のジェームズ・グレーシャー(エディ・レッドメイン)は、自身のデータ収集の為にガス気球に乗る必要があると考え、同時に資金を募っていた。しかし周囲の声は厳しく難航する。
招待客に紛れてガス気球の飛行士であるアメリア・レン(フェリシティ・ジョーンズ) に接触した。しかしアメリアの洞察力によって、最悪の出会いとなる。
しかし、ジェームズの熱心なアプローチによって、周囲が少しずつ回りだし実現化が進んで行く。だが肝心の操縦士アメリアは、夫との飛行トラブルから立ち直れずにいた。
一度は断ったものの、ジェームズの勝利‼当日を迎えた。時間通りとは行かなかったが、道化師のようなアメリアの登場に沢山の人だかりから歓声が上がる。少し緊張気味のジェームズは小ばかにした。
出資者へのサービス精神だと言うアメリアとの感性の違いに前途多難な空気が流れるが、いやおうなしに長い時間が始まる。
ジェームズの言う飛行の目的は「気象データを集める事」と「最高高度到達記録を更新する事」未知の世界が目の前に広がっている。鑑賞に浸ってばかりはいられない。危険は隣り合わせだ。
互いの事を語り合う間もなく飛行を迎えた事で言い争いにもなるが、上がるにつれ空気が薄くなり外気温も下がる。判断力や気力が鈍る中試練のような天候との闘いが始まる。
昆虫の通り道に遭遇し親友の学説を自分たちが証明していると、笑顔が出る事もあったが…本来生きているのが不思議なほど、自然の刃に無力感を味わう。交互に「生」を諦めかけた時、もう片方はブレずに引き戻す。いつしか2人は生還する為に夢中で知恵を絞っていた。
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まとめ
不思議に思う事が沢山あった為、ツッコミどころが満載です。前半で物語に集中できない人は、鑑賞の評価は低いだろうと感じた。中盤までに物語に入り込めたら最後まで楽しめるかもしれません。
映画の背景を調べているうちに、モデルとなった女性の生き様や、苦楽を共にした夫の伝記にハマってしまいました。波乱万丈な人生を送りながらも歴史に残る偉業を残した方々です。
原作の魅力的なエピソードをモデルに脚本された物語ですが、撮影風景のメイキングが見たいと思う映像でした。不死身の女性が、とても印象的です。(実在する人物を重ね合わせると、更にドキドキするシーンの余韻が残ります)
映像の他で、色々と意見が出て厳しい評価をする方も居ました。実話を元にした冒険記として評論家の支持は中の上…又は、上の下らしいです。平均点も半分以上獲得している事から鑑賞価値あり!と記されています。
これだけ魅力的な夫婦がモデルなので、この映画だけで終わり!なんて勿体ないと思います。視点を変えた物語が登場しないかな~なんて考えながら、この辺で〆たいと思います。
ある程度の理解力のある子なら、親子での鑑賞も良いかもしれません。
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おまけ
アメリア・レンについて
本作では女性に変更されているが、実際のガス気球飛行は…1862年にジェームズ・グレーシャーとヘンリー・コックスウェルが行ったフライトで、高度1万1887mに達し、当時の最高高度到達記録を更新したという。
アメリアは架空の人物で、実在したソフィー・ブランシャールをモデルにしている。今作より以前(フランス1778年~1819)初めての女性ガス気球飛行士であり、夫の死後引き継ぎプロとして60回以上の飛行を行ったと記録がある。1859年に功績が称えられ、彼女の死後に肖像画が描かれている。
常に危険を伴い、何度か失神する事態に陥ったり、生死を彷徨う経験もしていた。彼女の最後の飛行は…パリでの公開飛行中、気球から打ち出した花火が水素ガスに引火して墜落を招いた。皮肉にも航空事故で死亡した最初の女性となる。
※ソフィー・ブランシャールの夫ジャン=ピエール・フランソワ・ブランシャール(フランス・1753年~1809)は、1785年に気球で世界初のドーヴァー海峡横断飛行に成功し、パラシュートの先駆者の1人でもあった。科学者というより、そちらかと言えばショーマンのようだ。自称、「気球による空の征服者」と記されている。
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読んで頂き
ありがとうございました。
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