「ポカリスエットのCM」よりも「ハーゲンダッツのCM」の方が記憶に残っている。🎥映画で言うなら…広瀬すずさんや天海祐希さんと共に出演している「チア★ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」📺ドラマで言うならば「TOKYO MER~緊急救命室」での比奈先生役が、私の中では印象強いです。(劇場版の視聴が待ち遠しいです🥰)
…という事で視聴作品は…
水上のフライト
監督=兼重淳氏
脚本=土橋章宏氏
(パラカヌー日本代表選手・リオパラリンピックにも出場した瀬立モニカさんとのオリジナルストーリー)
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2020年・106分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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主題歌
「ひとりで生きていたならば」💿
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役柄・その他
藤堂遥
★中条あやみ
走高跳の頂点に君臨する実力者で、オリンピック候補者として夢を目前にしながら、交通事故により脊髄を損傷し下半身麻痺となる。失意の中で瞑想中に、転機が訪れる。大学3年生まで走高跳一色だった。世界から飛び出し、新たな自分の可能性に夢中になって行く。
加賀颯太
★杉野遥亮
義肢装具士。遥との出会いは図書館であったが、達也と里奈を介して距離が縮まる。宮本と共に義肢装具士として競技用カヌーを調整する。2年前に病気で親友を亡くしており、形見の車椅子を大事にしている。
※義肢装具士とは…
「医師の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の製作及び身体への適合を行うことを業とする者」と法律で定められています。
「医師の処方に従い患者さんの採型や採寸を行い、これを元に義肢装具を製作して、病院などで適合を行います。」
実は…患者様一人ひとりに適した義肢装具をデザインする為に、患者やメディカルスタッフ等とのコミュニケーションを通して情報を収集するコミュニケーション・スキルが重要。医学知識や製作技術に加えて、豊かな人間性が求められる職業だという事です。
村上みちる
★高月彩良
遥に続く走高跳の記録を持つ後輩選手。遥が退いた後、注目を浴びる。
朝比奈麗香
★冨手麻妙
パラカヌーのトップ選手(パラリンピックの候補者)
ライバル関係(目標の選手)
佐藤達也
★高村佳偉人
宮本の教え子。
カヌー教室の生徒。
初対面から呼捨て、遥に懐いている小学生の1人。
杉下里奈
★平澤宏々路
宮本の教え子。
カヌー教室の生徒。
遥に憧れる小学生。
藤堂郁子
★大塚寧々
遥の母親。送迎していれば事故を回避出来たのでは?と罪悪感を持つ。仕事の傍ら全力で遥のサポートをし、陰で見守る。
宮本浩
★小澤征悦
遥の父親の親友。カヌーの教室を開き、問題のある家庭で育った子ども達に教えている。遥の資質を見て、カヌーはパラリンピックの正式種目である事を掲示し、彼女の決心を支え続ける。
ほか
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おおすじ
体育大学3年生の藤堂遥(中条あやみ)は走高跳の選手で「走高跳の女王」と呼ばれ君臨していた。非常に実力のある選手で、目前のオリンピックに向けて全てを調整している。周囲からの注目度も高く、多方面からの取材やインタビューを受ける事もあった。
しかしその受け答えの態度は、とてもクールで「社交的」とは言えず…自分に次ぐ記録を持つ後輩選手への指導を頼まれても「弱いのは努力が足りないから」と、ハッキリ断る。自分にも他人にも厳しく、結果を出し自信に満ち溢れていた。ちやほやする後輩から人気があったものの…周囲からは一目置かれていた。
満足のいく成果が出て、いよいよオリンピックが手の届くところまで上り詰めた。だが、喜びも夢も全てを一瞬にして失ってしまう。交通事故から3日後に目覚めた遥は病院のベッドの上で、脊髄を損傷した事により下半身麻痺となり、車椅子の生活になる事を知った。
あの日、オリンピックの事で喜びを嚙みしめながら雨の中を小走りで帰宅しようとしていた。たまたま…母親の仕事の都合で迎えに行けないと連絡を受け、傘もなく両手で視界を確保して走りだした途端…車に衝突。
母親は送迎の後悔に苛まれ、希望を求めて何度も検査をしたが、もう遥の脚が動く事は無いという現実を突きつけられるだけだった。自分の出来る事を探しながら母親=郁子(大塚寧々)は必死で働き全力で遥に向き合う。
この頃の遥は自分の事で精一杯で、周囲に気を配る余裕も無かった。何もかもが一変し、慣れない日常生活に向き合っていた。失ったモノが大きすぎて、喪失感を埋める事も出来ないでいた。ただ…諦めざるおえない事ばかりを数え、心を閉ざし声にもせずに嘆いている。
そんなある日、亡き父親の親友=宮本浩(小澤征悦)の訪問で、小学生を中心に教えているカヌー教室の話題になった。数日後郁子の提案でカヌーの見学に出かけると、苦手な小学生たちに囲まれる。 遥はカヌー経験者だが暫く疎遠になっていた事で、ただの見学者として佇んでいた。しかし宮本の教え子の杉下里奈(平澤宏々路)や佐藤達也(高村佳偉人)に懐かれ、久しぶりのカヌーに触れる。
言葉だけでなく実際に体験した事で「カヌーに乗ればみんなと同じ」自分が特別でない事が心地よかった。心がリラックスすると本来の性分である 負けず嫌いが顔を出し、自分の前に誰かが居る事が許せない‼となり持ち前の集中力を発揮し始めた。
その姿を嬉しそうに見守る郁子。その傍らで「もしかしたら…」と宮本の表情が変わる。運動神経が良い遥は実践してみてコツを思い出し、いつの間にか陸上競技からカヌー競技(パラリンピック)へと無意識にシフトチェンジしていく。その過程で新しい出会いに影響を受け、人としての成長を見せる。
どんどん上達する事が面白くなってきた頃、宮本が義肢装具士の加賀颯太(杉野遥亮)と連携し競技用のカヌーをカスタマイズした。「カヌーでパラリンピックを目指さないか?」に反発しながらも消化していく遥。自暴自棄を乗り越え、体と一体化する装具の大切さを知り、見失っていたモノに気付く。
調子が良くても悪くても
結局やることは同じ
自分を信じて努力するしかない
・・・「私も飛ぶ・・・」
スイッチした遥の変化は急激に成長を遂げ
今までの関係者たちを笑顔にしていく。
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まとめ
NiziUのリマさんと中条あやみさんが似ていると思うのは私だけ?🙄
カヌーに乗り込んだ際、初めての着水でひっくり返らずに乗れたのは武井壮さんと中条あやみさんだけ!と周囲に驚かれたという。かなりの運動神経の持ち主。本編ではトップ争いをする腕前に描かれている為、1日で操れるまでになった事は、関係者スタッフがそうとうワクワクした!というエピソードが記憶に強く残っています。
今作の影響で、パラカヌーの動画を見てみましたが、瀬立モニカさんの上半身の筋肉(特に上腕二頭筋💪)が偉い事になっていた😲💦パワフルなフォームが目に焼き付きました👀❕
オリジナルドラマとしての映画なので、本来の選手と比較するのは可哀そうだと思うほど、ツッコミどころはありそうですが、ドラマとして🥰惹き付けられる感じが強かったです。
颯太役の杉野遥亮さんは技術者としての登場。現在出演中の「罠の戦争」よりも男っぽい役柄で色を添えています。
大塚寧々さんに至っては、髪を振り乱し体当たりな演技に引き込まれました。
小澤征悦さんに関してはトーク番組での印象が抜けず、小学生よりも少年のように楽しんだ撮影現場で、おやじギャグの連発を想像してしまい、何故か半(笑)で見てしまいます💧🙇
小学生の男女も貢献しています。「半分、青い」の律君。「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」での柚子ちゃん。子役の2人も重要なポジションで頑張っていました🥰
どこか24時間テレビのような感覚になるかな?🤔と思いきや、ライト感覚で見易く色んな部分に興味を惹かれました。知ろうとしなければ分からないで終わってしまう事が沢山あるので、キッカケになるキーワードの回収が丁度良い感じで出来て良かったです。
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最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。
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