精神科医が担当した新たな患者は「光の中を旅して地球に辿り着いた」という男。虚言壁を疑いながらカウンセリングを始めると…「K-PAX星」と「異星人」のキーワードが浮き上がった。診断結果が特定できず天文学の専門家に星の否定からアプローチする事を思いつく。無い事の説明をするハズが…肯定説が証明され、ますます謎は深まる。しかし突如精神科医は閃いた!立てた仮説はやはり己の専門分野。妻が心配になる程のめり込んで行く精神科医は、カウントダウンと謎の男に向き合う。
視聴した作品は…
光の旅人 K-PAX
監督=イアン・ソフトリー氏
原作=ジーン・ブリュワー氏の小説
「K-パックス」
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2002年・120分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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登場人物紹介・(吹替)
※今日現在は…prime会員は字幕版のみ無料で視聴が可能だが吹替版は有料となっています。ご注意ください。
プロート
(石塚運昇)
マーク・パウエル博士
(佐々木勝彦)
レイチェル・パウエル
★メアリー・マコーマック
(相沢恵子)
クラウディア・ヴィラー
(唐沢潤)
ハウイー
★デヴィッド・パトリック・ケリー
(佐々木梅治)
ほか
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おおすじ
彼は何処からともなく突然現れた。目撃者には光を纏っているように見えて目が離せなくなる。絶妙なタイミングで起きた窃盗事件に巻き込まれ…犯人でもないのに警官に囲まれてしまう。
謎の男は質問の応答が不適切で、時間をかけてあらゆる検査を行ったが、結局施設へ送られる事になった。非常に大人しく状況を受け入れている。
検査では病名を特定できなかった。情報交換会では反対意見もあったが、マーク博士★ケヴィン・スペンシーはカウンセリングを続ける。謎の男はプロート★ケヴィン・スペイシーと名乗り紳士的なふるまいを見せた。
「地球は眩しい」と言いサングラスだけは外さない。他の所持品と言えば、メモ帳と使い込まれた鉛筆だけ。報告書に書く為にメモしているという。部屋中を見回し観察すると果物を欲し、許可すると丸かじりした。流石にバナナを皮ごと1本平らげた姿に驚く。
まずは生立ちから質問を始めるとテンポ良く答え、会話のキャッチボールが成立した。時折聞きなれない言葉が登場しても、地球の言い方では…と変換して答えてくれる。もしもの世界が存在し、地球と似ているがルールや概念に違いがみられるという。
基本的にはプロートの話を聞き気になったポイントで質問した。時々テクニックを使うとオウム返しを嫌い指摘してくる。常人の目には感知できない紫外線を感知していると、研究員から報告を聞き、マークが部屋の照明を調節した。
プロートは素直に感謝し、饒舌に語り始める。そのあり得ない話を整理する為、録音テープを何度も繰り返し再生した。Q&Aが逆転したかのように感じる事さえあり…家族と過ごしていてもボンヤリしてしまう事があった。
天文学の分野からプロートの話を否定しようと考え、義弟に幾つか質問を作って貰う。しかし、結果は想像を遙かに超え、名だたる天文学の博士たちとの会談が行われる事になる。
一方、施設の患者たちに変化が起きている事に気付いた。プロートが医者の真似事をしていると憤慨し、強めに注意すると「医者と患者」について口論になりかける。しかし彼が1歩引いた事で無駄な争いは回避された。
最新のプラネタリウムに星の軌道を描き示したプロートに。義弟を始め専門家たちは呆然とする。その空気を一掃したかった為、サヴァン…つまり自分の名も覚えていない特殊才能者の例えを上げて宇宙人説を否定したが、誰の耳にも届かなかった。
イラつきから瞑想に変わり数日が過ぎた。不思議な出来事を目の当たりにし、疑問は深まるばかりで心がブレ始める。特別な日だと教えてくれた「7月27日」が頭から離れなくなった。
突然閃いて真夜中に飛び起きると、驚く妻は正気じゃないと言う。なんとか説得してホームパーティーにプロートを招くと、それまでおふざけが過ぎた子ども達の心を一瞬で掴んだ。互いに観察し合いながら、緊張感が漂う。
穏やかなパーティーは食事も進み、各々がまったり寛いでいた。しかし、アクシデントによりスプリンクラーが稼働し始めると、急にプロートが錯乱する。鎮静剤の用意をしたが、何とか使用せずに落ち着いた。
この出来事を危険因子と捉え拘束室に移すべきだと言う者も居たが、パーティーでの何気ない仕草はどれも慣れた手つきで、騒動は娘を庇おうとしたように見えた事から自分の新たな仮説を確信した。
漠然と選ばれたのだと感じる。7月27日は3週間後。タイムリミットが迫る中、プロートが施設から姿を消した。
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まとめ
状況が二転三転し、最悪の結末を幾つか想像したが、衝撃の真実に目頭が熱くなった。いつもなら…これはハッピーエンドなのか?これも1つの形。なんて考えてしまうところだが、そのどれにも値しない感情が残っている。
鑑賞中に色んな展開が想像出来て、選択肢が広がっている事がワクワクした。表の裏の裏の裏⁈😲どっち?どっち?と思いながらも…見逃すもんか!と画面に集中していた。
ラストは見る側に託す感じ⁈に纏まった…と、個人的に解釈しています。
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おまけ
マーク博士を演じた★ジェフ・ブリッジス氏を🤔どっかで見たな~とずっと考えていたが、結局自力で正解に辿り着く事は出来なかった💦
検索の結果
馴染みのあるお顔は…
「アイアンマン」での悪役でした!(スターク社の兵器を横流しし、会社を乗っ取る計画を企て、最後はトニーと戦った悪い奴)👈😁
髪の毛って凄い!😲別人級です。
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
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