2011年 140分
★出演者★
高嶋政宏
佐野史郎
山本耕史
鶴見辰吾
筧利夫 ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★
2010年 6月13日
オーストラリア ウーメラ砂漠...。
夜空を見上げる女性が一人星の向こうの宇宙を見ていた...。女性の名は水沢恵(竹内結子)
2002年 春
宇宙の説明とロケットの父と称されている糸川英夫さんの話を的場(西田敏行)が抗議している。老若男女が十数人聞いている。水沢も参加し、熱心にメモをとっていた。
水沢は抗議が終わった的場を捕まえて、取り組んでいる論文について質問責めにする。勢いと熱意に驚く的場に、現在は木星堂という本屋で働いている事を伝えた声はすっかり小さな声になっていた。
的場はおもむろに持っていた資料をくれた...。
博士号をとるまで一人で頑張る!と何やら誓いがあるらしい。帰宅した部屋で、今年は帰省は難しいと母に電話していた...。
2002年 夏
ある日、「木星堂」に的場から1本の電話が...。水沢は宇宙科学研究所に呼ばれ、研究生として参加することになった。挨拶をした直後に入室してきた坂上(高嶋政宏)から、早速洗礼を受ける。研究者達の集まりな為、専門用語が飛び交う。水沢にとっては願ってもいない環境で目を輝かせて働いていた。
だが、ほとんどボランティアに近く、生活の為にはバイトをしなければならない。体は疲れているのだが、資料が読み放題の環境に心踊らせていた。
そんなある日見学に来ていた子どもからの質問に水沢は悪戦苦闘した。専門用語でしか説明できなかった自分に落胆する。なんせ口下手で人付き合いといえば研究所の人間だけ。ましてや子どもにも分かりやすく説明するなんて水沢にはハードルが高かった...。それでも諦めずにお金が無いなりに自分で出来ることを探す。水沢にとっても初めての経験だった...。
5月、いよいよ打ち上げの時が来た。川渕(佐野史郎)田嶋(山本耕史)喜多(鶴見辰吾)矢吹(筧利夫)らの試行錯誤がやっと形になった。色んな人たちの想いを載せて発射。分離成功!探査機を見守る...。
一ヶ月後...。
「はやぶさ」ミューファイブ5号機88万人の名前を載せて順調に探索していた。
2003年 夏
長野県にある臼田宇宙空間観測所と神奈川にある相模原宇宙科学研究所 管制室で連携を取る水沢。だいぶ様になっている。
半年後...。2003年12月
火星探査機のチームは最後のコマンドを送信しようとしていた。軌道変更をする為のコマンドを送ると火星の周回の軌道に5年前に打ち上げた「のぞみ」が入れなくなる。 1%の衝突の可能性の為に断念した。奮闘した川渕は虚しく肩を落とす。そこには27万人の名前があった...。
的場は応募者へのお詫びの手紙を作成していた...。涙ぐむ水沢も27万人の中の1人だった...。水沢が応募したのは亡くなった兄の名前だったと聞いた同僚も気持ちを推し量ってくれていた...。
水沢が子ども用に手作りしている「はやぶさ君」が時おりナレーションに入る。もちろん声の主は水沢。
「のぞみ」の分も「はやぶさ」を成功させたい気持ちは1つになっていく。
探査機が発射してから
2年4ヶ月...。
2005年9月
「イトカワ」に辿り着いた「はやぶさ」から研究所に映像が届き始め、その映像は人類初の映像となる...。
茨城県水戸市...。
愛知県...。
大阪府...。
各所にも新聞やニュースで情報が伝わっていく。
喜びムードの中
田嶋らは着陸の場所に頭を悩ませていた...。
専門用語が飛び交う中、水沢が手作り中の「はやぶさ君」が解説してくれているので素人でも理解できる。
淡々と進んでいくようでもあるが、宇宙の映像が挟まり目を奪う。BGMからも緊張感が伝わり息を飲むシーンへと繋がっていく。
着地が上手く行かず田嶋を悩ませる...。トラブルが発生し始めていると判断し一時離陸。再着陸に向けて論争が始まる...。
これはこれから訪れる最大のトラブルの始まりに過ぎなかった...。
判断もタイミングも難しい中のチャレンジは機体にダメージはないのか⁉️
「はやぶさ君」はいったいどうなるのか⁉️
水沢はどう絡んでいくのかも見処です...。
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竹内結子さんが宇宙ヲタクを好演しています。
2人の夢をちゃんと乗せて...。
意外にも高嶋政宏さんが2枚目路線に見えました🤭
子ども向けに配信していることで、大人でも分かりやすく楽しめるようになっていた。詳細まで調べた訳ではないので、この物語がどこまで実話なのか分かりません。だけど時間を忘れるほどだったので、映画として面白かったのだと思います。
私は主人公の水沢さんが好きです。なれないのは分かっていても憧れに似た思いがある😁難しいことは置いておいて...。自分も頑張ろー!って思えたから、それで良いですよね🍀✨視聴してよかった。
今日も拝読をありがとうございました🍀✨🤗
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