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時々アニメやドラマ…その他も視聴 🍀✨🤗

氷の世界 🌟竹野内豊さん🌟松嶋菜々子さん主演

氷の世界
🌟日本のドラマ
🌟主演
🌟竹野内豊
🌟松嶋菜々子

🌟1999年

★出演者★
内田有紀
金子賢
仲村トオル
及川光博
中嶋朋子 ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

人間は死の直前に走馬灯を見るというが本当なのだろうか...。死を悟った主人公の言葉から始まる。


そこに悪女がいる...。
氷のような微笑を浮かべて。出会わなければこんな末路を迎えなかったのだろうか...とか...。


氷の微笑。確かに綺麗な顔立ちでウッすらと笑みを浮かべているのだが、どこか暖かみの無い冷めた笑み。冷たい石や石膏を連想させる...。


矛盾しているようだが、彼女とであったこと事態は後悔していない...。否、後悔と思わせない何かを彼女は持っている。魔性のように...。媚薬のように...。思わせ振りな彼女の視線に目を奪われ言葉を失くすことさえ...。


主人公の廣川英器(竹野内豊)は大手保険会社からヘッドハンティングされるほどの、保険金詐欺をかぎ分ける嗅覚の持ち主。現在は外資系の保険調査部に所属し、保険金詐欺=モラルリスク達を相手にしている。


傍らには庄野月子(内田有紀)町田南署の交通課の婦警が甲斐甲斐しく世話をやくが、保険が絡むと周りを見失い大口の契約を潰しかねない行動を取る無鉄砲さ。


ある日、英器が社に戻ると調査部の部長らが飛んできた。英器が一ヶ月前に調査し保険契約を通した家族が病院に運ばれたらしい。慌てて病院に駆けつけると、母親が関係者相手に、必死に経緯を説明していた。


その光景が英器には娘を心配している母親の姿には見えない。ただ違和感だけが残り、脳裏に不安が過る...。


英器は処置が終わった少女に呼ばれ「これは事故だった。信じて欲しい」と懇願するユカの言葉で確信する。おぞましい事実を...。


思えば...確かに兆候はあった。英器の会社の事を「人間の体をお金に換えてくれる会社」と、ユカが言っていた時、おかしな事をいう子だと思った事を思い出した。


だが、掛け金も保証額も低額だった為に注視しなかったのだ。言わば自分のミスであったと英器は猛省する。人間の命の値踏み。命をお金に換える...英器はユカの言葉が耳から離れない。


結局逮捕された母親は娘にかけた保険金で借金を清算するために、娘に火油をぶっかけた。そして新しい恋人と二人で逃げる計画だったらしい。


命が助かった後も、ユカは母親の幸せを一番に考えていた...。英器は調査当時のユカを思い出し「新しいお父さんが自分の為に学資保険に加入してくれた事を素直に喜び、より一層勉強に励む」と笑顔を見せていた姿が、悲しみを増幅させた。


命の相場は8千万~5億。いつの間にかそれが当たり前になっていた...。3百万の命を軽く考えるようになってしまっていた。生命保険で「幸せの生活プラン」の意味を噛み締めた。そしてもう二度と騙されない!と心に誓った。


一連の事件の始まりは1人の女性の死であった。町田市在住の池永苑恵、英語教師が死亡した。町田南署の刑事課では...夜道で、しかも雨上がり。自転車のブレーキをかけそびれ転落した事故死として処理されそうになっていた。


課長である鳥城武史(仲村トオル)は、町田南署内ではお荷物扱いのキャリア。封書のタレコミを受けとるが、本町の目を気にする所轄としては中々上司の許可が降りない。業を煮やした鳥城は独断で行動を始める。


英器もこの件の調査に携わることになっていた...。英語教師の勤める学校にも聞き取り調査に行き、鳥城と顔を合わせるが噛みつかれ情報の共有は望めそうもない。


死亡から一週間後の保険金支払いが売りの保険会社である為、期限が迫る。英器は江木塔子(松嶋菜々子)に目を止めた。永和女学館の教師で死亡した池永の同僚でもある。


データベースでは...保険契約者が事故死し、受取人の婚約者だった江木塔子の記録が出てきた。だが契約を解約しただけで保険金を受け取った訳では無い。事実上何も問題は無いのだが、英器のセンサーに反応した。ユカの事件を胸に強い思想を持ち上司の制止を振りきり塔子を調べ始める。


これが運命の出会いになるとは、本人達もまだ気付いていない...。人間の群像劇とも言える心の移り変わりと、意思とは違う抗えない想いに巻き込まれていく...。


氷の微笑この意味が分かる時、英器と周りの人間達は生活プラン通りに生きていられるのだろうか...。次々に飲み込まれていく渦の中から生還できるのだろうか⁉️


1人の危険な女性に数人の男性の影。愛してしまった者達の運命は⁉️😱

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

できちゃった結婚」からすると真逆のキャラでした😳単純に松嶋菜々子さんのファンで、家政婦のミタに繋がるような演技で見逃していたドラマだったのが、視聴に至った理由。


前日とは一転してサスペンス色に😱フィクションでもノンフィクションでも起こり得る展開に恐怖心さえ...。


でも、怖いもの見たさで、目が離せない😶思いの外早く最後まで辿り着いた気がしますが、精神的に怖い系のドラマでした。


守ってあげたくなるような犯人て漫画で読んだことがあって、こーゆー時に使うのだな🙄と不意に思ってしまった。だが、それは松嶋菜々子さんが演じていたからだとも思う。


余韻がヤバイので、もう一本何か視聴してから就寝しないと...🥴下手したら眠れなくなるヤツです...💦


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今日も拝読をありがとうございました🍀✨🤗

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