視聴作品は…
パンドラIV AI戦争
WOWOWの連続ドラマ枠での放送
脚本はシリーズ全て
井上由美子さん
人工知能の成長によって人間にもたらすモノとは何なのか?一人の医学者が数年を費やし開発したAI「ミカエル」と、その周囲に群がる私利私欲。世の需要と供給。スキルとプライド。善と悪が露見する中、人間はどう立ち回って行けばよいのか?リアリティーを追求した社会派ドラマである。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2018年・1話49分~55分・全6話
Amazon prime video 第2話より
現在レンタルで使用可能
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
U-NEXTで鑑賞した時は見放題が配信中でした。
現在も配信中かはご確認願います🙇♀️
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エンディング
「The Good Life」💿
※第一作目~第四作目まで同じ曲が使用されています。
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主要人物の紹介
🌟鈴木哲郎
🌟有薗直子
🌟橋詰奈美
美村里恵
🌟東浩一郎
🌟太刀川春夫
🌟上野智津夫
🌟蒲生俊平
🌟ゲスト・他
川守田政人
ほか
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おおすじと感想
医学界で激震を発するほどのAI。画期的に診断が下せ、早期治療により患者の社会復帰が叶うと信じて、数年がかりで人工知能に向き合ってきた鈴木哲郎(向井理)
最先端のAI診断が無料で体験できると宣伝が広まり、次々に患者の予約が埋まって行く。短時間で性格な診断がその場でくだり、最短で治療計画が立てられる。良い事尽くめな印象がとりだたされていた。
医療とは全く畑違いなIT企業、代表の蒲生(渡部篤郎)が目を付ける。病院経営のままならない現状を回避する為に病院長は蒲生に経営を委ねた。後れを取った周囲の医師会は冷静ではいられず水面下で動き始める。
表舞台では医者がリストラに脅え暴動がおこり始め、勝手に煮詰まった者が暴走した。その頃AIの診断により手術を受けた患者が亡くなった事で、AIと人間の間で罪の擦り付け合いが起きる。
「外科医のプライドとオゴリ」「AIを疑わず正当化する開発者」本来、患者ファーストであるべき医療従事者たちの内乱が激化。そこに医師会の奪い合いと、ジャーナリストの追求。弁護士の介入が入り乱れ根本を見失って行く。
生立ち故の不愛想な鈴木は、唯一の肉親から学びを得る。そんな人間としての成長過程を一番近くで見守る役割りを担ったのは、AI担当の看護師橋詰(美村里恵)だった。
1人の犠牲者によって始まった未来への道が開けていく過程は、時に非道ではあるが、常に学びの場である事が印象に残るドラマであった。
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まとめ
こってこてのソース派か醤油派か⁈🤔
今作は醤油派でした(笑)
医療系の重~い病院経営の闇部分はそんなに深堀されておらず、個人個人の心の移り変わりに焦点が当たっていたのではないか?と思います。
起きている事は非常に怖い事ですが、展開が早く個々の気持ちの切り替えもテンポが速いので、あっさり感が物足りないと感じる方も居るのでは?から、レビューが低かったのかな?🙄と思いました。
しかしながら、この「パンドラ」は他に4作品存在すると知り驚きました。ざっくりとオサライしますと…。
🌟第一作目・2008年
鈴木/三上博史
余貴美子…ほか
「がんの特効薬」に纏わる周囲の波(人間)の満ち引き。海外を意識した作品。医師、刑事の2視点から見せて、ミステリ・サスペンス的な内容になっているという。
🌟第二作目・2010年
鈴木/佐藤浩市
TETSUYA
余貴美子…ほか
「遺伝子組み換え技術」に食料危機対応の政治家や実業家が群がる。
🌟第三作目・2011年
鈴木/江口洋介
山本耕史…ほか
「外科手術による自死防止の治療法発明」の治療によって指揮者の人格が変わり、日本全土を揺るがす8日間が幕を開ける。
🌟スペシャル版・2014年
鈴木/堺雅人
高橋克実…ほか
「クローン技術の革新的な発見」に探求心が抑えられない優秀な医学者は研究室を追われた。7年を経て6歳の男児が現れ「クローン人間」の疑念が浮上する…。
全ての悪と災いを封じ込めて人間界へ行くパンドラにゼウスが持たせた箱の事。好奇心を我慢できなかったパンドラが開けてしまった事から、人類に不幸が広がったとされる。そして…箱の底に「希望」だけが残ったという…。
ここで言うパンドラは主人公の鈴木なのか⁈🙄
やはり誰にとっての不幸なのか?人類にとって、不幸と決めるのは誰?問いと学びは永遠に続いていくのかもしれません…。
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読んでくださって
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
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