ジャーナリスト志望の少女は夢を抱きNYへ。しかし彼女が足を踏み入れたのは…世界中の女性が憧れる一流ファッション誌「RUNWAY」カリスマ編集長のアシスタント。お洒落に興味のない彼女は…超ハイレベルな要求と鳴り止まない携帯を手に、悪魔のような上司に文字通り「仕える」センス、ゼロ!!の視線を跳ね除け磨く事で最強最悪の上司に向き合う。プライベートも捧げた結果は果たして彼女の望んだ未来であったのだろうか?
ちょっとあり得ない豪華な偶然だけど…恋?仕事?どれも頑張りたい‼そんな姿が共感を呼んだ物語です。27ヵ国語に翻訳されているという人気の原作に、脚本が加えられて映画オリジナルも多彩に登場!原作と映画化、字幕版と吹替版。色んな楽しみ方が待っています。
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視聴した作品は…
プラダを着た悪魔👗💎👜👢…
英語:=The Devil Wears Prada
監督=デヴィッド・フランケル氏
製作=ウェンディ・フェネルマン氏
製作総指揮=カレン・ローゼンフェルト氏
ジョー・カラッシオロ・ジュニア氏
脚本=アライン・ブロッシュ・マッケンナ氏
キャッチコピー
恋に仕事にがんばるあなたの物語…
原作=ローレン・ワイズバーガー氏の小説
※著者自身も主人公と同様に「ヴォーグ」で編集長のアシスタントをしていた経歴を持ち、彼女の実体験が基となっていると言われ、同誌の編集長アナ・ウィンターが作中のモデルであると噂されている。(一部著者が否定している噂もあると言うが、特定されていない)そしてゴージャスナな日常は日本では考えられないような待遇も描かれている。個人的には、どこか浮世離れしている私生活も興味を惹かれます。
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2006年・109分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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劇中使用楽曲
オープニングクレジット
🎤KTタンストール
「Suddenly I See」💿を始め
🎤マドンナ
「Jump」💿
「Vogue」💿
やU2、アラニス・モリセットなどの楽曲が使われた。
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★登場人物
吹替(ソフト版・日本テレビ版)
ミランダ・プリーストリー
(宮寺智子・夏木マリ)
アンドレア・サックス
エミリー・チャールトン
ナイジェル
(小形満・岩崎ひろし)
ネイト
★エイドリアン・グレニアー
(永井誠・加瀬康之)
クリスチャン・トンプソン
リリー
★トレイシー・トムズ
(清水千恵・浅野まゆみ)
ダグ
★リッチ・ソマー
ジェームズ・ホルト
★ダニエル・サンジャタ
(山野井仁)
リチャード・サックス
★デヴィッド・マーシャル・グラント
(石波義人・横島亘)
アーヴ・ラヴィッツ
★ティボー・フェルドマン
(金尾哲夫)
ジャクリーヌ・フォレ
★ステファニー・ショスタク
(高乃麗)
ほか
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おおすじ
※前回はそうとう長い記事でスクロールが大変だったと思いますので、今回はシンプルに行きたいと思います。
アンドレア・サックス★アン・ハサウェイ(小松由佳・小林沙苗)は、履歴書の欄が埋まるくらい学生時代に経歴を重ねてきた。それなりに自分を持っているつもりだった。大学を卒業しイザッ!希望に満ち溢れてNYへ。
面接の担当者エミリー・チャールトン★エミリー・ブラント(よのひかり・松谷彼哉)はアンドレアを一目見るなり人事部の冗談かと失笑する。社内の誰もが彼女の場違いな身なりに驚き、ある意味注目を集める。情報収集…勉強不足を見せびらかしているようだった。
せわしなく状況を説明され…「ファッション雑誌社ではファッションに興味がある事が絶対条件である!」「必要なのはここで生き残れる人」これが先輩からの最初のアドバイスだった。この時のアンドレアはジャーナリストへの足掛かりになればいいと思っていたし、珍しがられるのも少しの辛抱だと思ってさえいた。
ここでエミリーの携帯が鳴る。開いた口が閉じる間もなく一瞬で、その場の空気が変わったのが分かった。「戦闘態勢」の声が響く⁈その意味を、アンドレアは数分後に理解する事となる。もの凄い緊張感だった…。
立ち居振る舞いだけで、彼女がミランダ・プリーストリー★メリル・ストリープ(宮寺智子・夏木マリ)だと見て取れる。エミリーはアンドレアを追い返そうとしたが、ミランダは自らが面接すると言い出す。彼女なりにアシスタントが長続きしない対策を取ろうとしていた。
雑誌を読んだ事も無ければ、ミランダの名前も聞いた事が無い、お洒落に興味が無く知識も曖昧。仕事は食べていく為にすると割り切っている。そんなジャーナリスト志望者を、ミランダは一目で見抜いていた。
経緯はどうあれ、ミランダの第2アシスタント面接に至る。これが現実。好感触で無い事だけは分かったので、覚悟した瞬間!合格を告げられた。その夜は同棲中の彼や友達と就職祝いを楽しむ。
地獄の日々は初日から…躊躇なくノンストップの雑用の数々に圧倒される。同時に周囲の視線が場にそぐわない服装に注がれているのを感じていた。「私は私」精一杯強がるけど…苛立ちは愚痴となって帰宅後は延々と垂れ流される。この時は…優しい彼の笑顔に飛び込んで、立ち向かうエネルギーに変えた。
1年間は絶対辞めないと誓い迎えた朝。ミランダのコーヒー、デスク周りのセッティング。アンドレア=「アンディー」と呼んで下さいと、意見を述べた怖いもの知らずは、もう居ない。かみ合わない先輩アシスタントに突っかかっている暇があるなら、ミランダの要望に応える事で精一杯。
全く似つかわしくない処で空回りしている田舎者だけど…手を差し伸べたくなる…。そんな社内の大黒柱である、ナイジェル★スタンリー・トゥッチ(小形満・岩崎ひろし)の興味をゲットしたアンディーは、彼のヒントに助けられる。
どこの世界にも見られる光景。見下す者と育てようとする者。どちらも気付けばアンディーに引き込まれていく。ちょうど人間関係が回り始めた?と感じた頃、試練が与えられるもの。
家賃の滞納を心配した父親との食事会もミランダにはお構いなし。父親が呆れる程ブラックな上司ぶり。悪天候で空港は全便欠航になり、プライベートジェットも全滅。ミランダのネームバリューも意味を成さず、結局家族の晴れ舞台を見逃した。
この出来事でアンディーの首が飛びそうになった。彼女の静かな怒りは、更なる無理難題を出される始末。「どうにもならない事がある」と主張する彼女にミランダのトドメの一撃が炸裂した。悔しさのあまり第2アシスタント業務を放棄し、ナイジェルの元に逃げ込む。ここでアンディーの転機が訪れるのだ。
味方だと思っていたナイジェルは、甘えている!と突き放した。驚いたアンディーは「こんなに頑張っているのにミランダは一言も褒めてくれない」と泣く。ナイジェルは変わらぬ声のトーンで、いかにアンディーが立って居る場所が羨望の眼差しの場所なのか?継続し続けていく事の難しさとプライドを気付かせてくれた。
我に返ったアンディーは、最短でランクアップの方法を閃く!もちろん協力者はナイジェルだ。彼のセンスとコネを無駄なく拝借し、全力でミランダに向き合った。昨日まであざ笑っていた人達が振り返るほどの結果をもたらす。当然ミランダの合格点に達した感触が得られた事は、本当に嬉しかった。
身に着けるモノで自然に背筋が伸び…褒められる事で、自信が余裕をもたらす。アンディーには生まれて初めての感覚だった。勉強不足を恥、ミランダの次の行動を予測出来ると、喜びもあった。いかに今までの自分が愚かだったのかを学ぶ。
アンディーの素直さにナイジェルも喜んで見立ててくれる。ファッション界へデビューだ。悔しがっていたエミリーも協力関係が気付けてきたと感じた頃、アンディーのランクアップが迫る。一度は疲弊し逃げ出そうとしていた彼女だが、ファッションへの目が肥えた事に比例し目の前の景色も変わった。
色んな角度からのアプローチを学び、いつしか大切にして来たモノを見失って行く。新しい世界を見た彼女は天使と悪魔の世界に何を見て、何を求め、何を選んで生きていくのだろうか…
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まとめ
★アン・ハサウェイ氏は「プリティープリンセス」の後で「これはやられた!」と当時思いました。ちゃんと監督の狙い通りの愉快な作品に仕上がっています。
👇この2作は、現在primeマークが付いておりません。今日現在有料でなら鑑賞が出来ます。一部地域では見れない事もあるそうです。ご注意ください。
今作が鑑賞出来た事で、次は👆
この2作品が観たくなりました。
👆この辺は今日現在primeマーク付きです。
一部地域では見れない事もあるそうです。ご注意ください。
★アン・ハサウェイ氏何故か彼女は周囲からのブーイングが多いのですが、人気作品で世界的に評価されている物語に、多く出演されているんですよね😲不思議です。個人的に好きな女優さんなので、雑なコメントが悲しく感じたりするんですよね…。
今では、少しハマらないかもしれませんが、悪魔的な最悪の上司役を見事に演じた★メリル・ストリープ私は嫌いではありません。それは字幕で見た初見から変わりない。次の機会に吹替版を鑑賞し夏木マリさんが担当した第一声で取り込まれた記憶があります(失礼な言い方でしたらごめんなさい)👏拍手したほどハマリ役だと思いました。懐かしいです。
同時にどちらの女優さんの主演映画を鑑賞しても、必ず今作が「観たいな~」と思っていたので、今回見付けて飛びついての視聴です。本当に嬉しかった🥰❣
👇この作品の時は衝撃的でした。
大人向けシーンが登場しますのでお気お付けください
👆今日現在primeマーク付き
一部地域では見れない事もあるそうです。ご注意ください。
「初心に戻る!」
ピンチをチャンスに変える…このくらいの気持ちを持って臨めば、大抵の事は乗り越えて行けそうな気がします。渦中では「何で今?」「何で私?」その時は突然やって来るものでした。そしておそらくこれからも…
乗り越えた後に「乗り越えられる試練しか与えられない」という文言が頭に浮かびますが…。やりたくない事だけど、やらなきゃしょうがないからやっているうちに日常化したんだよ…と、それが乗り越えられた事になる⁈て思う事があります。苦しい時はありますよね。今日は🎦今作で脳の切り替え完了です❣
😆さて。次なるピンチは、何に化けるかしら❓
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おまけ
そう言えば…
今作の日本版の宣伝ポスターの一つに、押切もえさんの足をあしらった物を使っていると聞き…何故にテンションが上がったのか⁈自分でも意味不明ですが、記事を見付けて嬉しくなっちゃいました🤣
小説の登場人物たちは、意外とお口が悪く、罵倒するシーンも過激なようですが、映画の方ではスマートな表現を採用しているようです。
小説のファンの方は、変更箇所が直ぐ特定できるのでしょうか?私は逆に映画から探してみる事になるのでしょう。その機会を楽しみにしたいと思います。
👇またprimeマークが付くのを待ちたいと思っています
★サイモン・ベイカー
THE MENTALIST
メンタリストの捜査ファイルより抜粋…
忘れちゃいけないこの方。メンタリスト・シリーズの顔とも言うべき俳優さんです。物語は壮絶な復讐劇でもあるので、過激なシーンにご注意下さい。
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
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