ﾊﾟｯｹｰｼﾞからの印象と違い、★黒島結菜さんが悪女役⁈👀！が、個人的にかなり衝撃的で余韻を引きずりました。事務所ｽﾄｯﾌﾟなのか？独特なﾗﾌﾞ・ｼｰﾝの絡みでは★北村匠海さんの方が頑張った印象が残ります。しかし若気の至りならぬ…不器用さがﾘｱﾙに散りばめられていました。売れっ子な2人の、殻破りな挑戦感が響く年齢層がありそうです🥰
R15+ 付きです！ご注意ください
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視聴した作品は…
明け方の若者たち
と、👇続編の…
ある夜、
彼女は明け方を想う
…の2作品です。
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2021年・116分
明け方の若者たち
原作小説＝カツセマサヒコ氏
明大前の飲み会で出会った
「彼女」と「僕」の恋愛と、
「僕」自身の人間模様を描かれている。
本作が長編小説ﾃﾞﾋﾞｭｰ作であり、安達祐実さんや今泉力哉さん、村山由佳さん、尾崎世界観さんなど…著名人を含む全国の書店員さんから推薦の声が集まり、発売前より重版が決定！を経て2021年に映画化となったという。
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
（会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります）ご注意ください。
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主題歌
🎤マカロニえんぴつ
「ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞへの期待は」💿
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登場人物紹介
僕
★北村匠海
彼女
★黒島結菜
「僕」が一目惚れした「彼女」
尚人
★井上祐貴
「僕」の同期。ひょんなことから親友となる。
石田
★楽駆
「僕」の大学の知人。明大前の「勝ち組」飲み会の主催者。
黒澤
★菅原健
「僕」と尚人の会社の同期。
★高橋春織
★山中崇
★濱田マリ
★三島ゆたか
★岩本淳
★境浩一朗
★永島聖羅
★わちみなみ
★新田さちか
★木崎絹子
★田原イサヲ
★寺田ムロラン
★宮島はるか
ほか
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おおすじ
「彼女」★黒島結菜との出会いは…内定を勝ち取った「勝ち組」と称した退屈な飲み会だった。「退屈」を隠そうとしない表情の彼女が凄く気になったのだ。完全な「僕」★北村匠海の一目惚れ。だけど…先に帰ろうとした「彼女」が声をかけてこなかったら、きっとそれ以上の関係になる事はなかっただろう…
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ？」
先にｽｲｯﾁを入れたのは「彼女」だ。あざとい誘いに乗り、飲み会を2人で抜け出した…2012年の4月の夜。明大前の公園から、僕たちの5年間が始まった。
「僕」は人を楽しませたい
「彼女」は歳をとる事を楽しめるおばあちゃんになりたい
そんな未来を語り合った。少し年上だと知った「彼女」に、いつもなら言えないようなｾﾘﾌを言ってみた。背伸びしていたのかもしれない。
数日後、待っていた「彼女」から連絡がきた‼平静を装い応対をする。内容は演劇鑑賞のお誘いだった。小劇団の密着度と不満げな「彼女」の表情、食事中の評論。話題は尽きる事無くあっという間に時は過ぎた。
…帰りの時間が迫る中学生のように、明らかに足取りが重くなっている。その時…またも、ｷｯｶｹになったのは「彼女」の一言。初めての場所で朝を迎えた。「彼女」のｱﾗｰﾑ曲は「僕」にはとても新鮮なｼﾞｬﾝﾙで、止めようとする「彼女」の手を制止する。
一線を越えてからの2人は、寸暇を惜しんで全てを全力で楽しむ。何故か楽しい最中なのに「いつか終わりが来る」が口癖な…「彼女」のﾏｲﾅｽな言葉がそうさせた。しかし時は過ぎ、互いに社会人となり思い描いていた未来が現実に支配されていく。
消化不良は少しずつ蓄積され出口を捜し始める。互いの頑張りを支えに配属になった総務部の仕事に向き合おうとした。癖のある上司との距離感が掴める迄は苦労もあったが、入社式で出会った同期との時間も支えになる。
気付けば2013年6月。実家から独立した事で、彼女との時間が多少自由になった。同期で親友に昇格した尚人★井上祐貴の近所でもあり、色んな意味でﾜｸﾜｸが止まらない。
ｱﾙｺｰﾙで増し増しの…男のｸﾘｴｲﾃｨﾌﾞ会議を、爆笑しながら見守る「彼女」。まだ会社では、全く相手にして貰えない構想を熱く語り合う２人。若さの象徴⁈朝もやのｼｬｯﾀｰ街を3人で走り抜けるだけでも楽しかった…。
いつ頃からだろう⁈会社の入り口でため息をついてから入るようになったは。上司からは優秀な後輩に追い抜かれるな！と尻を叩かれる。そんな時、癖強めの先輩の趣味を知った。
賛同が欲しかったのに「彼女」の温度は低く微妙に拗ねる。結局気まずい空気は、2人で旅行に行く事で着地した。
「私と行かない？まだ知らない世界に…」恋は盲目？意中の「彼女」の言葉は魔法の言葉だ。世界は「彼女」で満たされる。そうして刺激を求めるように、行き当たりばったりの旅を楽しむ事になった。
いつもと違う新鮮さに夢見ているみたい！と、少し大げさにはしゃいだ。そしていつもの…現実に引き戻すような言葉。矛盾する不安定な「彼女」が顔を出す。かき消すように「僕」を主張した後、好きが胸いっぱいになって涙が溢れた。
数日後、製造部で緊急性の高い事故に対応する。落ち着いた後…正直な気持ちを尚人に吐露した。息が詰まる会社や夢見た未来とは異なる現実。「わからんでもない」と返答を聞くと、2人で気晴らしに出る。ﾓﾔﾓﾔ期は、仕事の事だけでなく「僕」のﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄにも由来していた。
「僕」と「彼女」の繊細な関係を尚人は知っている。ひたすら「彼女」からの連絡を待つ事しか出来ない現状を…。
人間の体は、暖かいものと甘い物を体に入れると、落ち着くようにできている
尚人の言葉が染みる…。
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まとめ
正直な感想としては、ｱｲﾄﾞﾙが脱皮する時のような感じが伝わってきました。それが、監督さんの狙いなのか？それとも事務所からの制限なのかは分かりませんが、成長過程を見せられているような錯覚を覚えました。これは批判では無くて、良い意味でﾘｱﾙなﾓﾔﾓﾔ感が伝わってきて、むしろより現実的です。
実際、ほぼほぼ似たようなｼﾁｭｴｰｼｮﾝの友人が居ました。時はﾊﾞﾌﾞﾙ…昭和の時代。照明が白色ではない事も、懐かしい時代を思い起こさせます。ﾋﾞｼﾞｭｱﾙも意識したのではないかと思ったりもしました。
そして鑑賞が終わって、こういった感傷に浸っていると…関連作品を発見！「ある夜、彼女は明け方を想う」時計が気になりつつ…「45分」の数字に流される事に…。
「彼女」の言動の全てが解明されます。夫との出会いから結婚。就職した会社への熱意と夫との擦れ違い、現状独り暮らしの経緯。退屈な飲み会への参加経緯…などなど。
小悪魔的な衝動。感情が入り過ぎて相手への思いやりが欠けた言い方。良く見られたいという時期からの変化。１つ１つを救うと理解出来る事柄が、物語の全容をみると残酷であったりする。
誰かにとって良い人でも、誰かにとっては良い人とは限らない。今作で切り取った部分＝この物語のその後を歩んでいる私の友人は、ｹｰｽ①なんだよな…🤔色々と脳内がｻﾞﾜｻﾞﾜした作品となりました。
頭の中が散らかって来たので、この辺で失礼しますが…今作を誰かと共有して、題材とするのも良い時間かもしれません。ただ…「R15+」なのでご注意下さい📢
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おまけ
2022年・45分
ある夜、彼女は明け方を想う
ｽﾋﾟﾝｵﾌ アナザーストーリー
「彼女」の知られざる「秘密」
2022年1月8日より
Amazon Prime Videoにて配信
彼女★黒島結菜
僕★北村匠海
彼女の夫★若葉竜也
彼女の友人★小野花梨
監督＝松本花奈氏
脚本＝小野寺和久氏
作＝カツセマサヒコ氏
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最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。
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