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Fukushima 50 🌊🔥🌸邦画を視聴🎥キャスト=佐藤浩市さん、渡辺謙さん、吉岡秀隆さん。ほか...※事実に基づく物語...。

Fukushima 50
🌊🔥🌸邦画を視聴🎥
キャスト=佐藤浩市さん、渡辺謙さん、吉岡秀隆さん。ほか...※事実に基づく物語...。

★2020年🌟122分

★共演者★
緒形直人
火野正平
平田満
萩原聖人
堀部圭亮
小倉久寛
和田正人
石井正則
三浦誠己
堀井新太
金井勇太
増田修一朗
須田邦裕
皆川猿時
前川泰之
ダニエル・カール
小野了
金山一彦
天野義久
金田明夫
小市慢太郎
伊藤正之
阿南健治
中村ゆり
田口トモロヲ
篠井英介
ダンカン
泉谷しげる
津嘉山正種
段田安則
吉岡里帆
斎藤工
富田靖子
佐野史郎
安田成美
ほか

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

はじめに...
2011年3月11日
マグニチュード9.0日本の観測史上最大となる地震による被害を受けた方々、そして関係者の皆様、並びに巨大津波の影響による被害を受けた方々や、関わった皆様方の早きの復興とご多幸を心より祈らせて頂きます。


これからも語り継いでいこうと思っております。


※記憶に残る実話でもあり、事実にそったシーンではネタバレになる可能性があります。そして文章力が低い事も、あらかじめお詫び致します...。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

誰もが何気なく昼過ぎの時間を過ごしていたであろう2011年3月11日。午後2時46分。緊急地震速報があちらこちらで鳴り響き、尋常じゃない事態に呆けた人も大勢いたことでしょう。各地で被害が多発し福島第一原子力発電所も深刻な事態に陥っていた...。


緊急対策室総務班職員の浅野真理(安田成美・実際のモデルは佐藤眞理氏)が拡声器で呼び掛け、所長の吉田昌郎渡辺謙)は点呼を指示した。


福島第一原発)←以下省略。 1・2号機当直長である伊崎利夫(佐藤浩市・実際のモデルは伊沢郁夫氏と曳田史郎氏の2人の当直長)は訓練通りにモニターを確認させた直後、暗闇になり非常用の発電機に切り替わった。


40年前後問題なく今日に至るが、吉田は大津波の警報が気になり伊崎へ警告する。2人は同じ歳で旧知の仲、何気に心強い。津波用のマニュアルを一応準備する程度で、根拠の無い慢心からまだ悠長に考えていた...。


余裕をみせていた作業員が必死に逃げ出す頃には、大津波だと黙視出来る程迫って来ていた。津波は一気に建物に侵入し非常用の電源もショートさせてしまう。高炉の電源が落ちた事で事態は急激に深刻化する。中層ではまだ原因が解らず、電源が使用できない事から予想される事態が懸念されていた。


非常用の電源も使用不可能と解り、吉田は東京の本店に「10条を宣言」する。これにより地震から僅か1時間後には異常事態から緊急事態へと移行され「緊急時対策本部」が設置された。


地震から6時間が経ち周辺住民の避難が開始される。伊崎ら作業員は原子炉制御に奔走し指揮を統括する吉田は、温度差のある本店や首相官邸との不毛なやり取りに怒りがあらわになる。各セクションでも想定外の事態にパニックが起こり迅速さに欠けていた。


暗闇の伊崎たちの元に、津波を黙視した2人の作業員が駆け込んできた事で、建物内に津波が侵入し水没したと知る。報告を受けた発電班長の野尻庄一(緒形直人)が吉田に報告し、即座に本店へ電源を要請。冷却の為に消防車の手配もした。


だが、消防車は瓦礫に阻害され動けず、もう1台は地震により損傷し出動不可。空輸は悪天候と重量に阻まれ、何一つ進展の無いまま現場は命の危険にさらされ続ける。高電源圧が欲しいのに到着したのは低電源圧。準備が整っても待機命令が出たりと全く報われない。現場の努力もむなしく事態は悪化していく...。


まだ余震は続いているが、伊崎は最悪の事態から逆算し、皆が被爆するまでの段階に、どれだけの猶予があるのか?回避する術があるのか?実態を把握する事は重要だと考える。しかし予測不能なだけに危険度も高い為、ルールを設け全員に2人1組で行動を徹底するように指示をした。


消防車が到着したら水を入れられるようにバルブを開けて行き異常な箇所は都度吉田に報告する...と、徐々に連携が出来てきた。みんなの車のバッテリーを応用し圧力計を復旧すると...1.5倍の数値で、いつ爆発してもおかしくない現状を知り呆然となる。伊崎と吉田は瞬時に...もう「ベント」しかないと...。

※ベントとは
圧力が大きくなりすぎて核納容器が爆発するのを防ぐ為に圧力を外に逃がすこと。


周辺地域は放射能に汚染されるが、爆発させてしまうと拡散し、より広範囲が汚染されてしまう事。水を潜って外に排出される為、放射能物質は千分の一になるハズ!と、東電上層部が内閣総理大臣佐野史郎・実際のモデルは菅直人氏)に説明した。世界でも実践した事が無い為、これ以上の詳細は知り得ないという...。


この世界初の試みは、電源が失われている現在、手動でやるしかない。放射能の真っ只中の原子炉に突入するしか...。現場の人間も承知して準備を進めていたものの簡単に指示してきた東電幹部に腹立たしさを覚える吉田。


苦渋の思いで伊崎に内線を...。人選を任され3組6名...若手は残しベテランで構成した。地震から12時間20分後記者会見にて、一般向けのベントの説明がされるが、しどろもどろで要領を得ない。記者の怪訝な顔も仕方がない。


大森久夫(火野正平
井川和夫(萩原聖人


工藤康明(石井正則
矢野浩太(小倉久寛


平山茂(平田満
※実際のモデルは平野勝昭氏松田宗介(池田努


と、準備が整うが住民の避難待ちという状況で急ブレーキがかかる。なんと!これから総理が視察に行くからよろしく頼むと本店の言葉に絶句する吉田。誰もが何故今⁉️と思う中、マスクの用意も含め丸投げとは...吉田の罵声に周囲の心の声も同じだったに違いない...。


要請を受けた自衛隊員が続々と到着し、住民の避難は完了し、総理への説明も済む。いよいよベント開始の合図が...。外部との連絡は一切遮断した状態で現場まで行き、ベント用の弁を手作業で開け20分で戻ってくる。ぶっつけ本番な上、過度なストレスの中、成功したペアと断念したペア。限界ギリギリまで頑張る作業員たち。


彼らが諦めてしまったら...関東全域が滅亡してしまう。そんな時、他が安定したからと前田拓実(吉岡秀隆)と内藤慎二演(三浦誠己)が駆けつけてくれた。悲観的な空気が変わる。何とかベントが成功した。しかし現場の疲労はピークに達し、エンジニア同士が対立してしまう。


一進一退を繰り返し...ついに爆発が起きてしまう...。そして、またも人選し人数の縮小。若手の後ろ姿を見送り残ったベテラン エンジニア達は全員が覚悟をしていた。明るいニュースは何一つ無い中、さらに爆発が起き...。残った2つまでも爆発したら、チェルノブイリの非ではすまない汚染が...。希望も無く憔悴しきり、本店とは既に会話は成立しない。


吉田は建物内の協力企業の面々や自衛隊員を前に、一刻も早い避難を勧め、お礼の言葉と共に深々と頭を下げた。東電本店に乗り込んだ総理も覚悟を決めた。エンジニア達も更に少人数に...。言葉にはしないが今生の別れと...。各々、家族に連絡をする。それぞれの長い夜がついに!


そして
作戦名は
「ともだち」
支援に手厚い感謝を...。

生きて帰る!
家族の元へ...

家族も...
ずっと一緒に戦ってたよ。

2014年春
伊崎は吉田からの手紙を握り締め満開の桜の下に立つ。2010年6月に赴任し僅か9ヶ月での大惨事に見回れ、2年後に癌でこの世に別れを告げた...。遺影はあの時の吉田のまま。


今年も桜が咲いたよ...。


★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

Fukushima 50』は、2020年3月6日に公開された。

門田隆将氏 原作の『死の淵を見た男 吉田昌郎福島第一原発』より映画化。

福島第一原子力発電所事故発生時に発電所で対応業務にあたった約50人の作業員たちを描いた作品

海外のメディアでは...
暴走する原子炉と命がけで戦った人たちを...

通称「Fukushima 50」フクシマ フィフティと呼んでいたという。

そして今回のオリンピックにも繋がる...復興五輪とされ、福島からのスタートとなった...とのこと。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

ドルビービジョンを日本で初めて使用した作品ということ。興味のある方は検索してみてはいかがでしょうか。


既にお気付きだと思いますが...登場者は架空の人物で、実際のモデルとも異なっています。会社名さえも!ここは、監督の拘り⁉️監修の拘り⁉️


難しい事は置いておいて、単純に忘れてはいけない...風化しちゃいけない内容な気がして...でも少なからず自分も体感した実話な事から、公開されても直ぐに観る事が出来ませんでした。視聴は頃合いを見計らって!と考えていた。昨日の「ソルト」を観た後、今なら観れると思って視聴に至った。この感覚は、ちょっと上手く説明できなくて...すみません。


きっと苦しくて観ていられない人も居ると思います。(私にとって戦争関連の映画がソウなので...。)そんな時は無理しなくて良いと思います。見れる感情のタイミングが合った時...見れる人が観て後世に伝えて行けば良いと考えています。そしてそういった作品を、周囲の人に伝えて何度も反面教師にさせていただいています。記憶が鮮明なうちに色んな角度で、また色々な尺度で、いろいろな立場で...これからもリレーのように伝えていきたいと思います🍀


解釈や視点によって捉え方は変わる。個の意見は意見で、きっとアイデアが誕生する事もあるハズ...。抗えない自然からの大災害。備え、危機管理へと繋がる事も...。何からどんな事に繋がるのか、今は想像がつかなくても発想の転換に役立つかもしれません...。


いろんな感想があって、交換したり掘り下げてみたりも良いと思う。歴史の諸説のように、独自の進化をしていくかもしれない。知っておく必要がある。と...。それはそれ。見守り続ける事もできる。


多少の脚色はあるでしょうし、映画をまるまる鵜呑みにはしていない。自分の意見を推す強さも持ちあわせていないけど...。感謝している気持ちを表したいと思い、ひっそりと綴ってみました。

★🌟🌟🌟🌟🌟🌟★

深く感謝しています。関係者の皆さん。助けて下さってありがとうございました🍀

皆さんが幸せでありますように...✨

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