今作では「王子は何故野獣になったのか?」野獣の過去に焦点が当てられている。クリストフ・ガンズ監督はジャン・コクトー氏を尊敬しているが、リメイクではなく新しいおとぎ話を映画化したかったと語っているように、オリジナル寄りの映画として楽しめた。
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視聴した作品は…
(字幕版)
監督=クリストフ・ガンズ氏
※フランスの童話「美女と野獣」を本国(フランス)で実写化。
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2016年・113分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能です。
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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登場人物紹介(吹替)
ベル
★レア・セドゥ
(渋谷はるか)
野獣 / 王子
(山路和弘)
🤣👆怪盗「ナイト・フォックス」別名モレッティ{オーシャンズ12のイメージが強く残り過ぎていて、不思議な感覚で観ていた。
商人・ベルの父
(塾一久)
ペルデュカス・マキシムに借金を踏み倒された頭
(斉藤次郎)
アストリッド・占い師でペルデュカスの恋人
★ミリアム・シャルラン
(早川舞)
アンヌ・ベルの姉(クロチルドと双子)
★オードレイ・ラミー
(水野ゆふ)
クロチルド・ベルの姉(アンヌと双子)
★サラ・ジロドー
(斎藤恵理)
マキシム・ベルの兄(商人の長男)
★ニコラ・ゴブ
(田村真)
ジャン=バチスト・ベルの兄(商人の次男)
★ジョナサン・ドマルジェ
(小林親弘)
トリスタン・ベルの兄(商人の三男)
★ルーカ・メリアーヴァ
(須藤翔)
プリンセス
★イボンヌ・カッターフェルト
(甲斐田裕子)
ほか
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おおすじ
母親が👦👧寝かし付ける為の、読み聞かせを始めようとした時…予期せぬ小さなお客様が🐞現れた。声を出さずに願い事をした。そして…ろうそくを吹き消すように優しく送り出し、物語が始まる。
ある日、商人は自慢の船…マーメイド号・トリトン号・リバイヤサン号3隻を、嵐に合って宝ごと海で失ってしまう。破産し豪華で幸せな暮らしからどん底の生活に一変する。しかし染みついた裕福な暮らしを忘れる事は出来ず、1か月経っても田舎暮らしに馴染めずにいた。
しっかり者の末っ子=ベル★レア・セドゥ(渋谷はるか)が切り盛りして、庭の草を刈り快適な家にした。そこにマーメイド号が打ち上げられたと知らせが届き、家族は盛り上がる。商人は早速長男のマキシム★ニコラ・ゴブ(田村真)と共に港へ向かう。
しかし船は借金のカタとして差し押さえられており、父の無力を目の当たりにしたマキシムは憤慨してどこかへ消えてしまった。商人は息子を探し歩き常連だと聞き及んだ酒場に辿り着く。しかしそこに姿は無く名を出した途端…マキシムに借金を踏み倒されたペルデュカス★エドゥアルド・ノリエガ(斉藤次郎)が商人を取り囲んだ。店主が味方してくれたおかげで、ピンチを乗り切った商人は何とか逃げ延びた。
だが吹雪に遭い怪我によって馬を失い、森で遭難してしまう。崖下に転落し意識を取り戻すと、バラに覆われた古い城に辿り着く。重厚な扉の隙間から声をかけ中へ進むと…気配はするものの誰の応答も無い。次の瞬間ろうそくが灯ると豪華で温かい食事が広がっていた。空腹を思い出し少し拝借すると…今度は子どもたちに頼まれた品が並んでいる事に気付く。
足を負傷して別れた馬が、手当てを受けて目の前に現れると…不思議に思いながら荷を積み城を後にする。歩き出すと見事なバラに目が止まり、ベルの希望を思い出し1輪摘み取った。その瞬間!野獣に詰め寄られ、バラの代償として命を要求される。何故か1日の猶予が与えられ解放された。家に戻り、体験を語り子どもたちに別れを告げた。
バラを盗んだ事に責任を感じたベルは決心する。「私を忘れないで」と家族に言い残し合言葉を口にした。日の光に照らされた古い城に入ると、豪華なベッドの横にはドレス⁈不思議な水が荒れた手をケアしてくれる。ドレスを纏うと野獣が現れ死を覚悟していたが、決まった時間に夕食を取る事以外に何も無かった。
部屋へ戻り豪華なベッドに横になると…直ぐに眠りに落ちる。すると幻想的な光を放つ蛍が夢を運んで来た。王子と婚約者の王女の夢⁈翌日、恐怖よりも好奇心が勝り城外へ出た。そこで墓を見付け、実在の王女の夢だった事に気付く。
複雑な心境のまま食事の鐘が鳴り、おかげで野獣に脅える事無く対等に会話が出来た。夢の真相と野獣の正体に興味が湧き、答えを探そうと決める。一方野獣の方も彼女に興味を持つ中で人間らしさを覗かせた。ある日ベルは「家族に会いたい」代わりにダンスを教える条件を出した。
一瞬舞踏会を錯覚するほど…2人の世界を作っていたが、野獣の一言で引き戻される。もどかしい恋の駆け引きが展開されるのとは少し空気が違うが、ちょっとしたアクシデントが更に2人の距離を縮めた。野獣は1度だけ家族の元へ戻る事を許し、ベルの身を案じて魔法の水を持たせる。
家に戻ると何やら物々しい状況になっていた。そして病に伏している父の側へ寄り添うと、そのまま眠りにつき再び王子と王女の夢を見る。それが野獣の過去でもあった。目覚めたベルは野獣の心遣いを使って父を目覚めさせる事に成功。野獣の真実を知り、約束を守る為順に別れを告げ始める。
ベルのドレスから宝石を見つけたマキシムが、借金を返すため弟のジャン=バチスト★ジョナサン・ドマルジェ(小林親弘)と共に反対するトリスタン★ルーカ・メリアーヴァ(須藤翔)を説き伏せ、馬に乗って古城へ向かった事を知らされ焦る。その頃マキシムたちはペルデュカスと出くわしてしまい、そのまま古城へ案内する羽目になっていた。
必死で兄たちの後を追い走り出すベル。望まぬ来客に襲撃を受ける野獣。当たる占い師の予言は⁈
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まとめ
エンドロール前の歌詞⁈に微妙な気持ちになった。本編にそった歌詞であると思っていたからか、私にはシックリとハマらなかったのだ🙄書き出してみたが、やっぱり違和感が残るので、消去させていただきました。関係者の方…スキル不足な私ですみません💦
今作の監督は「おとぎ話の普遍性」を追求し「人間と自然の関係を描いた」と述べていて、宮崎駿氏の作品に影響を受けている事を明らかにしている。(登場する巨人⇒「大魔神怒る」)※バラに覆われた城は「MEMORIES」の「彼女の想いで」をイメージしたという。
背景や色彩…コントラストと、フランスでの評価が高いとされている事は後で知った情報ですが、開始数分の画像にとても惹き付けられるものがありました。(私は特に海の上の船のシーンが気になりました)
プロの評価は素人には良く分かりませんが、気になるとか釘付けになるには(HUNTERXHUNTERでいうところの念みたいなもの⁈😆)何かが発せられているのかもしれませんね。
★セドゥと★カッセルのペアの演技が称賛されていますが、私はプリンセスを演じた★イボンヌ・カッターフェルトから目が離せなかったです。凄く所作が美しかったのと大胆な姿も凄く綺麗でした😍
そして海外の反応が低かったと指摘されていましたが、特色の違いから好みが割れたのだと個人的に感じています。故に物語としては楽しんで鑑賞でき、良い出会いでした🍀
「美女と野獣」の出会いはディズニーでした。DVDが擦り切れる程リピートしていた記憶があります。だから今作は、あえて字幕版を鑑賞してみました。台詞や音楽その他…どんな解釈の違いがあるのか楽しめる気がしたので…。
そしたら、そもそもリメイクでは無かった😆ミュージカル調でも無かった(笑)人間の姿になっても毛むくじゃらだよ⁈😲とか私なりのツボにはハマっていました❣こうなると他の見ていない作品も気になります。視聴できる機会を楽しみにしたいと思います。
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おまけ
いづれも今日現在、Amazon prime会員でも有料で視聴が可能です。(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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