★市原隼人さん演じる川村正治と、妻の美江を演じた★臼田あさ美さんが引っ越したのは特殊な物件だった。人生の分岐点に差し掛かる年齢に焦る正治。雑誌編集者として、遣り甲斐のあるポジションを引き継ぎ、プライベートもない多忙な毎日を過ごすようになる美江。夫婦は擦れ違って行く。そんなある日、正治は前の住人で画家の倉田誠司★中村倫也と不思議な出会いをした。彼との筆談は楽しく、遭遇する事を心待ちにするようになる。この先に自分の身に何が起こるのかも知らずに…。
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視聴した作品は…
双葉荘の友人
監督=平松恵美子氏
原作=川崎クニハル氏
「双葉荘」
第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作
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2016年・116分
Amazon prime videoより
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(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
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登場人物紹介
川村正治★市原隼人
川村美江★臼田あさ美
倉田誠司★中村倫也
八井沙季★陽月華
寺田幸吉★中原丈雄
寺田直子★吉行和子
中島朋子
田中壮太郎
北山雅康
ほか
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おおすじ
共働きの夫婦が引っ越したのは「双葉荘」
日当たりの良いテラスハウスに、ほぼ一目惚れの正治★市原隼人。現実的な美江★臼田あさ美は、家賃の3万UPを気にする。しかし正治が押し切った形で不動産屋と話を進めると…不動産屋は契約の前に、何故か大家さんの元へ案内した。まるで審査でもされているような扱いに、憤慨する美江だったが正治がなだめる。家賃が振込NGで月1の集金袋を手渡され困惑したが、正治が担当する事で落着した。
アナログ大家さんとの相性は最悪だが隣人の八井沙季★陽月華さんは好印象で、穏やかな緩い付き合いが始まった。彼女の会話から単身赴任の旦那さんがいると、川村夫婦は認識。引っ越し荷物が片付いた頃、美江に責任職の仕事が舞い込む。先輩からの引き継ぎに躊躇しつつもスキルアップとして引き受ける決心をする。
正治に報告すると…喜んではいるものの様子が少し変。舞台監督からの転職を考えて動き出していると言い出した。相談も無しに実行している所に反論する美江だったが、ライター志望は正治に文才がある事を知っているので、渋々了承した。だが雑誌編集者の妻のコネといっても、現実は甘くなく…なかなか思い通りにはいかない。
職場での立場もあり妻は板挟みになる。聞いてはいたが恐ろしく忙しくなり、夫の考えが安易に見えてしまう。夫婦間での解釈と時間の擦れ違いは、想像以上にキツかった。そんなある日、正治が家で独りの時に自分以外の人の気配を感じて戸惑う。何度か見かけるうちに、容姿がハッキリと認識できるまで見えるようになっていく。
正治は挨拶の握手をしようと手を出すと、相手も差し出したが…手が触れる事はなかった。しかしこちらの言葉は伝わっている様子。意思の疎通は出来ていると分かり、なんだかワクワクしてしまう。声を発せない相手から筆談の挨拶を受け、会話が成立するようになると、盛り上がって互いに笑顔になる。
美江には見えないようで、興奮気味に話す正治を見て余計にイライラが募り、夫婦の溝はドンドン広がってしまう。2000年と1974年の時空が、ほんの数分間繋がるロマンが正治にはたまらない魅力となった。
画家だという倉田誠司★中村倫也は正治と同じ32歳。非常に穏やかな表情で嬉しそうに筆談をする。このやり取りは、暫く続くのだと思っていた。そんな矢先に思いもしなかった光景を目撃する事になる。見えない時差は倉田のと同じように触れる事が出来ない。正治には見ている事しか出来なかった…罪悪感に苛まれ放心状態になる。誰にも知られていなかった双葉荘の真実とは何なのか⁈
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まとめ
今作の★中村倫也さんは音声ゼロ🤣映像見てれば「そりゃそうだ」となりますが…インパクトが強かったです。声のトーンのせいか?🙄私の中では穏やかな役のイメージが強いので(半分、青い。…とか。)今作でも声は無くとも…おっとりした画家を想像。
仲間内では運動神経抜群な「ドS」な性分だと、番宣で友人に暴露されていた動画が思い出されます。役者さんは凄いですね。
「半分、青い。」
Amazon prime videoより
★市原隼人さんは…
最近で言えば…「教場0」ぶりで、
(時系列から言うと今作の方が先になります)教場のテンションで今作を演じていたら、また少し違った印象が残ったのかもしれないと思うと、今後の役への期待が高まりました。ハマる作品との出会いが楽しみです。
デスっているように聞こえたら、
ファンの方々すみません💦
最近の旬な女優さんは身長が低くて可愛らしい方が多いので男性俳優さんの幅が広がって、一昔前より今の方が色んな挑戦が出来るのではないでしょうか。監督さんや脚本家さん。より取り見取りで楽しいと良いですね。大人の事情があったとしても、選択範囲は広がりますものね。
本当に楽しみです🥰
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おまけ
★臼田あさ美さんは、現在放送中のドラマで悲しい役だったので、今作の中では幸せな結末を望んでしまいました。ちゃんと役に振り回されながら鑑賞しております😆
ジャンルはサスペンスに分類されていますが、易しい寄りなので緩い感じで鑑賞出来ると思います。
伏線の段階でラストが予測できる方も居るのではないかと思います。試してみてはいかがでしょうか😆
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最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
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