この顔ぶれはインパクト強め!思わず鑑賞に至る!ブルース・ウィリス氏の出演作品を振り返るのも一興だと思っていたところ、今作に出逢う。そしてジェームズ・マカヴォイ氏が、複数人を演じ分けるという難しい役処に挑戦しているのも見どころの1つ。更にサミュエル・L・ジャクソン氏が演じる繊細な体の男は、自慢のIQをいつ発揮するのか⁈目が離せない❕
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
視聴した作品は…
ミスター・ガラス
(Glass)(吹替版)
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2019年・129分
Amazon prime videoより
現在prime会員は無料で視聴が可能ですが、会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性がありますので、ご注意ください。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
監督・M. Night Shyamalan
プロデューサー ・Marc Bienstock
・Ashwin Rajan
・M. Night Shyamalan
・ Jason Blum
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
★登場人物(吹替)
ケビン・ウェンデル・クラム(群れ ザ・ホード)
ジェームズ・マカヴォイ(内田夕夜)
通称「群れ ザ・ホード」
24人の人格を持つ多重人格者。
※ジェームズ氏は今作で、前作を越える1人20役をこなした。(エンドロールで人格の記述あり)
・①ビースト(The Beast)
メインのヴィラン。ケビンが抱える人格の中で特別な存在。壁や天井を這い回る異質な能力を持ち、強靭な肉体で銃が効かない。知的だが、野蛮で暴力性の高さが目立つ。
・②パトリシア(Patricia)
落ち着いた礼儀正しいイギリス人女性。一見、面倒見がよく優しい雰囲気だが、深くビーストを信仰する様は狂気じみている。
・③デニス(Dennis)
潔癖症の成人男性。パトリシアのやり方に疑問を抱きつつある。※前作の「スプリット」では、ケイシーたちを誘拐した人物。
・④ヘドウィグ(Hedwig)
音楽が大好きな9歳の男の子。ドレイク(ラッパー)のファン。
・⑤バリー(Barry)
社交的な性格で、以前は「照明」を管理できていた主人格だった。しかし、ビースト派に「照明」を奪われてしまう。
・⑥ヘンリッチ(Heinrich)
自閉症の傾向がある男性。
・⑦ジェイド(Jade)
10代の女性。
・⑧イアン(Ian)
アイルランド人の男性でメアリーと双子の兄妹。
・⑨メアリー・レイノルド(Mary Reynolds)
アイルランド人の女性でイアンと双子の兄妹。
・⑩ノーマ(Norma)
南部訛りのある女性。
・⑪ジェリン(Jalin)
糖尿病の女性。
・⑫カット(Kat)
・⑬B.T(B.T)
・⑭ケビン・ウェンデル・クラム
(Kevin Wendell Crumb)
今作での主人格。フィラデルフィア動物園の件をきっかけにケイシーと心を通わす。
・⑮プリチャード(Mr. Pritchard)
日本映画(1950年代~80年代)専門の映画学の教授。
・⑯フェリダ(Felida)
スペイン語の話者(女性)
・⑰ルーク(Luke)
南部訛りがある男性。
・⑱ゴッダート(Goddard)
・⑲サミュエル(Samuel)
・⑳ポリー(Polly)
パトリシアに必要以上に媚びへつらう女の子。
※20人の人格以外にも、前作で登場した歴史オタクのオーウェル(Orwell)、バーニス(Bernice)、ラケル(Rakel)、アンセル(Ansel)という人格も確認されている。
デヴィッド・ダン(監視人オーバーシーヤー)
ブルース・ウィリス(磯部勉)
不死身の肉体を持ち、悪を感知する能力を持つ。唯一の弱点は水。
イライジャ・プライス(ミスター・ガラス)
サミュエル・L・ジャクソン(手塚秀彰)
IQは非凡ながら…生涯で94回骨折した経験を持つ、壊れやすい体。
ケイシー・クック
アニャ・テイラー=ジョイ(志田有彩)
ビーストが首謀した事件での唯一の生存者。
エリー・ステイプル医師
サラ・ポールソン(園崎未恵)
デヴィッドたち3人を治療する精神科医。
ジョセフ・ダン
スペンサー・トリート・クラーク(福山潤)
デヴィッドの息子。
ミセス・プライス
シャーレイン・ウッダード(一柳みる)
イライジャの母。
ピアース
ルーク・カービー
精神病院の職員。
ダリル
アダム・デヴィッド・トンプソン
精神病院の職員。
ジャイ
M・ナイト・シャマラン(宮本淳)
ダン家が経営する店に防犯カメラを買いにきた男。スタジアムで警備員をしていた頃のデヴィットを覚えていた。
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おおすじ
強靭な肉体を持ち感覚で悪を察知する能力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24人の多重人格者であるケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、高いIQを持ちながら94回も骨折するという壊れやすいガラスのような肉体である事から「ミスター・ガラス」と呼ばれるイライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)…この3人の男たちが、ある施設で目を覚ます。自由を奪われ、監視を兼ねた特殊な機械によって拘束されていた。意志とは関係なく執拗な講話は続き、彼らを否定し続ける事で「スーパーヒーローの実在」に迫る研究者!そして最後の最後に明らかになる衝撃の結末とは⁈
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
まとめ
出演者の顔ぶれから…スピード感溢れる掛け合いを想像していたのでテンポに驚く。評論家の評価がイマイチだったという記事が頭を過る。裏を返せば、そのゆっくりとした有酸素運動のようなテンポが難解さを醸し出している気もする。
以前、ブルース・ウィリス氏の抱える病について触れた事があるが…その視点から見ても、限界に挑戦している姿に胸が熱くなる。
🎦「アンブレイカブル」(2000年)
🎦「スプリット」(2016年)そして今作と続く。
今のところ次回の続編について可能性は低いとされている。改めて3部作を順に鑑賞してみたいと思った為、今後の機会を楽しみにしていようと思う。
率直な感想としては、私にはキャパオーバーだったもよう。2回、3回と視聴して理解する必要がある映画だったようだ。縁があれば…また機会が巡って来る事だろう。…そんな軽い感じでリストに乗せておこうと思ったのだ。
最後に…
ブルースウィルス氏の数多くの出演作品から担当声優は1人のイメージが強かったのだが、今作の第一声で別人だと認識してから気になって検索してみた。
すると、私の中の声優さんは樋浦 勉(ひうら べん)氏でした。なんと‼御年80歳。演者さんよりも12歳先輩⁈😲に一番驚く❕更に局によって、其々の声優さんが存在している事を知る。大量の情報の中から、今回注目したのは…「ここ」だった事に、自分でも笑ってしまった😆
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おまけ
音楽協力について…
大人の事情なのかな?🙄エイベックスとユニバーサルミュージックとの引き継ぎ経緯も気になる処だったが、情報過多によりネットサーフィンは断念した。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟