本日紹介したい作品は…
最近では「リバース」に出演されている記事を紹介させて頂きました藤原竜也さんが主演のドラマSP
「いねむり先生」です
今作はAmazon prime videoでは配信が無く、Tevrでの視聴です。阿部サダヲさん主演の「シャイロックの子供たち」公開記念として配信されております。(期間限定ですので興味のある方はお早めにどうぞ🥰)
藤原竜也さんが現在放送中のGet Ready!に出演されている事から、目にとまり易かったのかもしれません。
今作の中で酒、賭け事、悪夢といったワードが出てきて、思わず連想したのは「カイジ」シリーズですが…強烈なインパクトを覚えたのが下記の2作でした。(蜷川氏の舞台での「シゴキのエピソード」の引き出しから登場したのだと頷けます。
①藁の楯
奇怪なクズ男を熱演
大沢たかおさん
松嶋菜々子さんと共演
意にそぐわない任務にあたる事になった5人が、10億の懸賞金がかけられた男を身を挺して移送するサスペンス・アクション。「正義」とは何か?およそ1億2千万人の全国民が敵になる😱
2013年・125分
現在Amazon・prime会員でもレンタル(有料)で視聴可能です。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
②MONSTERZ モンスターズ
自身の能力を恐れ、人目を凌ぐ孤独な男が「抹殺しなければ!」に至る変貌を遂げて行く姿を演じた。
山田孝之さん
石原さとみさんと共演
生まれつき「人間を操れる能力」を持つ男は必要な場合に使用するが、目立たず…ひっそりと孤独に生きていた。しかし…驚異の回復力と強靭な肉体を持つ彼に出会い、修正を重ねるうちに唯一「操れない彼」への怒りが芽生え、彼の大切な人が犠牲となる。「復讐」と「抹殺」が壮絶なスケールで対峙する…。
2014年・111分
現在Amazon・prime会員でもレンタル(有料)で視聴可能です。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
DEATH NOTE デスノート
の方が時系列では先ですが、漫画が先行していたせいもあり、当時どうしても原作ファンからは厳しい評価を受けていたように記憶しています。(レビュー数から…現在の評価の方が高いです)
現在Amazon・prime会員でもレンタル(有料)で視聴可能です。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
Amazon prime videoより
(会員でも一部地域の方は視聴出来ない可能性があります)ご注意ください。
こちらの2作品は、どちらも2桁リピートしていますが…今回注目した事で、関連作の中にまだ見ていない作品を見付けて、テンションが上がっております🥰鑑賞出来るタイミングを楽しみに待ちたいと思います。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
では、本題に参ります😆!
いねむり先生は2013年に源孝志氏が監督(脚本)を務めたドラマスペシャル。伊集院静氏の自伝的小説が原作になっている。女優だった最愛の妻夏目雅子さんとの「死別」「深い哀しみと悪夢」「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」…と、闇に沈んでいた。
ある人物との出会いによって再生に至るまでの姿が描かれています。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
小説の登場人物
サブロー
★伊集院静
マサコ
★夏目雅子
先生
★色川武大
Kさん
Iさん
★井上陽水
ほか
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
エンディング
🎤井上陽水
「眠りにさそわれ」💿
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
役柄・その他
サブロー
★藤原竜也
マサコ
★波留
先生
★西田敏行
黒上
井野
★谷原章介
マキコ
★余貴美子
伊佐次
★宇梶剛
フミコ
★美波
寿司屋の大将
★大杉連
寿司屋の女将
★美保純
麻雀店の客①
★萩原聖人
麻雀店の客②
麻雀店の客③
★石橋蓮司
★甲本雅裕
★相島一之
孝子
★床嶋佳子
みち子
★尾上紫
絹
★丘みつ子
容子
★青谷優衣
「サンジェルマン」のマダム
麻雀をする青年
★浅利陽介
マサオ
★川村陽介
ほか
出演者の顔ぶれは豪華です😆
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
おおすじ
1989年春。高台のジャングルジムのてっぺんで、煙突の煙を眺めていた。あの大柄な先生が煙になって天に昇っていく…。周囲から色んな風に見られていた先生だが、自分にとっては「天使」だった。破滅し、どん底から救い出してくれた天使…。
1986年秋。急性骨髄性白血病と懸命に戦っていた最愛の妻(マサコ・波留)がこの世を去った。残されたサブロー(藤原竜也)の絶望と哀しみは1年経っても癒えず、更に幻覚に苦しんでいた。
一度は克服した依存症なのに…信頼関係が築けない精神科の薬を飲まなくなり、深刻な状況だと言う医師からの忠告もどこか上の空。「自分を試す為にギャンブルをやっている」と正当化し、ギャンブルをしている時の方が冷静な分析が出来るとさえ思っていた。
ある夜、久々の再会に笑顔になった。この麻雀仲間の漫画家黒上(阿部サダヲ)との再会が、サブローの人生を変える人物との出会いに繋がる。けれど、この時はまだミーハー的な想いであったに違いない。
唐突に黒上が「会わせたい人がいる」と言いだし、店を移動した。「直木賞受賞作家」「ギャンブルの神様」2つの顔を持つチャーミングな人物だと、熱弁を聞きながら…作品は読んでいないが名前だけは知っている「先生」に会えるのだと思っていた。
新宿の路地裏にあるバーに入ると薄暗い店内に艶やかなママの姿があり、黒上は馴染みのメンツに挨拶を交わす。お目当ての人物は奥の席。なんと座った状態で眠っているという。
呆然としているサブローは置き去りに、独特な「儀式⁈」又は「子芝居⁈」からの人払いで黒上が「先生」の貸し切り権利をゲットしたらしい。
腹ごしらえに注文した料理が空になる頃には、また「いねむり」が始まる。これが症状の1つである睡眠障害「ナルコレプシー」と言われる難病を患っていると知らされた。
本人の意志に関係なく、突然睡魔に襲われて寝てしまう…治療法は現在見つかっていない。サブローは先生を自宅まで送る役を仰せつかり、この時に起こった出来事が2人の距離を縮めた。
帰郷を決意し、妻との思い出が詰まったマンションを処分した。そしてお世話になった方々へ挨拶に行く。ラストは先生。そこでまたサブローの背中を押してくれる新たな人物との出会いがあった。
旅打ちをしながら帰郷すると聞き先生は飛びついた!結局同行する事になり、珍道中が始まる。しかしその時間は、サブローにとって貴重な人生経験となった。
「人によって生かされている」
麻雀には性格が投影する。
ギャンブルで蔵を立てた人は居ない。
人は病気や怪我で亡くなるのでは無く
人は寿命で亡くなるという。
先生との旅には学びが多く、食も進み笑顔がこぼれる。しかし…楽しい事ばかりでは無く、とうとう自分の中の一番黒い部分が爆発してしまう。
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
まとめ・感想
西田敏行さんの…
現在の健康状態についての記事を目にして、何故か気になっていたので不思議な縁を感じました。
他の出演作からは
「Boss」
「ステキな金縛り」
「ザ・マジックアワー」
「俺の家の話」
「ナミヤ雑貨店の奇跡」
下記は参考までにAmazon prime videoより拝借…
個人の歴史を振り返ったら沢山有り過ぎて絞り切れませんでした💦
何はともあれ
「平成狸合戦ぽんぽこ」が登場⁈😲
🤣酒をぶら下げた狸が出没します(笑)
お見逃しなく‼
めちゃくちゃ余談ですが
歴史上の人物である「斎藤道三」を演じた俳優さんは、ベテランぞろいで名だたる役者さんのオンパレードです。
私の中の「道三」は西田敏行さんなんです🥰
木村拓哉さんの時代劇初挑戦となった
「織田信長~天下を取ったバカ~」
小栗旬さんが主演の…
「信長協奏曲」
どちらも「道三」を演じられています。カラーは違いますが、双方非常に存在感がありました。
アドリブが多く周囲を笑わせ、NGを引き出す困った人として、メイキングで共演者からのクレームが出ていた番組が忘れられません。(確か「Boss」の撮影現場での裏話)
…と、いうわけで後半は西田敏行さん一色の感想になってしまいましたが、伊集院静さんと夏目雅子さん。資料が無くてもキーワードで夏目雅子さんと気付いたくらいの認識度です。綺麗ごとばかりではない人生の一面が描かれているフィクションでした。
また、夏目雅子さん同様に本田美奈子さんも白血病と戦っておられました。志半ばで若くして亡くなられた2人の映像を、時折お見かけします。その度、圧倒的な存在感に感動し祈らずにはいられなくなる。故人のご冥福をお祈りいたします。
私の知人も1人旅立たれた為、個人的にも色々と思うところがありました。
草彅剛さんが占いの番組で「草彅劇場」を繰り広げていたように、ポジティブにあろうとしてみようかな…と思っています。全く関係のない処からですが、帳尻が合ったかのような自己解決策がみつかりました。全てが繋がる!とっても不思議ですね😆
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
🍀✨🤗✨
★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟