監督はスティーヴン・スピルバーグ氏。主演はトム・ハンクス氏。ある約束を果たす為のフライトで、空港に到着すると拘束されてしまう。飛行機に乗っている間に国が無くなってしまった知る。入国も帰国も出来ず、ターミナルに閉じ込められてしまった。言葉も分からず絶望的な状況だったが、観察力と行動力で逞しく立ち回る。理不尽な処遇を受けても、人間らしい生活を切り開いていく。ある人助けで名が知れ渡ると、いつしか…大多数の空港内で働く者たちに受け入れられていた。
視聴した作品は…
ターミナル
The Terminal
監督=スティーヴン・スピルバーグ氏
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2004年・129分
Amazon prime videoより
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登場人物紹介
吹替(DVD版)(フジテレビ版)
ビクター・ナボルスキー
建設作業員として大工仕事が得意な40代の中年男性。少々要領が悪く不器用で損をするタイプだが、他人との距離の詰め方が上手い。非常に真面目でバカ正直な性格。とても努力家で歴史好き。全く話せなかった英語を短期間で習得していく。
アメリア・ウォーレン
ファーストクラス担当のフライトアテンダント。TPOによって27歳~33歳と偽るが…実年齢は39歳。妻子ある男からの連絡(ポケベル)を7年、待ち続けてきた。男を見る目が無い事は自覚している。歴史の本が好きで、ナポレオンがお気に入り。
フランク・ディクソン
JFK空港の国境警備局主任で、犯罪を見切るスキルを持ち、職務に対しての能力は高い。しかし、感情的な発言や陰湿な一面が悪目立ちする事から、人望が厚いとは言えない。警備局長に昇進のタイミングでナボルスキー★トム・ハンクスと遭遇し、トラブルから一時昇進延期となってしまう。
レイ・サーマン
★バリー・シャバカ・ヘンリー
空港の警備員。ディクソン★スタンリー・トゥッチの部下で、ナボルスキーを定位置へ案内した時は高圧的な態度であったが、彼を監視しているうちに次第に変わって行く。
ジョー・マルロイ
★シャイ・マクブライド
空港の職員(貨物輸送担当)
ナボルスキーと友人になる。
エンリケ・クルズ
フード・サービス勤務。入国審査官のドロレス・トーレス★ゾーイ・サルダナに好意を持っており、ナボルスキーとの連日のやり取りを見て、協力してくれたら機内食を提供するとナボルスキーに交渉してきた。
ドロレス・トーレス
JFK空港の入国係官。ナボルスキーが毎日通って来る事から会話が弾むようになる。ナボルスキーが仲介役となりエンリケ★ディエゴ・ルナとの距離が縮まる。
グプタ・ ラハン
★クマール・パラーナ
(塾一久)(永井一郎)
JFK空港の清掃員。口癖は「予約とってあるか?」唯一の楽しみは…わざとモップで床を濡らし、滑って転ぶ人を眺める事。インド・マドラス出身で逃亡中な為、用心して目立つ行動を嫌う。芸達者で、得意なジャグリングを披露してくれる事も…。
サルチャック
★エディ・ジョーンズ
JFK空港の国境警備局長。ディクソンの上司。
ミロドラゴビッチ
★ヴァレラ・ニコラエフ
空港で騒ぎを起こして警備員に囲まれてしまう。言葉が分からず、通訳にきたナボルスキーに「父親の為の薬である」と伝えるとディクソンに取り上げられそうになる。直ぐ様彼は機転を利かせて守ってくれた。ナボルスキーに感謝する。
空港職員
★スティーブン・メンデル
カール
★ジュード・チコレッラ
ウェイリン
★コリー・レイノルズ
ナディア
★リニ・ベル
(多緒都)(加藤悦子)
ほか
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おおすじ
とある目的を果たす為に空港ターミナルにいたビクター・ナボルスキー★トム・ハンクス(江原正士)は、周囲が騒がしい中…入国ゲートで足止めされる。彼が飛行機に乗った直後に祖国が消滅してしまった😱その為パスポートが無効となり入国ビザは取り消されてしまった。当然出国する事も出来ない…完全に行き場を失ってしまう。
ナボルスキーは別室で説明を受けるが、言葉の壁に苦戦し理解がおぼつかない。結局、仮処置が取られ15分だけ通話できるテレホンカードとポケベル、専用箇所への出入り用通行証、食事のクーポン券など…一式を渡され移動を強いられた。
そこは空港内の国際線乗り継ぎロビーで、乗客以外には入れない制限区域だ。この時から数か月…長い空港生活が始まる。テレビの映像を見て…ようやく母国の状況を知り、自身の置かれている立場を理解した。
ドア1枚を抜ければ…そこはアメリカ。監視は緩く不法入国、つまり脱走しようと思えば可能な場所。目の前まで行ったが、ナボルスキーはその一線を越えなかった。罠を張ったフランク・ディクソン★スタンリー・トゥッチ(佐々木勝彦)(大塚芳忠)は、昇進を目前に控えた視察を控え面倒事を避けたい。ナボルスキーを手っ取り早く追い払おうとしていたのだ。真面目な性格が自身を守る事になる。
空腹のナボルスキーは空港内を観察しカート返却時のデポジット金に注目した。始めはハンバーガー1個。だが放置されたカートはそこら中にあり、次第にお腹いっぱい食べられるようになる。しかし、監視していたディクソンは求人募集をかけ、その仕事を奪った。
食べる為に仕事を捜しターミナルの店舗を回り始めたが、身元が保証出来ず住所も不定。そんな時、ボロボロの壁に目が止まり、一心不乱作業をした。意図した事では無かったのだが、この大工仕事の腕を買われターミナルの内装業で働く事になる。
安定した賃金が手に入り、少し身の回りに気を遣う事が出来るようになる。フライトアテンダントのアメリア・ウォーレン★キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(深見梨加)(安藤麻吹)と食事に行きたいとの想いからだった。
この頃には…人助けした事が武勇伝として空港内に広がり、空港職員たちとも打ち解けて、友人たちも出来た。全く話せなかった英語も、通訳出来るほどまでに上達を見せる。上手く回り始めたのだが、試練は突然やって来る。
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まとめ
大事に持っていた缶の中身に「ジーン」👀💦となった。そして下記の「キャスト・アウェイ」の頃から、観たかった🎦「ターミナル」がやっと見れて感無量です。
久しぶりに鑑賞してみたら、随分自分勝手に脚色しちゃっていた事に気付きました。前回の感想(記事に書いた事は無い)とは、違ったものになっていると思います。
観ている側に託すような終わり方に、賛否両論あるようですが、総合的なレビューは高いようです。今作を見たいと思った方は、今の機会をお見逃しなく…。初見の方は出会いを大切にして頂けたら幸いです。
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おまけ
下記は今作より4年前の映画でやはり若いです😆
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キャサリン・ゼタ=ジョーンズ氏
パッケージの彼女に惹かれたのは「ターミナル」からの懐かしさもあったのかもしれないと今作を観終わって気付いた。
映画鑑賞の選ぶ参考になれば幸いです🍀
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最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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